悪あがきかもしれない。
ポーチーをただ苦しませてしまうだけなのかもしれない。
でも、僕は、往生際が悪いんです
借金がいくらあったって死ななかったし、ノリでマンション一軒家と買ってもどうにかなってるし、ウイルス騒動の時も、みんな無事に帰ってきた。
正義は必ず勝つ、ハッピーエンド!僕たちの人生の物語は、常に笑顔じゃなきゃダメなんだ!!!
自分なりのしょうもない理屈を、先生に届けて、相談してみる。
病院へ到着
先生が聞きにくそうに聞いてきた。
先生はパニックだった。
あからさまに困っている様子。
愛猫との闘病。
飼い主は「要らん希望」を持ってしまうもの。
ちょっと皮膚に隠れてわかりにくくなってるだけなのに「腫瘍小さくなった!?」と思い込んだり、太ってないのに太って感じたり、効いていなかったのに効いてるように感じたり
初回の方で触れた、正常性バイアスがガンガンにかかっている状態に、
きっと今は先生からはそういう飼い主に、見えてるんだろうな。
限界状態だから、過去をいいように捉えたくなっているだけだろうと。
めっちゃ説明した
と口下手ながら、動画や写真、記録を全て見せて必死にプレゼンした
そんな必死のプレゼンをする僕を、ポーチーが見上げていた。
初めて、先生と意見がぶつかった。
先生が「一旦考えさせてください」
とポーチーカルテを取り出して、過去の抗がん剤履歴や体調などを吟味し出した。
ドラマ化決定か?
グッドドクターってタイトルでドラマ化しよ(ある)
涙ぐんだ顔で横を見たら看護師さんが微笑みながらコクッと首を振ってくれた。
全僕を泣かす気か?
僕の熱意が伝わった。いや、むしろ「しつこい性格」が功を奏した。
漫画にもなっているが、金欠時代コンビニのおでんの汁がもらえるまで店員に懇願したり
友人からご飯をもらえるまで数センチの距離で粘り続けたり
金を借りるためにめっちゃ悲壮感ある顔をするスキル
がここで役に立った。
ほら、やっぱり人生捨てたもんじゃない(やめれ)
とにかく、本当の、本当の、本当の、本当の、本当の、本当の、本当の、ラストチャンス。
これがダメなら、ホスピスしかない。流石の僕も、そう思う。
先生も
と念を押された。
わかってる。
わかってる。
でも、往生際が悪いのが
猫マスター。
ポーチーにはまた辛い思いをさせてしまうかもしれないけれど
それでも
往生際悪く、悪あがきさせてくれ。
リンパ腫、ぶっ潰してえんです
最後になるかもしれない抗がん剤

シクロホスファミドを打った。
これが最後になるか、この先が、あるか。
丁半の博打
と言いたいところだが、違う
これは僕とポーチーが残したこの闘病記を元に
ポーチーとの戦いの記録全てを振り返った結果の、一つのチャンス。
ここまでの道のりを、事細かに書いてきたからこそ、これは勘やギャンブルではなく
僕たちの導き出した答えなんだ、と信じて。
先生は最後まで口酸っぱく
と言っていた。
ここまで二人の意見が噛み合わないのマジで初だし、僕がここまで反発したのも、もちろん初。
ごめんよ先生、でも、僕は今だけは先生の知見より、ポーチーとの記録と記憶を信じたい・・!
次回
運命のシクロホスファミド
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何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。
投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。


















