リンパ腫闘病 PR

食べることを忘れてしまったポーチーの唯一覚えているモノ【愛猫のリンパ腫闘病日記53】

記事内に記載のリンクは商品プロモーションを含む場合があります

まだ食べない。これはまずい。

まっっっっったくだ。少したりとも食べようとしない。

もう副作用期間的にも、流石に食べないのはおかしい。

自発的に食べたくない、と言っても限度がある。

ただ気持ち悪い、ただ口が痛い、それだけでここまで嫌がるものか?

いや、猫は神経質な生き物だ。口内炎があるだけで食事をしなくなってしまい、強制給餌生活になってしまう子もいるらしい。

それを考えれば、この「イレギュラーすぎる環境」に、ポーチーの体や感覚が悲鳴をあげているのかもしれない。

兎にも角にも、自発的に4,5日食べていないなんてのは、もうありえないし、放っておくこともできない。様子見しよう、なんて猶予はない。

ひとまず強制給餌でもいいので、適度に胃に何か入れなければならない。

ここ数日で最も状態が悪い

いや、ここ数日どころか、過去最高に状態が悪い。

食べない上によだれも止まらない。ぐったりしてあまり動かない。

当たり前だ。数日まともにご飯を食べていないのだから。何日も食べてないなんて人間だったら歩くことすら厳しい。

チュールやモグリッチなど液体系のおやつやご飯を吐き戻しはしないよう少量ずつだけ与えてはいるが、本当に申し訳程度。

毎朝先生に電話して、必要であれば連れて行ってを繰り返す毎日。

幸い水はガンガン飲むので、脱水はない。病院に連れて行ったら「あ、これなら皮下点滴いらないですよ」と言うこともあった。

安心のような、安心じゃないような、、、

とにかく不安で仕方がない。

ずっと暗がりにいる。

階段のいつもの場所、か、最近はなぜか3階の僕の作った猫小部屋。

ここ、みんなに使ってもらいたくてさ、DIYで作った部屋なんだ。

秘密基地みたいにしたくてさ。

誰も使ってくれなくて、僕が閉じ込められた可哀想な部屋だったんだけど・・・

まさかポーチーの避難場所に認定されるなんてね・・・。

誰も使ってくれなくていつか壊そう〜とか思ってたのですが、使ってくれて嬉しい・・・ような・・・今じゃないだろ・・・と思うような、、、

みんながあまりに使わないので、結果的に「一人になれる静かな暗い場所」になり、ポーチーのリラックスタイムが増えたと思うと、結果オーライだろうか・・・

あまりに食べないと食べるのを忘れる

以前も書いたが、猫は食べない期間が長引くと「食べる」と言う行為自体を忘れてしまう子がいるらしい。

もしかしたら、今のポーチーは食べると言う行為自体を忘れかけてしまっているのかもしれない。

リンパ腫で食べられなくなり、副作用で気持ち悪くなり食べられなくなり、やっと落ち着いたと思ったらまた副作用・・・これを繰り返しトラウマっぽくなりまた食べれなくなり、、、気がつけば食べると言う行為がルーティンから抜けてしまったのかもしれない。

トラウマも相待って、怖いのかもしれない。

でも、そんなポーチーだけど

少しも変わらないことが一つだけある

膝には乗ってきてくれるんです。

ちょっとだけね。

1日一回だけ、水を飲んだ後に「ついで」のような感じで、膝に来てくれる。警官のパトロールの警察官たち寄り所の一環みたいな。

それが心地いいのか、暇つぶしなのか、僕があまりに寂しそうな顔してるから気を遣ってなのか、わからない。でも膝に乗るという日課だけは、忘れないでくれてる。

いや、本音で言うとさ

膝に乗るのなんか忘れていいから飯食うの思い出せよ

と思います。

でも、今のポーチーにとっては

「僕の膝>>>>>ご飯」

という圧倒的な優劣がついているのだ。

すげえな僕の膝。

響介
響介
僕の膝食うか?

と打診してしてしまうくらい。わしゃゼフか

強制給餌で繋いでいくしかない

現実問題ここまで食べない状態で放置はできない。

適度に強制給餌をしていきながら、様子を見つつ、抗がん剤治療が続けていける体にしていくしかない。

ここでいう「食べない」「自発的に食べない」を意味している。

口元に持っていって、ぺろっとしてくれれば、最高だし、してくれなくても鼻や手、口の周りに軽くつけてあげて、”嫌がってつい舐めてしまう(毛繕いしてしまう)”と言う猫特有の反射を利用して、口に入れてもらうイメージだ。

ただこれもあまりに何回もやるとエグいストレスになるので、緊急時のみ。

抗がん剤を選んでしまったことをひどく後悔している自分もいるが、それを選択したから、延命になり、今もこうしてポーチーは膝にいてくれてるんだ。と。

そう思える。

だから選択は間違ってはいなかったんだと、自分に言い聞かせる。

でも辛い思いをしながら申し訳程度に膝に乗っている、なんてのは、嫌なんだ。

満面の笑みで、最高の幸せな気持ちで、心から僕の膝を堪能してほしい。

そのために、ここを乗り切ってみせる。

ポーチーがリンパ腫になってしまったことが最低最悪でもなんでも、運命なのだとしたら

僕がポーチーを助けることだって、運命なんだよ。

その決まり切った明るい未来へ、みんなで進むんじゃい

次回

明るい未来、はよ

次の記事はこちら

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。