ニャンデレラストーリーは突然に・・・ PR

【ニャンデレラストーリーは突然に。Vol.5】出会いが既に奇跡的。2匹の猫が我が家に来た日。【子猫時代写真多数】

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大好評連載【ニャンデレラストーリーは突然に。】毎週一回ペースなのでなかなか進みが悪いのですが、過去の話を文章に起こすのなかなか大変なのでお許し下さい笑。近々ペースアップを狙っていますので、LINEのお友達登録も是非ともお願い致しますね!

ということで、前回のお話の通り里親を必要としている猫たちを見つけた僕。

その中でなぜか特に光り輝き僕に電撃を走らせるような2匹がいました。

まさにこんなイメージ。他の子達は柄すら覚えていないのだが、この”2匹”だけは配置含めて鮮明に覚えている。

結果的に暮らしだしたから記憶が鮮明なのではない、初見の衝撃から、このレベルだったのだ。

向かう道中に判明した『既に起きていた奇跡』とは

僕は里親サイトで写真を見ただけで電撃が走った2匹の猫を引き取りに指定された住所へ即日向かった。

しかし、ナビに入力する際に気付いた。この住所なんか見覚えがある。

なんなんだこの記憶は。

向かう道中で、その記憶がどんどん繋がった。

待ち合わせ場所についた僕は確信した。この街は、僕が幼少期過ごしていた、大好きな街だ。

「いや偶然とは言ったって、いうて近い場所だっただけでしょ。」普通そう思うだろう。

しかし、僕は小学校低学年までそこに住んでいたのだが、父の仕事の都合で引越しをせざるをえなくなり、「幼少期過ごした場所」と「現在の実家がある場所」とは全くもって違う土地、街、場所なのだ。

しかし、僕はこの街が大好きで、遊んでいた公園、幼稚園に通っていた坂、階段。幼い頃の記憶なのにも関わらず、鮮明な記憶。どこに引っ越しても「将来はまたこの街に住みたい」とさえ思っていた。

何せ今住んでいる場所から何駅横(渋谷生まれで、原宿に引き取りに〜、とかそういう距離感の話ではない。全く別の場所。)とかではなく、隣町で、車で何分、とかそんな次元でもない。

全く持って別の場所なのだ。

にもかかわらず

「偶然見た猫の写真に衝撃が走り、場所なども見ずに衝動的に連絡し、衝動的に現地に行った場所が僕の生まれ育った街だった」のだ。

本当に、引き取りに行く連絡を速攻でして、待ち合わせ場所を聞くまで、この子達の最寄り駅がどこかなんてマジで何も知らなかった。

そんな奇跡的な場所で、人生初の猫たちを引き取るなんて、至極運命を感じる。というか、運命でしかない。

“2匹”との出会いはそんなドラマチックなものでした。

既に涙腺が崩壊しながら到着し、里親募集をしていた方と対面

現地で待っているととても感じのいいおばさまが、車に乗って現れた。

「先方も飼い主が見つかる、僕も可愛すぎる猫たちと暮らせる、最高にハッピーな空間になるんだろうな」

そんな思いとは裏腹に、里親を探している方は残念そうな表情でこう言いました。

「ごめんなさいね・・・写真はたくさん写ってたと思うんだけど、他の子達はもう里親が決まっちゃってて、、この2匹しか残ってなくて・・・。この子たちは柄が汚いからって言って、みんな引き取ってくれないのよ・・・・。こんなに可愛いのにねぇ・・・」

“柄が汚い

そんな概念が微塵もなかった僕には衝撃的な言葉でした。

柄は個性だ。

人で言えば髪色、目の色、顔の形や体型。茶色い目の人がいれば、青い目もいる。僕みたいにエラはって顔でかい奴もいれば、超絶小顔もいる。太り易い人も、太りたいのに太れない人も。全員に全員の個性があって、みんな違ってみんないいのだ。

僕にとって猫の柄は「汚い」「綺麗」かではなく、「可愛い」「かっこいい」か、「綺麗」か「可憐」か、いや、よもや

「いい」か「よい」くらいの2択でしかありませんでした。

そう言われてカゴを覗き込むと、そこには・・・

とても個性的な「いい」柄と「よい」柄との2匹がいました。

上が「いい」したが「よい」柄の2匹です。

衝撃的な事実が判明する

「この子とこの子、絶対うちに来る」

そう感じた2匹“だけ”が、里親が決まらず、カゴの中に取り残されていたのです。

歌舞伎メイクのような素敵な柄の子を、大好きなゲームキングダムハーツの主人公から「ソラ」

個性的な稲妻模様の入った白黒ハチワレをゲームキャラで一番大好きなFinal Fantasy Xから「リュック」

と名付けた。

お気づきのかたもいらっしゃるかもしれませんが、我が家の猫たちは全員元になるキャラや著名人の名前と性別が逆になるように名付けている。

将来的に去勢や避妊をすることになって、何がどうなろうとどっちであろうと君たちは君たちのままだも〜ん。というアホっぽい理由だ。

しかも、本でも書いている通りどうせ呼び名は変わっていくので、変わっていってもわかりやすい名前にしておくと良いだろう(何を言っとんの?という方は是非僕の著書をご覧ください。)

