リンパ腫闘病 PR

検査結果はまさかの 【愛猫のリンパ腫闘病日記2】

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突然、鼻血が出てしまったポポロン。

しかし副鼻腔炎の悪化による鼻血の前科があるので、

きっとまたそれだろう、いや

それであってほしい

そう願いつつ即病院へ向かう

鼻血について質問がありました

質問

鼻血って、滲む程度でも病院に連れて行ったほうがいいですか?垂れるほどじゃなかったら大丈夫ですか?

回答

うっすらだろうがなんだろうが、赤っぽいものが出ていたら、100%病院に連れて行ってください。

鼻水に血が混じる時点で、ポリープ、鼻炎、腫瘍、その他何かしらの病気である可能性が高いです。

猫風邪が悪化し、鼻の炎症が強くなると、血が混じることがありますが、それかどうかの判断は素人では絶対にできません。

ちょっとしか出てないから、鼻炎だろ、と決めつけると重篤な病(それこそリンパ腫等の腫瘍など)が隠れている場合があります。病院へは一度必ず連れていきましょう。

早速診てもらうことに

イビキも少し強めになっていたので、その辺も伝えると

なるほど、、

と言いつついつもとは少し違う表情な先生。

少し嫌な予感がしなくもない。

先生
先生
一応鼻の細胞診と、レントゲンをしてみましょう。

ドキッとした。

腫瘍系だったらどうしよう、、、

先生
先生
以前もお伝えしていますが、猫は基本的に鼻血を出さないので、鼻血が出る=ほぼほぼ何かしらの異常があります。例えを出すならば「鼻腔線癌」「ポリープ」「リンパ腫」「扁平上皮癌」などです。

先生が突然表情がキュッとなる時は、徹底した検査を行なってくれる。(もちろんいつも徹底してます)

細胞診でリュックの時は肥満細胞腫と診断された。

ボコたんの時はただの脂肪だとわかった。

細胞診の時は、毎回心拍数が90倍くらい上がる。

倒れそうになる

「いやいや、腫瘍だとしても良性だったらいいわけだから、そこまで心配しなくてもいいじゃん?」

違うのです

猫の腫瘍、しこりは高確率で悪性である

犬の場合は良性も多いのだが、猫は「腫瘍」となるとかなりの高確率で悪性腫瘍であることが多い。

ボコたんのように「やった〜脂肪でした〜」とかそういうレベルですまない場合は基本的にはその段階で既に結構よろしくないのである。

内臓系は定期検診や、トイレや食欲などを細かく見ることで、皮膚上で確認できるしこりは日頃のボディチェックで発見できるので、飼い主の猫との触れ合いが大事になる。

ただ猫を愛でる行為にも、健康管理が詰まっているのです。

僕は日々ボディチェックを行なっているが、僕的な判断基準として

  1. 形が歪かどうか
  2. 硬さ
  3. 動くか動かないか
  4. 大きくなる速度

などを特に意識している。

その中でも特に大きくなる速度と奥の方でくっついてて動かない感じ、は重要だ。

過去にリュックの肥満細胞腫という腫瘍を発見した際には、明らかにしこりが皮膚から動かない、地味に硬い、大きくなるのが早い、と、初めてのことだったにも関わらず異常を明らかに感じた。

