4月あたり、我が家のポポロンの体調が芳しくなく、永遠鼻水、持病の気管支炎からくる咳が、酷く、とても辛そうでした。
過去にも記事にしましたが、気管支炎を持っているので、慢性的に咳は出ているので、病院へ伺うタイミングが難しいのですが、今回はどう見ても咳が多い。
これは様子見などしている場合ではない。
信頼できる先生に見せに行くべきだと判断し、即連れて行くことにしました。
結果は・・・
「ヘルペスウイルスから来る猫風邪」
猫ウイルス性鼻気管炎とも呼ばれる、ヘルペスウイルス。
その菌が悪さをし肺にも負担をかけ、元々気管支炎だったポポロンは咳が増えてしまった、というポポロンならではの症状だった。
抗生物質を3週間程度と長めに投薬、よくなるようなら一度それで経過観察、変わらないようならステロイドを、、といった感じの治療に進むことに。
薬嫌いのポポロンに薬をあげ続けるのは結構大変だったりするのですが、、
結果的には抗生剤だけで完治でき、今は元気に走り回ってはいるのですが、絶妙に体の弱いポポロンは寒暖差などでこう言った症状が出やすくなるので、より注意しなければなりませんね・・・。
個人的にはスマートホーム系のアクセサリを活用し部屋の温度を一定に保つなど、できる限りのことはしているのですが、やはりこの時期はそれすらすり抜けてきますね、、、
と、つまるところここまではシンプルな通院のお話だったのですが・・・
なんとその際・・・
おしっこトラブルが発生
僕は日々猫の動向で気になることがあったら病院に行った際にめっちゃ一気に聞くという傍迷惑な患者なのだが、今回も同様に、相談。
その内容は・・・
最近ポポロンがお水を飲む回数が少しだけ多い気が・・・
と伺うも
しかしこれが・・・調べるの、大変なんですよ・・・」
なぜトイレの姿勢チェックが大事?
以前にも記事にしていますが、猫のトイレは健康チェックの要。そのトイレチェックには、うんちやおしっこの状態だけでなく、トイレの姿勢も大事になります。
なぜ姿勢が大事かというと、猫も老化で関節が弱くなります。
関節炎から足腰が痛み、トイレの姿勢が崩れ、トイレの失敗や、痛むからトイレをしたくない、という感情が生まれ、おしっこを我慢するように、、我慢しすぎて下部尿路系の病気に・・・
ということは非常に良くあることなのだ。
普段より体勢が変だと感じた場合関節炎や怪我などを疑ってみるのも大事なのです。
尿比重とは
簡単にいうと尿の濃さ薄さ。
あまりにも尿が薄い場合、腎臓の機能が低下していて、きちんとしたおしっこが生成されておらず、いわゆる腎不全やそれに付随した病気の可能性が出てくるのである。
健康的な数値は1.030〜1.060前後
1.020以下等になったら要検査(血液や超音波等を行い、腎臓の状態をきちんと検査する必要がある)
尿量は例えば少なすぎる場合、尿路結石などで尿管が詰まっていたり、痛みを感じるがゆえにおしっこができない状況だったり、と原因が絞れて行くのである。
猫の尿検査の大変さ
まず猫はトイレをいつするかわかりません。
そして最も厄介なことに、
見ているとしません。(性格による)
つまり、姿勢を見ようとしても、量を見ようとしても、採尿しようとしても、高い確率で失敗します。
なんやねん!!!
特にポポロンは撫でられたい欲が強すぎて、トイレをしようとしている時に僕が近くに行くと
とトイレから出てきてしまいます。可愛すぎか。
つまり、
ポポロンの採尿は、メチャ困難なのである。
先生ももちろん猫の自宅での採尿の難しさに関しては理解していて
というノリで話しています。
最悪は尿道にカテーテルを通し、尿を抜き取る、という荒技をやることもあるのですが、僕は人生で一度もその選択をしたことはありません。
痛みも感じますし、多少なり、感染等のリスクもあるからです。
もちろん僕の信頼する先生もそれを無理に勧めてくることはありません。
と常々言ってくださるのです。
しかし、ポポロンのトイレをなる早で取るのは・・・なかなか至難の業だ・・・グッ・・・
しかし、僕は気がついたのです
あ、我が家、トイレ全部撮影してるやんけ
そう・・・我が家はトレッタという爆裂やばい機能を持ったトイレを使っているので、猫のトイレの様子はばっちり全て録画済みというわけである
トレッタについてはこちらの記事から
つまり!今!この場で!!!全てを見せれる!!!ウッホ!!!
