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食べられない理由【愛猫のリンパ腫闘病日記43】

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少し食べたかと思いきや・・・

翌日にはまた食べなくなってしまった。

なぜだろう。

いや、副作用なのだろうか

それとも腫瘍が戻ってきてしまっているのだろうか

いや、抗がん剤治療真っ只中で、そんなことあるのか・・・?なくはないよな・・・

以前何かで読んだ記事に

猫は長らく食べないと食べること、食べ方を忘れてしまうことがある

という旨のことが書いてあったのだが、まさか・・・それ・・・?

とにかく焦る

本猫は至って普通。ちょっと元気がない風ではあるが、毛艶も激しく悪いというほどでもない。ちゃんとかわいい。

好きな場所を選んで寝るし、見ただけでは全然元気。すごいかわいい

でも走ったり、膝に乗ってきたりはしない。そしてもちろん、ご飯も食べない。かわいいけど

焦る焦る焦る焦る

元気に爪研ぎを見せてくれるポーチー。

でも違う・・・いや、違くはない・・嬉しい・・・そうだよね・・・気持ちはきっと、元気なんだよね・・・

僕に

ポポロン
ポポロン
響介なぜ暗い顔してる?僕元気だよ!ほら!とぎとぎ!

と見せてくれてるんだよね・・・・ありがとうね・・・

でもおねがい

食べてくれ。とにかく、一口でも多く

僕の頭の中は今これでいっぱいだ。

それでも投薬は続く

食べられていないのに薬だけは投薬する。

そんなここ数日のルーティンに嫌気がさす。

空腹のはずのポーチーのお腹にあるのは、薬だけ。

しかし、もちろん辞めることなど出来ない。

食べるまでしっかり待つしかない。

でも

抗がん剤の間隔が1日空いたら、リンパ腫が少しでも大きくなるかもしれない

2日空いたらもっと大きくなるかもしれない

3日空いたら、手遅れかもしれない

逆に1週間空いたって、平気かもしれない。

何も、何も、わからない。

でも、まだたった1日ちょっと。

食べるならそろそろ食べるか?いや、まだか?

やっと一口食べたと思ったら、口からこぼれ落ちる。

これじゃ一口も食べられていないな

頼む、食べてくれ。

頭の中で同じ思考が一生ぐるぐる回っている。

治療中、食欲は落ちていたが、ここまでのことはなかった。

先生にも電話でなかなか食べない旨を伝えると

先生
先生
断定はできませんが、例えば、歯や、口内が痛かったことが関連記憶のようになって食べること自体が怖いというのもあり得るかもしれません・・・。一度食べてくれて「痛くない!」と分かれば食べるようになるかも・・・?

確かに・・・めっちゃありえそう・・・

ポーチーはウイルス騒動の時も、血ゲボを吐いてしまったショックから、絶食状態になった。

普段が健康的かつ元気すぎるが故に、身体の異常に敏感なのかもしれない。

ただここで問題になるのは

一口食べた程度では再開できない

今僕らが目指す「食べた」は、健康時に出来るだけ近い状態を言う。

そこまで回復しなければ、治療の再開のための体力は戻らないだろう。

一食たかだか30g程度のご飯。元気なぽーちーならペロリ。

そんなたった30gが無限に感じるほど、食べない。

スープパウチで匂いを出し、普段食べていて大好きなカリカリも置いておく。

それでも、食べない。

やっと食べた!?と思ったら2粒。

そのうち一粒は口からこぼれ落ちてしまう。

こんな、こんな量じゃ、絶対に再開できない。

こんな状態でもし強行再開して、抗がん剤の副作用を食らったら、絶食状態が続き過ぎる。

今は、とにかくポーチーの気持ちが落ち着くことを願いながら、できることを、しっかり頑張るんだ。

次回

翌日、病院に呼ばれました

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気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。