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愛猫が不治の病「リンパ腫」と宣告された日。飼い主はこう考える【愛猫のリンパ腫闘病日記6】

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腹水の検査を終え診察室にまた呼ばれた。

僕は虚ろだった。もう、話を聞く気などない。

学生時代に一番嫌いな先生の授業受けてる時の100倍くらい話聞く気ない。

聞きたくない

もう帰らせてくれ

検査結果など聞かずに帰ればいつも通りの日常が戻ってくる

そこまで思っていた。

しかし、先生は問答無用で口を開いた。

先生
先生
残念ですが、99%、いや、100%リンパ腫です

その時が来てしまった

”胸が締め付けられるようだ”

よくそんな表現がされます。

僕は違いました。

心臓がケツから飛び出そうになりました。いや、一瞬出てたかもしれない

全身が痛い。頭痛い。目の奥も痛い。胸はもちろん痛い。寒気してきた。手震える。足の力は入らない。あれなんか目見えなくない?耳鳴りする。口の中変な味する・・・あれ、食いしばりすぎて歯茎から血出てる?

全不調が一気に来た感じ。

リンパ腫・・・

僕が、最も恐れていた、最もなってほしくなかった、病気だ。

「いつ頃こうなってしまったのか?」

僕が、管理が甘かったのか、ちゃんと見てあげられてなかったのか

よくみていたつもり、健康管理には自信がある、そう言っていたのは口だけにすぎなかったのか・・・?なんて最低な飼い主だ・・・

後悔だけがひたすら脳みそを巡っている

すると先生が

先生
先生
リンパ腫だった場合本当に展開が早いので、この1、2週間と言うのも全然あり得ます。

と・・・・

兎にも角にも、リンパ腫についての具体的な話は確定した時に調べまくって、後日記事で書こう。。

申し訳ないがこれらの記事のほとんどを、待合室等でリアルタイムで書いていて、今は、リンパ腫の説明よりも、僕の心境や状況を丁寧に残したい。

僕のこの心境や考え方が、同じ病で苦しむ方に届き、何かの助けや参考になるように・・・。

リンパ腫は不治の病

リンパ腫で特筆すべきは

圧倒的余命の短さ

だ。

猫の資格を取る時、日頃猫の勉強をするとき、当たり前だが、絶対にかかってはいけない病気として、認識していた。

こいつの厄介なのは、ならないようにする予防や対策がないこと。

基本的に「〇〇をしたらなりやすい」等はなく(アロマや危険植物などを日常的に嗅がせたり、ストレスがかかり続けたりすると(他の病気を発症することで)リスクは上がるらしい?)

ある種突然現れる。体質や遺伝、、色々とあるのだろうが原因は細かくは不明なのだ。

そんなリンパ腫に?ポポロンが・・・?うちの猫・・・?が・・・?

信じられなかった。

先生
先生
99%とは言いましたが、正直リンパ腫であることはほぼ間違いありません。一応ここから以前も出した専門機関に今回の組織を出して、検査してもらいます。その後に、どういったタイプのリンパ腫かがわかるので、それに合わせて治療を行います。

もう「リンパ腫ではなかったよ」という選択肢は、ないんだ。きっと。

あとは、種類を知るだけなんだ。

以前の記事でも書いたように、猫の腫瘍にはほとんど良性がない。

この時点でほぼほぼ絶望確定なのだ。

どうしても信じられない自分がとった行動

検査の後やお話の最中も諦めきれず

「リンパ腫 良性」「リンパ腫 治る」「リンパ腫 完治」

と無限に、「前向きな言葉」でGoogle検索をした。

しかし、飛ぶ先飛ぶ先のリンクで、ほぼ100%の確率で残酷な結果しか出てこなかった。

きっと、宣告された皆様、絶対そうなるだろう。

これ、みんなやってるのだろう。

リンパ腫と検索するとサジェストで、希望的な言葉がたくさん出てきた。

「治った」「治るには」「間違い」「完治」「誤診」

その、前向きな検索が多ければ多いほど、現実は冷酷なんだと、痛感した。

ああ、ここから、僕らは、何をするんだ?どうなるんだ

今日から治療になるのかな?リンパ腫って、抗がん剤?放射線治療?手術かな・・・?え?まさか?入院・・・・?もう家に帰れない?

急にいなくなるなんてこと・・・ないよね・・・?

まだまだ鬼ごっこ途中だよ・・・?

僕まだポポロンに一回も勝ってないのに、勝ち逃げすんなよ?

あわあわしていると先生が一言。

先生
先生
ポポロンくんを預からせてください。検査入院させたいです。

今日の今日。本当に突然のことだった

次回

猫マスター駐車場でぶっ倒れる

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このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

本日はセカンドブログに、闘病のテーマを書きました。

とてもいい話なのにクソ気持ち悪い記事になってしまったので謝罪します。

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。