テンション上がりすぎて解説不足でスマホを取り出し
僕「あっ!僕!全猫のトイレ映像毎日撮ってるので今見ますか!?デュフ!」
先生「えっ…?全猫のを…?毎日…?盗撮してるの…?えっ…?」
とシンプルに引かれました。
いや、トレッタっていうやばいトイレがありましてね・・・と宣伝活動を行い・・・・
いざトイレ視聴会
先生に日々のトイレの量や、猫の姿勢、頻度などを、アプリを介しバンバン見せられる!
うれぴーー!!!!(変態のそれ
猫を選択し
日付、トイレを選択!
これだけで過去のトイレ映像がざっくざくよ〜〜!!!
即座に先生に見せ
「足を痛そうにはしていないと思うから、関節系ではなさそう」
「おしっこの量的にも過度に少ない感じもしない、、」
などなど、、必要な情報のほとんどが動画や回数などでわかっちゃう。トレッタ最強すぎ。
しかし、肝心の「尿比重」や、その他の数値を検査レベルで細かくは流石に測れないので結局採尿は実施せざるを得なくなりました・・・
(ヘモグロビンチェッカーなどで血中のヘモグロビンを、猫のおしっこチェックキットなどがあればお家で簡単にpHを測ることはもちろん可能です。科学の進歩に感謝)
しかし、僕は閃いてしまったのです・・・
採尿時にも役立ちまくったトレッタ
ポポロンの採尿か・・・マジで地味に大変なんだよな・・・
と採尿に頭を抱えかけたその時、閃いたのです。
「トレッタアプリのトイレ時間見たら、おしっこをよくしている時間、がわかるのでは・・・?」
即座におしっこの時間を調べると・・・
残念なことに夕方夜は時期やタイミングでバラバラなのだが・・・
朝08:30〜09:00あたりのおしっこしてる率の高さ!!!激高!ほぼ毎日!
朝08:30〜09:00に、寝室の右から二番目のトレッタでトイレをする
という謎ルーティンが判明。
猫って・・・可愛いよな・・・ほんとに・・・・
ということで、病院に行った翌朝
08:25くらいから物陰に隠れて何食わぬ顔をして
採尿に必要なウロキャッチャーと
ごっそり取る時に使うスピッツ管を
持って待機
すると・・・
きたー!!!!ポポさん!!
おしっこが開始するや否や、何食わぬ顔でおしっこを採取!!!
採れました!!!即日!!!トレッタ〜〜!!!!あんた!最高だよ!!!
その時の僕のスペシャリースマートな採尿もばっちり録画されているのであった・・・。
猫マスターの採尿ムーブがあまりにスムーズすぎて採られたことにすら気がついてねえだぜ・・・?
こうして即座に病院へ持って行き、検査・・・・
結果は・・・
尿比重1.033
平常値でした。
糖尿病やその他の数値に関しても全く問題なしの健康体。
ではなぜ、飲んでいる量が増えていたのか・・・?その疑問が残ります・・・
お前は馬鹿なのか?
という、僕が過剰に猫のペロ数判断していたせいで多く感じていただけで、実際はそうでもなかったというアホみたいなオチでした。
皆様はペロ数判断はやめましょう・・・
トイレは健康の要
猫にとってトイレは健康管理アイテム。
先生と話していても、かなり多くのことがトイレでわかる、トイレチェックをしっかりするだけで病気の早期発見に繋がる。
と日々おっしゃっています。
僕は信頼できる先生に長年診ていただいているので、先生の言うことは絶対的に守るようにしていますし、全ての発言をメモし、実行できるようにしています。
その先生の助言に加え、トレッタのテクノロジーパワーを駆使すれば、こんなにも素早く病気の予防や、早期発見に繋がる。
僕はできる限り!猫たちのために頑張るのみなのです。
猫のストレスを第一に考えて色々と助言くださる先生にはいつもマジで感謝である・・・。
そして今回はトレッタのファインプレーにも、大感謝。
これから猫と暮らそうと考えている人は、マストアイテムだと思って是非導入してください。
本当に、これから猫の寿命を伸ばすことに直接的に繋がるナイスアイテムです。
セール時期でちょうどお安く買えちゃいます!
Amazonや楽天でも買えます。
もちろんトイレとしての使用感はばっちりで、砂や、シートの自由度も高いので、導入ハードルは低いので、試してみてね〜!
サポート対応の評判がとても良く素晴らしいので、購入後何かあれば問い合わせてみてください。
マジ助かった響介と元気に走り回って顔面に落ちてきたポポロン