ちなみには我が家ではリュックはリュッキン、ソラは紆余曲折あり過ぎて「チェダー」になっている。

理由はインスタTwitterをご覧いただければ即わかるだろう。

皆様もお気をつけ下さい。

初めて見る子猫に興奮が隠せず、仔猫のサイズ感とかわからなかったため「入らなかったらどうしよう」という不安から無駄にバカでかいキャリーに子猫2匹を入れ即帰路に付いた。

実際に持っていったキャリーはこんな感じの。どうみても子猫2匹のサイズ感じゃない。普通に暮らしていけるくらいでかい。

今思えば、あの時はリュックたちがこんなに知名度マックスの猫になるなんて僕は勿論、引き渡してくれたおばさまも思ってもなかっただろうな〜。

帰宅して待っていた猫との暮らしの現実・・・

家に帰るとネットで集めた情報、知識をもとに揃えた猫グッズを並べ、とりあえずネットに書いてあった

「無理やり出さずに、猫たちが自身の力で出てくるのをひたすら待て」

というのを実行。

お前たちのためなら、僕は何時間でも待つぜ・・・。

ゆっくり・・・自分のタイミングでな・・・

と意気込んでいたが、まさかの秒速で普通に出てきて

「なんや、こいつら本当に猫か?」と不安になったのを覚えている。

すーぐ自分の家化。元々ここに住んでたようなレベル

ちなみに、僕が猫ブログを始めようと思ったきっかけは、このときみた猫飼育記事にとても助けられたからだった。

僕が書いた記事で、猫たちとの暮らしが豊かになったり、わからないことの道標になれたらいいなと思い、この時からしばらく先にはなるが、ブログを書き始めることになった。

今でも記事にはとても感謝している。僕の記事も、また知らない人、猫たちの助けになっていると嬉しいな。

トイレのしつけで起きたこと。

すぐにキャリーから出た暴走子猫2匹は信じられないくらい遊ぶ。

スマホの充電ケーブル、袋、キャップ、なんでも、全てがおもちゃだ。

その余波は音楽機材にまで及び、ミキサーやパソコンも全てがキャットタワーに。

ちょっと目を離した1分くらいで部屋がしっちゃかめっちゃかに。

おっと!一緒になって遊んでる場合じゃない!大事なことを忘れてます。

トイレの躾です。

勿論引き取る段階でトイレの砂を出し、トイレの準備をしてはいたが

当時読んでいた記事によると

「猫のトイレの躾のコツは、おしっこしそうになったら砂の近くに猫を連れて行き『ここでするんだよ』と教えてあげる。ちゃんとできたらご褒美を!」

と書いてあったので、おトイレがちゃんとできた時用にご褒美のおやつを出しておかなきゃ・・!

と怒涛のリボ払いで購入した猫グッズの中からおやつを探し、振り返ると・・・

普通に自分でトイレにおしっこしてた

こうして、猫マスターの猫の躾は開始0秒で終わったのだ。

幸せな日々が続き過ぎて死にかける

想像以上に面倒がかからない猫たち。我が家の猫がこうなのか、それとも世界的に猫はこうなのか、当時の自分にはわからなかったが

「僕の家に来てくれた時点でいい子達確定案件。何したって何が起きたっていい子」

というスーパー親バカ発動で幸せマックスの僕はただニマニマしながらデュフデュフいうのでいっぱいいっぱいだった。

遊び疲れたら即眠る、そして秒速で起きてまた遊び、急に食べ、食べながらまた寝る。これを小刻みに繰り返す。

しかし可愛すぎる猫たちを目の前に僕は無尽蔵の体力を得ていたので一切疲れることもなく一晩中、寝る食う遊ぶ猫たちを堪能していた。

流石に限界がきて寝落ちをして、目が覚めたら2匹が僕の上で寝ていたのを見たときは

「あ、僕今この状態で死にたい、今。誰か今殺して」とすら思った。

何をしている時より幸せで、人生のどんな幸せの経験よりも幸せだった。

金なさ過ぎてパジャマダサ過ぎだろ

それと同時に

「ここから毎日この可愛さと向き合うんか・・・・?わし、生きていける・・・?」

とすら思っていた。

いや、結果あの時死ななくてよかったんですけどね。毎日幸せ大更新中ですから。

今ではこんなん

不思議と少しも「苦労」は感じなかった

子猫はご飯の回数も多く、寝るのも遊ぶのも小刻みで、飼育が大変というが、可愛さが勝ちすぎて一切大変なことなどなかった。

そんな状況で、猫と暮らし始めた僕は「命を預かることの大事さ」を学び、猫たちから幸せパワーをもらい、突如生活、楽曲のクオリティに大きな変化が・・・・。

少しずつ増える収入、仕事。

・・・・とはいえまだまだ借金の利子だけを払う生活は覆せませんでした。

その理由にはあまり知られていない”印税支払い”の罠があった。

次回

「生活苦と猫可愛すぎ苦」

乞うご期待

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