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抗がん剤治療を終わらせる。その意味は【愛猫のリンパ腫闘病日記232】

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抗がん剤治療は“今日”で終わりにすることにした僕

その決断は、もう、揺らぐことはない。

いや、揺らぎたい。でも、もう、それが最適解ではないんだ。

ここまでたくさんポーチーを苦しめてしまった

だから

ここからはポーチーが最高に最強に幸せに過ごせるように

そう思ってもらえるためだけに!僕の全ての時間を使おう。

そう、決意した

「もしかしたら」とか「でも」

とか、もう!なし!!!!

今からは抗がん剤とは向き合わない

ポーチーと!みんなで!向き合う!!!!

みんなとの時間を、大事にする。

これが、正解だよね。

こうなると、ここから大事になるのは・・

今後の過ごし方

まず、絶対的に確定なこと

抗がん剤を打つことをやめる。

これは、もう、確定だ。何がどうなろうと、もう、抗がん剤を再開する道は、選ばない。

  • 唯一聞いていたシクロホスファミドは脳には効かない
  • 期待していたキロサイドも、リンパ腫の成長速度に勝てない
  • いつもいい結果を出すアスパラギナーゼも、何度か打ってしまって、今後効いても数日

「うまくいきそうで、うまくいかない」

これが抗がん剤治療なのかもしれない・・・。

とにかく、何をやっても、結果的に”ただ苦しめただけ”と、思ってしまうくらいには、うまくいっていない。

それなのに、本当にわずか微塵すらもない可能性に欠けて、もう何度も何度も苦しめることはしたくない。

抗がん剤は、やめだ。

そうなれば必然的に

投薬もなくなる

抗生剤や、抗がん剤の副作用対策である吐き気どめなどは飲まなくて良くなる。

つまり投薬必要がなくなるんだ。

とはいえ、いわゆる緩和ケア的な感じで、対症療法として、あまりに強い吐き気や痛みなど辛い症状が出るようだったら、それだけは薬で抑えてあげて、少しでも楽に、気持ちよく穏やかに過ごせるよう、最善を尽くす。

ただ、基本的には、苦しむポーチーを押さえつけて、まずい薬を口に突っ込む、あの地獄のような所業が、なくなる。

闘病中、投薬しようとして、あまりに嫌すぎたのか、ポーチーに噛まれてしまったことがあった。

噛んだり引っ掻いただりなんてしたこともない、ポーチーが。

そのくらい、嫌な行為だったよね。

それも、なくなるよ。

そしてもちろん

通院もなくなる

この4ヶ月強。ひたすらコンスタントに病院に通い続けていた。

毎週毎週は当たり前、トラブルがあれば2日おき、連日なんて日もあった。

でも、それすら、もうなくなるよ。

ただ、、

「病院に連れて行く」という行為に関して。

これに関しては判断が難しいことだが・・・

僕の中で一つ決めたのは

特に何もなければ基本的に連れて行くことはしない

きっと、もし、”何か”が起きる時

それは

きっと

ポーチーの”最期”の時なんだ

その本当の意味での“最期”をまた、いたずらに、僕の気持ちを優先して、無理くりに、延長するようなことをするべきなのか?

違うよね。

ただ・・・

そこは、正直、まだ、わからない

でも、きっと“最期”をこれ以上無理に引き延ばすのは、ポーチーにとって、辛い選択になってしまうのではないだろうか。

そう考えている。

基本的に、自然に過ごす中で起きる”何か”に対しては、対症療法の範囲内で、対応しよう。

口で簡単に言ってはいるが、対症療法と、延命に繋がってしまう処置の差なんて、その時に何が起きているかで、自分では判断すらつかないのかもしれない。

でも、心には決めた。

起こりうる”何か”は、きちんと受け入れようと。

しかし、積極的な抗がん剤治療を終えることで、一つ、考えておくべき、手札として持っておくべき、とても大事なことがある。

あまりに苦しんだり、痛がったり、辛い様子が長引いたりするようなら

考えておく、予定しておく、までいかなくとも

頭に入れておかなければならないことが、一つあった

それは、口にも出したくない___

安楽死

これだけは

僕の辞書には存在していない

はずだった。

絶対にないと思っていた。

しかし、毎日着実に失われていく“当たり前”を見ていて

本当に最後がどうなるかわからない恐怖と

その時が「いつ」くるのかわからない恐怖

現状でも息が苦しそうで、身動きもどんどん取れなくなっていて

多少の移動はできるものの、それは決して「歩いている」とは言えないレベルだ。

トイレも基本的には一人では厳しいレベルになってきて

このまま抗がん剤をやめてある種の「放置」よく言えば「緩和療法」に移行する。

これで、副作用や通院投薬の苦しみからは逃れられるようになる。

と、そう思って、決断したことだが・・・

しかし、抗がん剤治療をやめたからといって

幸せに最期を迎えられる確約をもらえる訳じゃない

むしろ、この選択が故に、辛い最後になってしまうかもしれない。

いや、どんな選択だろうと

最後は辛いのかもしれない。苦しいのかもしれない。

それは僕の感情云々は当たり前だが・・・

苦しんだり、痛んだり、するのかもしれない。

何をしたって、何を選んだって。そうなのかもしれない。

でも、体の状態が悪くなって発作が毎分あって、痙攣して、息ができなくて、吐いて、苦しんで_____・・・・

もしそんなことになってしまって、それをずっと繰り返す毎日がダラダラ続いてしまうようなことになってしまったら・・・

そんな苦しみを、味合わせてしまうようなことになってしまったら、

もしかしたら「安楽死」を、、

その、決断をしなければならない日が来るかもしれない。

僕は、抗がん剤治療をやめる決断をしたことで、

また、別の決断に迫られることになった。

次回

安楽死について先生に聞いた。

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。