リンパ腫闘病 PR

失われていく当たり前【愛猫のリンパ腫闘病日記217】

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目が見えないという現実を受け止め、受け入れ

それもありきで楽しく過ごせることを考えよう

そう思うことで、そう考えることで幾分か、楽な気持ちで過ごせている。

実際、ポーチーは変わらず過ごしているんだ。

過ごそうとしているんだ。

だったら、こっちも!頑張るよ!

キロサイドの効果

カリシはなんやかんやで、1日出ただけで、その後はなんとスッと引っ込んでくれてる。

すげえ。まさかのいい感じか・・・?

腫瘍に対して効いているのかいないのかは、1週間後の検査の時まではどのみちわからない。

このフラつきや視力が何者なのかも、わからない。

「腫瘍のせいだろ」

勿論そう思う自分もいるが

今までと明らかに違う数日間。

フラフラするし目も見えないが

「したいこと」をしようとしている。

“当たり前”をしようとしてる。

トイレも、ご飯も、ちょっと動くのも、行きたいところに行こうとするのも、ちゃんとやれてる

内臓のリンパ腫が出た時はご飯も食べないし動きもしないし「やりたいことなんてない」と言わんばかりだった。

今はそれとは全然違く見える。

「何かをしたい」と思えてるなら、それは希望なんじゃないか、そう、感じてしまっている。

しかし

突然やってきた

2階からドタン!!

という音が鳴り響いた。

ごく稀にソラ姫のトイレハイで爆発的なダッシュに耐えきれなかった爪研ぎが倒れたり動いたりすることがある。

それか!?とも思ったが、心配でたまらず見にいくと

ポーチーが、爪研ぎから落下していた。

おそらく高所で爪を研いでいて、研ぐ反動で体がゆらゆら揺れて、そのままふらついて倒れてしまったんだ。

そうか。そっか。そっか

「何かをしたい」が必ずしも

「できる」と結びつくわけじゃないんだ

痛感した。現実を突きつけられた。

ポーチーは今

「爪研ごう!」と思ったんだ。

爪を研いで狩りをするぞ!なのか

最近響介めっちゃおいかかけてくるからな!鬼ごっこの準備だ!なのか

わからない。

でも、爪を研いだということは「爪を研ぎたかった」んだよね

だから”当たり前”にそれをしたのに。

それを、失敗しちゃったんだよね。

“当たり前”が、できない。

やりたいのに、できない。

辛い。

これを境に

ポーチーは、この爪研ぎに近寄らなくなった。

このくらいの小さな段差のものに、かろうじて乗るくらいになってしまった。

背の低い爪研ぎで、研ぐことはするが、この爪研ぎに乗ることは無くなった。

頭いいね。危ないからね。

えらいよ。すごくえらいよ。

たくさん頑張ってくれてありがとう

今ポーチーがしたいこと、全力でやってね。全力で手伝うよ

やりたいこと、一個一個、全部、やりたいだけ、やろうね

僕も、ポーチーと一緒にやりたいこと、全力でやる!!!

大好き!ポーチー!

また、明日

次回

さらに“当たり前”を失う

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。