強制給餌にも支障が出てしまうことがわかってしまった・・・。
首を振るたびに、床に倒れ込みそうになるポーチーを支えながら、ご飯をあげる。
しかし、そのご飯も口から飛び出し、壁中床中、ご飯まみれ。
無論僕もご飯まみれ。
しかし、ご飯の後はしっかりとお水を飲んだり、動き回ったり(ちょっと不安な動きではあるが)
なんとなく、脳腫瘍以外の部分では元気(とはもちろん言えないが、、、)そうに見えてしまった。
闘病で少し変化した「普通」
長いような短いような長い闘病生活。
すっかり「普通」の概念がずれてしまった。
今までの普通といえば
ご飯を食べ、遊び、トイレをして、寝て、飼い主のものをあたかも自分のものの顔をして使い、突然走り、また突然寝る
そんなのが、猫の普通なんだ、と、そう思っていた
しかし闘病生活を続けるうちに
ちょっと歩いた、とか
ちょっと鳴いた、とか
強制給餌でたくさん食べれたとか
そんなくらいのことがあるだけで十分「普通」と感じてしまう。
とにかく目の前で頑張るポーチーがそこにいる。
その事実が僕の日常を彩ってくれている。
だから、今目の前で起きていることだって、立派な
「普通」なんだと。
そう感じるようになっていた。し、それでいいのだと。
翌朝。いい異変が
朝起きて、部屋から一緒に歩くと・・・
ちょっと斜め感はあるものの・・・
まるで冒険家の如く、強い足取りで闊歩。
そしてウロウロしながら進んだ先は・・・
なんと!!爪研ぎ!!!!まさか!
研ぐのか!!!!!?
研いだ〜〜!!
しかし!!!
なんだこの絶妙な距離感は!!!笑
研げてんのか〜!?それ!
ポーチー!!!ちょっと遠いぞ〜!??!
着地も勢い良すぎて、どてってなっちゃってるよ〜!
動画を撮ったので、是非ともご覧いただきたい。
これが、脳腫瘍の子の動き方だ。歩き方だ。
まっすぐ歩いているようで、微妙に斜めで、手足にも力が入っていない様子だ。
しかしながら、動かしにくい手足を、体を必死に懸命に動かしている。
やはり、脳腫瘍があるせいか、距離感や、関節の動きに不思議な成約がある感じは否めないが、しっかり、歩いている。
しっかり「やりたい」が、ある。
この日芽生えた特殊な感情
「爪を研ぎたい」「歩きたい」「あっちにいきた」
そう思って、そう動こうとしてくれているポーチーを見て、シンプルにとても嬉しかった。
いっときの、カリシや副作用に耐えながら、辛そうに、身動き一つできず、暗がりで隠れながら、誰にも干渉されず、ただただ1日が早くすぎるように、この日が終わるように生きていただけのポーチーとは明らかに違う。
もちろん、身体が動かなくなっていたり、思うように動かないのは、本人も辛いだろう。
でも、その中でも、動こう!と、動きたい!とこれしたい!!!と、思ってくれてる。
それなら、僕は、それをしっかりサポートしてあげられる存在でいればいい。
そう感じた。
この後も、ポーチーの「楽しい時間」は続いた。
闘病前からしょっちゅう一緒に過ごしている大好きなニックと
やっぱり一緒に過ごしたり
僕の膝に乗ってくれたり
多少斜めでもカッコよく見える、強そうに見える角度を探したり
最愛のポーチーは、相変わらず最愛でしかなかった。
先生には逐一連絡を入れるようにしている。(そうして欲しいと言っていただいている)
この状況を伝えて、フラつきがなかなか治らないのも伝えて
色々意見をもらった
次回
わかっていたけど受け入れられない現実脳腫瘍の後遺症
何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ
「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。
投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。