リンパ腫闘病 PR

「当たり前」は特別に【愛猫のリンパ腫闘病日記221】

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ポーチーが

水を飲めなくなってしまった。

いや、厳密には「ちゃんと」飲めなくなった。

口元に水を持っていけば、飲めることもある。

頭が揺れてしまって、真っ直ぐ立ってられない状況

それでも、自分でしっかり、自分で水飲み場まで歩いて、水を飲むことはしっかり行なっていた。

脳腫瘍のせいで

歩きにくくなり、目が見えなくなり

給水機まで、きちんとたどり着けない。

水が循環しているタイプの吸水機なので、音がする。

この音を頼りに、水の方へ向く。

しかし、音の鳴る方へ首を向けると頭がぐわんぐわん揺れて、方向が乱れ、見失ったような動きをする。

これを繰り返して、水を飲もうにも飲めない。

ギリギリ、口元に水を近づけてあげると、飲める。

しかし、喉に腫瘍があるせいでゴクンがしにくそうだ。

いたいよね。苦しいよね。

ごめんね。

ごめんね

当たり前の数

当たり前の数が、減っている。毎時間、減っていく。

それなのに、ポーチーはできる”当たり前”を頑張ってこなそうとしている。

闘病初期は寝ているだけだったのに、今はこんなにも動こうとしている。

脳腫瘍で落ち着かなくて、グラグラするから動いちゃう、って説もあるけど・・・。

それでも、何かをしようと頑張っているように、見えてしまった。

だから、どうしても、信じたくなるし、願ってしまう。

僕は、ポーチーに何がしてあげられるんだろう

僕は、ポーチーに何をするのが正解なんだろう

ただ一緒にいてあげたい

ただ幸せな時間を一緒に過ごしたい

それだけなのに

“当たり前”ってこんなに難しいんだ。

“当たり前”ってこんなに尊いのか

必死に水に口を近づけようとするポーチーを見ながら、そんなことを考えていた。

明日はキロサイド2回目

正直、喉の腫瘍は、大きくなってしまっている。

もう、これは、逃れようのない事実。

脳も、後遺症後遺症!と希望を持っていたが、おそらく、腫瘍が大きくなっている。

明日、また打つことに果たして意味があるのか。

それともないのか。

しかし、打たなければ、それ即ち”終わり”を意味するんだ。

でも、キロサイドが、最後だって、決めたんだ。

それは先生の意見に、助言に、考え方に、委ねよう。

もちろん僕も考える。僕が受け止める。

このキロサイドが効いてなさそうなら、もうやめるのか。

それとも、もう一度キロサイドを打ってみないと、効き目のほどはわからないのか。

前半調子が良さそうに見えたことを考えれば、打ってみる価値はあるのか。

その辺は先生のプロとしての意見に任せよう。

ポーチー、まだまだ。一緒にいような

次回

病院へ行く

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。