キロサイドが効いているのかいないのか。
本音で言えば効いていないと思ってしまう。
明らかに、ここ数日の容態の変化が大きすぎる。
しかし、逆に考えれば
打っていなければ、もっともっと酷い速度だったかもしれない。
その可能性もなきにしもあらずだ。
そして抗がん剤は重ねて打っていくことで本領発揮する。
2度目を打つことでここからは更に変わっていくかもしれない。
色んな感情が蠢いている。
判断は、先生に
病院へ到着
電話でも、逐一状況をお伝えはしていた。
だからこそ、先生にとっても難しい状況だろう。
前は寝たきりだったのに、今は爪とごうとしたり、移動も頻繁にしようとしたり、リュックについて行こうとしたり
できる限り、状況を伝えられるように、いろいろなことを伝えた。
しかしそれは先生に正確な診断をしてほしい!と言う思いではなく
「だから、もっと一緒にいたいんです」
と言うことを、ただ伝えたかっただけなのかもしれない。
どうにか、治療を続けましょう!と、先生に、そう言ってほしくて、希望を持ちたくて、そう伝えてしまっていたんだと思う
改めて、ださい飼い主だ
先生は
きっと、僕にまだ心残りがあると、諦めきれてないと、希望を持ちたいと
その心を読んで、そう言ってくれたのかもしれない
もしかしたら状況を考慮して、続ける価値があると判断してくれたのかもしれない。
もう、どちらでもよかった
先生が「続けましょう」そう言ってくれただけで、延命できる気がした。
獣医さんは、本当に飼い主のメンタルへ大きな影響を与える。
先生には感謝している。
と、同時に、また、自分のエゴで、まだ治療を続けようとしている自分に、腹もたった。
無事投与
キロサイドを投与し、先生から改めて注意を入れられた。
ショックしか・・・・。
僕にとって辛い注意点ばかりだった。
それと同時に
「ボコたんの黒い彗星、ソラ姫の爆裂トイレハイも気をつけないとな」
と姫たちのご機嫌取りも業務に追加されたような気がした。
大丈夫。
ここまで何があったって、立ち向かってきた。
今更ちょっとした注意点なんて、余裕で乗り越えてみせるさ
帰宅

ポーチー
僕の悪あがきに付き合わせてしまって
本当にごめんね
ああ、可愛いよポーチー
なんでそんなに可愛いの
なんでそんなに愛おしいの
離れたくないな
ずっと一緒にいたいな
前も書いたけどさ
「元に」なんて戻らなくていいんだ
ポーチーは、ポーチーのままただここにいてほしいな
今日も一緒に寝よう
明日も一緒に目覚めよう
明日もまた一緒に寝て
そして明後日もまた一緒に寝よう
ずーっと、そうしてようね
次回
闘病
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何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。
投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。