にっちもさっちも行かなくなり、もはや八方塞がり状態の抗がん剤治療。
多少のマイナスがあろうと、しっかりプロトコールを走りきろう!
と意気込んでいた僕たちだったが、あまりに毎回カリシウイルスの餌食になり、驚くほど、繰り返す。
「こうなるなよ、こうなるなよ、、」
を全てやっていく。
もう、辛い。ポーチーもきっと、辛い。
辞めたい。抗がん剤をやめてあげたい。
でも
辞めたくない。
未来が短くなるかもしれないことと、未来が少しでも長くなるかもしれない可能性がある、二択なら、後者を選びたい。
どうにか続けたい。
でも、現実的じゃないかもしれない
ポーチーを苦しめたくなんかない
でも乗り越えた先の明るい未来が見たい
一緒にもっと過ごしたい
いろんな感情がぐるぐる回ってる
正解もわからない
何をしてもポーチーを傷つけてしまうんじゃないか
全部間違いなんじゃないか、、、、
精神的にも疲弊しきっていたところに・・・
先生から起死回生のアイデアが
あああ・・・
まさか、、、中止。。。か、、、?
ああ、ついに、道が一つになってしまうのか
選べていただけ、幸せなのか
もう、争うことのできない道をただ強制的に歩かされるだけなのか
もう、道を選ぶことすらできなくなってしまうのか。
先生の選択はいつも正しい・・・きっと限界を感じてるんだ・・・
そう思っていたが・・
血液検査の結果は怖いくらいいいんですけどね、、、
そして何よりカリシが出てきてしまいます。
そこで、、抗がん剤の種類を変えてみませんか?
僕は頭が硬いアホなので「プロトコールプロトコールプロトコールプロトコール」となってしまっていた。いや、その割に数日ずれたり一週間ずれるのは許容してるあたりアホなんだが・・・。
そう・・・
抗がん剤はその二種類のみじゃない。
とにかくこの二種類で乗り切れ!と思い込んでしまっていたが、抗がん剤は日本での認可が降りているものだけでもたくさんの種類がある上に、更に選択肢を広げようとすれば、日本の認可が降りていないものも含めればその数は数十種類に及ぶ。
それだけある中で、ポーチーはまだアスパラギナーゼ、ビンクリスチン、シクロホスファミド、の3つしか試していない。日本で一般的に使用されている抗がん剤のごくごく一部だ。
その観点で言えばまだまだ選択肢はある。
現状のプロトコールをただただ守るだけが正解ではないんだ。
薬剤にはどんなものでも、相性というものがある。
今の抗がん剤いが合わなければ、変更も視野に入れていいそうだ。
しかも、先生が提案してくれた抗がん剤は・・・
アドリアシン(ドキソルビシン)
なんか強そう
いや、抗がん剤の名前は軒並み強そうである・・・。
しかし、抗がん剤には必ず副作用はある、、変えたところで意味ないのでは・・・
いや・・・待て・・・
このタイミングで出すってことは・・・
まさか・・・!!
副作用のない抗がん剤なのか!?!?!?!?!!
あんのかい
怖すぎるんだが
次回
【悲報】信頼の獣医さんアホになる
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何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ
「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。
投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。