リンパ腫闘病 PR

前回とは比べ物にならないほど食欲の落ちたポポロン【愛猫のリンパ腫闘病日記24】 

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シクロホスファミドを打ち、2日目。

初日は薬で暴れまくり、大変も大変。

投薬ストレスって猫本にはもちろんですが、人間側も

「嫌がる猫に強制的に何かをしなければいけない」

というのがキツすぎて、辛いんですよね、、、

ちなみに

これだけブログやSNSに

「〇〇したほうがいい」「〇〇しないほうがいい」って書かないでね。やってるから。と書いてるのにたくさん来ますんで、書いておきます。

投薬に役立つグッズはたくさんあります。

ピルガン

噛まれるのが怖い、薬を素手で触りたくない、と言った方にはピルガンがおすすめです。

ちょっとコツはいりますが、喉の奥にポンと落とすにはとてもいいです。

僕がこれを使わない理由(持ってはいます)は素手の方が精度が高いからです笑。

暴れる猫ちゃんを抑えながら片手にものを持っているのが、目に刺さったり、知らん間に薬飛んで行ったりしたら怖いな、、という心配性からくる理由であんまり登場しません。

ただ使いやすいのは事実なのでおすすめではあります。

そしてめっちゃ言われるのがこっち系

投薬補助おやつ

こっち系も、とても便利です。

「おやつに混ぜちゃえば気がつかないうちに食うだろ。」

という猫をめっちゃ馬鹿にした商品!ぶっ飛ばすぞ!!(どこでキレとんねん)

ジャム状、ボール状と色々あります。

こちらももちろんめっちゃおすすめ。

・・・ですが・・・

なぜ我が家では使わないのか・・・

それはね・・・

我が家の猫たち、天才なんです

急に猫自慢を始めたわけではありません。

天才なんです・・・・。

というのも。もちろん過去に試したことはあります。

その上で採用していない理由・・・それはね・・・

めっちゃ綺麗に薬だけ吐き出すんですよ

お〜〜!!!食べた食べた!と思ったら10分後くらいに・・・床に薬だけ落ちてるんですよ・・・

怖くない・・・?

なんかダイレクトにあげれば飲んだかわかりやすいんですけど、逆におやつと一緒にあげちゃうとそれがあるのが怖い・・・

ただ、粉状のお薬の時はめっちゃ有効です。

あ、もちろん普通の猫ちゃんなら吐き出さない子も多いので、そこはご自宅の猫ちゃんが天才か否かで判断してください・・・

もう一つの使わない理由

実は、僕が投薬補助系のアイテムをできる限り使わないのには理由があります。

自分の苦労を減らすため、猫のストレスを減らすため、できる限り使いたいのはわかります。

しかしね、補助アイテムや、おやつ、ご飯を駆使した投薬を長期間続けるとね。

猫は覚えてしまうんです。

するとどうなるか?一番肝心な時に、その補助アイテムが使えない、なんてことになってしまったりするんです。

おやつボールの味を覚えてしまったら、食べようとしなくなります。

補助アイテムを見るだけで逃げるようになってしまったら、今まで以上に暴れます。

抗がん剤には錠剤で投与するものもあります。

だからこそ

そういった「絶対に失敗してはいけない状況」でのみ使おうと決めています。

短期間の投薬とかなら全然問題ない!と思っています。

しかし、今僕らが行なっているのは抗がん剤治療。投薬期間も数ヶ月半年、長ければ年単位になります。

肝心な時に薬を飲めない、なんてことにならないよう、僕の指が、時間がいくら犠牲になろうと、まずは身ひとつで頑張りたい、そんな気持ちでおります。

ので

「アレしろこれしろ」って言わないでください笑。

ただ、これらの製品はマジで、便利なので、家には置いておいた方がいいです。急に病気になって、急に投薬になった際、あげられなくてテンパる、ってのはよくあります。

こういう製品が家にあれば、素手で失敗した際も焦らず他の方法であげられますからね。

我が家には投薬グッズやシリンジ、緊急おやつが常にめっちゃ常備されています。

ちなみに、これらの考え方は先生も同じで、「緊急時の手をいかに残しておくか」がかなり大事というのは同じ見解でした。以上!

2日目の様子

ビンクリスチンの時は静か目ではあったものの、意外と平気かな?

というくらいのテンション感だったのだが・・・

僕の薬のあげ方なのか、副作用なのか、体調不良なのか、、、

ご飯を食べてくれない。

カリカリとパウチ、色々出しておいたが、見向きもしない。

やはりご飯を食べないのが一番心配。。。

とはいえ先生からも

先生
先生
基本気持ち悪いもんは気持ち悪いので、食べないからと無理に食べさせたりしようとはせず、本猫の意思に任せるのも大事です。

と言われているので、無理強いはしない!

翌朝になってもご飯を食べなかったら何か考えよう、、、

と思った矢先

トイレの音が!

ウンチとおしっこをしていた。

食わねえのにすんのかい!

と思いつつ、

外に出したならまたお腹も減るだろう。

とそのタイミングで、思い立っておやつをあげてみることに・・・

すると

普通に食う!!!

モグリッチを2本!結構しっかり食べてくれた。

こういう時グレインフリー系のおやつ安心してあげられるので、とても良い・・・。

美味しいご飯を食べてほしい、と、ロイヤルカナン等のパウチを何種類か買ってあげたのですが、もしかしたらそれらが口に合わなかったのかも?

とはいえメインのご飯を食べてくれないのは心配です。

が、おやつパワーなのか、ケージから自分で出てきて(ドアを開けていたので)

家をお散歩。

猫圧にもきちんと参加し、毛繕い!

その後は日向ぼっこスタート。

こういう時に無理に食べさせたりするのではなく、ある程度自由にさせる。

日向ぼっこして、お散歩すればお腹もきっと減ってくれるだろう。

そんな期待を持って見守りながら、僕も(久々に)お仕事。

最近ちょっと疎かだった毛繕いもたくさんしている。偉いぞ!

夜には前々日にきちんと食べてくれてたパウチをもう一度あげてみて、また様子をみてよう。

膝にも乗ってくれて、とても気持ちよさそうにしている

このあたりから、我が家の猫たちの家族の絆がとんでも無く強くなっていった気がした。

その辺はセカンドブログにまとめてみたので、是非読んでみてください。

絵に描いたような一進一退が続く

夜はまた少しだけ、食べてくれました。

でも少し。

そして露骨に元気はない。

でも看護師ニックと

野次馬ボコたん

がついてくれてる。

この数日間

食べた!

食べない・・・

食べ・・・てない・・・!?食った・・!!

こんなのをひたすら繰り返している。

改めて抗がん剤治療は、飼い主側のメンタルもかなり試されていると感じた。

冷静でいなければいけない。

わかっていたはずなのに、やはりかなりオドオドする。

でもここで、オドオドし続けて無駄な時間を過ごすなんて言語道断。

冷静に、食べなかったら食べなかった理由を、記録を。

感情的になったり感傷的になったりするに決まっているのが抗がん剤治療。

でも、後ろ向きになっている暇も、意味もない。

今ここにいる最強に可愛い愛猫たちとの時間を大事に、

そしてその時間を無限に伸ばすために、ひたすら頑張るのである!!!

ファイヤーーー!!!!サンダーーーー!!!

次回

ビンクリスチンは4,5日目がだるそうだったが・・・今回は・・・?

次の記事はこちら

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。