リンパ腫闘病 PR

もう、強制給餌をやめます。それはすなわち「余命20日が、動き出す瞬間」【愛猫のリンパ腫闘病日記243】

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ついに、ついに

最後の砦である

強制給餌を、やめることにした。

抗がん剤を辞めた時点で、わかっていた。本当はわかっていたはずなのに。

正直、心根では、0.00000000001%くらいだけ、希望を持っていた。

強制給餌をしている間に、ひっそり腫瘍がなくならないかな、実は寛解してないかな、

そんな希望、持ってはいけないのはわかっていても、持ってしまっていた。

しかし、強制給餌をやめる決断をした

これは、つまり、0.001%だろうと何パーだろうと、可能性が0になるということに等しい。

それでもこの選択をするというのは

この4ヶ月という歳月が、導き出してくれた答え

ポーチーが、僕の心のために、作ってくれた時間。

こういう人間本位の、好き勝手な解釈、綺麗事だし、人間のエゴすぎる考え方で、大嫌いな考え方だ

でも、そう思うしかない、そう、思わざるを得なかった。

「愛猫が余命20日と宣告されました」

こんな残酷なタイトルで始まった闘病記

その“本来の時間”が、今、きっと、動き出す。

この4ヶ月半は

“本当はなかった時間”なんだ。

本来失われるべきはずだった時間。

僕が、人間が、作り出した、わがままな延長期間。

たくさん、辛い思いをさせてしまったね・・・

それでも、僕らが過ごした大事な大事な4ヶ月半。

この4ヶ月半が幻だったとか、なきゃ良かったとか、そんなことは微塵も思わない。

僕は、この4ヶ月半を一緒に歩めたことを、後悔していない。

この時間がなかったら、ストレートに余命の20日を過ごしていたら、僕の心は何一つ耐えることはできずに精神崩壊していただろう。

「余命」「寿命」「お別れ」

読みたくもない、見たくもない文字たち。こんな言葉たちは無くなってほしいとすら思う

それでも、僕たち飼い主は、猫という世界最強に幸福をくれる動物との暮らしと引き換えに、それと向き合う責任と覚悟を、負わなければならないんだ。

だから、闘病一つ一つに、全てに、責任を持つ。

決断一つ一つに、責任を持つ。

だから

責任を持って、強制給餌を

やめます。

僕がころしたと言われてもいい。僕のせいだと言われてもいい。全ては、僕が決めたこと。

それでいい。やめる。

これが、僕とポーチーとの暮らしの、最後の、選択だ。

抗がん剤をやめて、投薬をやめて

強制給餌をやめる。

これは、正解なのか。

不正解なのか。

いや、闘病に不正解なんてないんだ。

数ヶ月前だったら、不正解だったかもしれないし、もっと前なら逆に正解だったのかもしれない。

でも、とにかく、今という、この時間、タイミングにおいてのこの決断、決断したタイミングが、常に正解なんだ。

きっと・・・

「猫マスターそりゃものすごい覚悟で決めたんだろうな」

・・・と思うでしょう?

実は、意外と違うんです。

なんとびっくり、にこやかな顔で、この記事も書いています。

すんごい暗い顔で、苦渋の選択で、どうしようどうしようどうしようどうしようと涙ながらに嗚咽しながらやめたようなイメージになってしまっているかもしれない。

でも、実は違うのです。

「・・・よしっ!もう!やめるか!!!」

実際に、やめるのを決断した瞬間はこんな感じだった。

突然、「もう、やめよ!」と、脳内がやめる選択で支配された。

もう!やめよ!マジで!ごめん!!わがままで!!

と、抱きしめて、終わりにする決断をした。

強がりではない。

本当に、今日のおやつ何にする?と、決めるくらいの感覚で、やめる決断をした。

もちろんずっと悩んでいたし苦しかった、感情がないわけではない、失ったわけでもない

でも、とにかく、その瞬間は、一切の迷いなく

やめる!ごめん!やめよっか!!

とにこやかに、決断をした。

それはなぜか

多分、抗がん剤をやめたその瞬間から、この日のことは考えていた

抗がん剤をやめることを決めた時に、この覚悟はしていた

後は、そのタイミングが分からなかったけど

ポーチーがさ、喉が辛そうで、飲み込むのも辛そうで

そして何より

たった24時間しかない一日のうち30分も1時間もかけて、ポーチーに「嫌な思い出」を「響介との辛い思い出」をひたすら植え付けて、どうすんだろ?

そう思った。

ポーチーと

残り、あと、どれくらいの時間一緒にいられるか分からないのに。

辛い苦しい時間のために、時間を割いてる場合なのかなって。

これからも強制給餌を続けて、無理やり強制給餌して、もし、万が一その10分後に最期が来てしまったらさ、嫌な思い出だけが、残っちゃいそうじゃん。

だったらさ

一緒にパトロールして

一緒にトイレして

一緒に一緒に寝て

一緒にテレビ見たりゲームしたり

膝に乗って、腹に乗って、楽しく過ごそう

“残りの時間”

そんな表現は嫌だし、したくないけど

その残り時間の100%を

最高に、最高に、最高に、幸せな時間にしてみせる

ここからは

“辛い”は、一切なしだよ。

「リンパ腫自体の辛い」だけが、心配だけど、もう、全て、ポーチーのために動く!!!

強制給餌をやめると、果たして猫は、どうなっていくのか

何もイメージがわかなかった。

すでに十二分に痩せ細っているし、全身腫瘍だらけ。

そんな状況で、食べなくなって、どうなっちゃうのかな・・・?

それはそれで、苦しむ結果が待ってるのかな。

だとしたら、それは、さらに苦しめる行為になってしまうのかな・・・?

わからない。何もわからない。

ポーチーを膝に乗せながら、僕なりに調べた結果、とんでもない事実がわかってしまった

次回

猫は絶食状態になると・・・・こうなる・・・

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。