一方脂肪腫の場合はプニュプニュで「もし摘出したら一個もらっていいですか?」と言いたくなるくらいいい感じの柔らかさだ。

しかし、注意して欲しいのが、「柔らかいからおk」ではない

柔らかいくせに悪性腫瘍というパターンも割とあるのだ。

しこり的な何かがあったら、素人判断せず、必ず病院に連れて行こう。

つまり「素人判断など当てにならない」です。

とにかく、皮膚や見える範囲触れる範囲はこうして飼い主とのスキンシップでスピード感を持って発見、対処できることも多いのだが・・・・

鼻は素人では確認できない

「チェックができる」それはあくまで見える範囲、皮膚の話。

内臓を含む、内側に関しては症状や定期検診で判断する他ない。

その中でも鼻は猫で最も難しいとされていて、エコーでは見れない、レントゲンを撮ってみたとて、たとえ腫瘍があったとしても場所によっては腫瘍が映らないのだ。

レントゲンを撮って「何もないね〜」となっても翌日また鼻血を出し、超絶調子が悪い・・・意を決し、MRIをしたらやっとその存在がわかる、ということもある。

動物のMRIは障壁が多い

MRIは全身麻酔で、猫への体の負担がある。

「ちょっと心配だからやってみたいのよね〜」

という人間のおしっこ検査的な軽いノリでやるにはあまりに危険がありすぎるのです。

身体の弱い子、持病のある子、年齢が高い子だとそもそもできない可能性もある。

それに加えて費用も数十万

極め付けは多くの動物病院ではMRIの設備がないため、通っている病院に設備がない場合大学病院など、少し遠い距離へ連れて行かなければならないなど・・・

簡単にホイホイ診てられないので、結局は飼い主がいかにしっかり猫を見て、ちょっとした症状をきちんとチェックしていられるか、が大事になる。

鼻は手術も難しい。

見つけるのも難しい

脳みそにも耳にも目にも口にも近い

少しでも発見や処置が遅れると、脳、目、耳、顔面・・・重大な健康被害を及ぼす可能性も出てきてしまう。

兎にも角にも、、、

安心できる結果ならいいんだが・・・

鼻に綿棒的なやつを突っ込み、鼻の粘膜組織をとってそれを顕微で検査する。

待つこと一時間弱

名前を呼ばれ、診察室に入ると、先生から

先生
先生
レントゲンには、何も映っていません。

綺麗に見えます。しかしリンパ腫・・・ってほどではないのですが、リンパ球が地味に多いです。正直かなり微妙。 一応専門の検査機関に検体を送って、ちゃんとみてもらいましょう。

ただ、それでも丁度今回取ったところにリンパ腫が含まれていなかったりすると、例えリンパ腫があったとしても「陰性でした」ということになったりもあるので、その結果を見たとて、100%ではないのですが、少なくともここでプレパラートで見るよりは確実ですので。

と伝えられた。

顕微鏡で見てもわかるくらいウジャウジャとリンパ球が炸裂していると病院でも断定できるのだが、それにしては普通よりちょいあるかな?くらい、らしい。

「ちょっとでも多いならリンパ腫なのでは、、、?」と思ったのだが、先生にそれも聞くと

炎症などがあると一時的にリンパ球が増えることはあるので、一概には言えない、とのことだった。

リンパ腫”ではなないこともなさそうな気もするがまだわからないとも言えない感じの雰囲気”みたいなことになった。

一番お腹痛くなるやつ。はっきりして・・・

そう思い不機嫌になりかけたが、猫の鼻はそれほどまでに難しいのです。

リンパ腫は、怖い。それは素人の僕でも知っていたし、動物のリンパ腫は基本的には治せないというのも知っていた。

怖かった。

検査期間で陰性が出れば、まあ安心感はかなり強まるが先生曰く

先生
先生
猫の鼻は検査が最もしずらい。うまく組織が取れないことも多いので、陰性でも100%安心かは微妙。本気で調べようと思うと全身麻酔でMRIをしなければならないので、費用も時間も、猫への負担も強いんです。

人間のようにただ寝てるってできないですからね・・・。

ひとまずは、検査機関で陰性が出てくれれば、100%ではないものの、確率は一気に下がると考えられる。

まずは陰性であってくれ。。。ただの鼻炎で、ちょっとお薬頑張って、また、元通りになろう。鬼ごっこしよう。筋トレしとくからね。

そう思いつつ帰宅。

次回

専門機関の結果が出るも・・・

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このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

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