リンパ腫闘病 PR

リンパ腫の治療後の余命の圧倒的短さ【愛猫のリンパ腫闘病日記10】

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余命やこれからについて話を進める中で、先生に治療がうまくいった後の、寛解後の余命を伺った。

「まあ、今9歳だろ?8年とか伸びてほしいよな〜」「いや、まあ最低10年とか!!!!」

「もちろん目標は1698854778567年だけどな!!!」

と希望に胸を膨らませ、妄想でニヤニヤしていると先生が資料と共に口を開いた

先生
先生
リンパ腫の治療を行い、寛解した猫ちゃんの平均余命ですが、半年です。

・・・・

・・・・・?

半年・・?

え??え?え?え??

「ちょっと!間違えてますよ!!!寛解後の話!それ治療でしょうが笑!ページ間違ってますって!」

先生
先生
治療が全てうまくいって、寛解した子の、平均余命が、半年前後です。

椅子で失神した。

完全に、気を失った。検査目、僕は駐車場でも倒れたが、あれの比じゃない。パッと気が飛んだ。

後頭部を壁にガン!とブツけ目が覚めた。

意味が、意味が、わからない。

だって、え?治療するんだよ?したのに?するのに?なんで。

え、、じゃあ、

ポーチーとは、どんなに長くても半年しか一緒にいられないの?

治療したとしても、それだけなの?

なんで?え?なんで?

完全にバカになっていた。

衝撃的すぎる事実

猫の悪性リンパ腫は寛解後も70%前後が半年から9ヶ月で命を落とす。

治療がうまくいき、寛解した後も、ほぼほぼ100%再発(再燃という)するため、抗がん剤が効かなくなっていき、いずれコントロールできなくなり・・・という感じらしい。

それが数年とかの頻度の話ではなく、たった数ヶ月で復活することもある。

聞いた話では早い子だと抗がん剤治療で寛解、治療を終えた後数日、数週間で再燃してしまうことすらあるらしい。

・・しかし、希望はある!

20%前後は1年を越すことができる

・・・うん・・・

・・・・

冷静に考えて・・・

1年って、短すぎんだろ

伸びたに、入らねえよ・・・・

そんなの、猫の匂い吸ってたら体感5分くらいですぎちゃうんだよ・・・・

2年生きた子ももちろんいる。

先生の患者さんでなんと9年生きてる子もいるらしい。

Twitter等SNSでも「6年経ってもまだ再燃なしです!」と言う子や「再燃なしで、この間天寿を全うしましたよ!」という子。

たくさんいらっしゃいます。

それが、それがたとえ1%でも、確率が異様に低くても、

そういう前向きな話を聞いて、信じて、進むしかないんだ。

だって我が家の猫はみんな、奇跡の猫たちなんだから。

絶対大丈夫。

しかし・・・

嫌な話は続く

抗がん剤は、副作用や体質によって、続けられないことが多々あること。

そうなると治療を中断せざるを得なくなることもあること。

中途半端に中断、再開、を繰り返すことで変に抗体を持ってしまい効かなくなるのが早まる場合もあること。

全員がうまく走り切れるわけではない治療・・・。

そして、抗がん剤が効かなくなったり、体調や相性次第で、どうにもうまくいかなかった場合・・・

治療でなす術がなくなったその時が・・・

”そこがその子の寿命となる”

ということなんだ。

先生
先生
という感じですから、ポポロンくんの体力や体次第なんです。あとは、響介さんの看病の頑張りにも掛かってます。

全員が最後まで抗がん剤で走り切ることはできない。

あくまで寛解した子の予後が半年から9ヶ月なのだとしたら。

治療を断念してしまった子の寿命は、3ヶ月とか2ヶ月とか、治療していない子と変わらないくらいの場合もあるのか。

なんて、なんて残酷なんだ。

寛解どころか!治すぞ〜〜!!!」という気概でここまで来たが、もはやその気分も、もう、ない。

このブログは、待合室や、ポポロンの闘病の何かをしている合間に書いている。

その瞬間、瞬間の僕の気持ちや、行った行動一つ一つを記録することで、同じ病で苦しむ方や猫ちゃんへの、ヒントや、何かしらの精神論での参考になったら嬉しいと思い、日々書き綴っている。

もちろんポポロンが完全復活して!リンパ腫に悩む人にとって最強に参考になるブログにするつもりで書いている。

しかし辛いもんは辛い

なかなか筆が進まない日や全く書く余裕のない日もあるだろう。

基本その時々に対して、リアルタイムで書いているのは事実だが記事を整え公開しているのは時系列的には少し後だ。

あまりにリアルタイムじゃ、皆様の優しい声が届くのがまた辛そうな気もして笑。

とにかく、今自分は葛藤しながら、この記事を書いている。

しかし、抗がん剤、リンパ腫、闘病の、最高の参考書になるような気持ちで書いています。

本音を言えば、自分自身の気を紛らわせたいだけなのかもしれません。

でも、全てがポポロンと僕と、みんなで歩いた道なんです。

着地はまだどうなるかわかりませんが、絶対に、最後まで読んでほしい。

そして、リンパ腫で苦しむ人がいたら、

「あの天下の猫マスターの家でもリンパ腫があったらしいよ」

とリンクを共有してあげてほしい。

僕は、人の記事や話を聞くだけで救われたし、覚悟も少しはできた。

やはり「情報」って、とても大事なんです。

こんなに辛い気持ちを体験しなければならないほど、愛してしまったんだから、絶対に、助けるよ。

次回は、抗がん剤についてわかる範囲で詳しく書きます。

抗がん剤治療をお考えの方には少しは参考になれば幸いです。

次回

改めて抗がん剤とは

次の記事はこちら

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。