突然耳から血が出たニック、病院に即連れていき、ひと段落したので経過を書かせて頂きます。
詳しくは前回の記事をご覧ください。
前回の記事でも書きましたが、ただなんとなく仕事から抜けて部屋を見たらニックの耳から出血がありました。
あのとき「なんか嫌な予感」を感じ取らず、部屋に出なかったら7〜8時間はスタジオにこもっていたかもしれない。猫マスターの勘が働き、早め(おそらく)に発見できた。
即座に状況を写真で記録しながら病院へ電話。
すると、、
信頼できる先生が獣医師会でお休み…。
まさかの事態だった。
僕が意外と冷静でいられたのは
「大丈夫。何があっても先生が近くにいる。先生に任せれば大丈夫」
と、過去に我が家の猫たちを幾度となく救ってくれた先生への絶大なる信頼からくる冷静さだった。
が、その先生に今日は診て貰えないと分かった途端、全身を恐怖と悪寒が襲った。
突然僕自身も震えが止まらなくなり、涙が流れた。
看護師さんにひとまずどうすればいいか伺うと、先生にきちんと連絡を入れてくれたようで、
「家にあるガーゼのようなものを耳の奥に入れて、圧迫止血して、違う病院で一度診てもらってください」
とのことだった。
一つでもやれることがわかるとそれだけでもなんとなくだが、安心する。
普段口や耳を拭いてあげている柔らかいガーゼを折り畳み、耳に入れ、とにかく沢山の動物病院に電話し、即診てくださる近所でも有名な動物病院で対応してもらう事に。
即病院へ
すぐに病院へ連れて行き、順番を待つ。
数分待つと程なく名前が呼ばれ、診察台へ。
と言いながら、キャリーからニックを出すと・・・同時に首を振り、
診察室に飛び散る血。
先生もびっくり、「これはまずい汗!!!!」と、ガーゼと包帯を用意し、即座に止血、しかし見るに耐えない速度でみるみる真っ赤になっていくガーゼ。
血が何故か止まらない。
焦りつつも冷静な先生、ニックの血の8倍の量涙を流すぼく。
ぼく「どどどどど、どど、どうした、ら、いいですかかか・・・・」
震える声を聞いた先生は
といい、耳の奥を見る器具を出し、ニックの耳を覗いた。
しかし除くや否や・・・
一体何がダメなんだ・・・・?
どうしましたか・・・?と伺うと
なんということだ・・・・。。。
出血量が多過ぎて「どこから血が出ているか」がわからないらしい。
腫瘍的なものなのか、傷があるのか、耳よりも遥かに奥なのか、それすら、現段階ではわからないという。
この状態だとレントゲン等も真っ黒になるだけで何もわからないらしい・・・。
つまり最初は止血をしなければならない。
何がどうなっているかわからないまま手術もできないし、勘で処置をするわけには行かない。当たり前だ・・・。
ということで、大量のガーゼを耳に入れ、包帯でぐるぐる巻にされ、とにかく圧迫。
そして
まさかの、、、、今日原因がわからないという自体に
しかし、仕方ない・・・むやみやたらに余計なことはできない・・・・。
包帯を巻きながら、画像を見せたり、質問をし、こんなに耳から血が出るというのは何が考えられるか、伺うと
鼻咽頭ポリープ・・・・
響きが最悪である・・・。
中耳炎の可能性も一応は考えるが、基本中耳炎単体でこんなに血が出ることはほぼ100%ないらしい。
そもそもが中耳炎になる原因があるはずなので、その原因がなんなのかをはっきりさる必要があり、それらも考慮すると、ポリープの可能性もあるとのこと。
その場合のその後は、、、
話を伺っていくと鼻咽頭ポリープだった場合は手術をしないと小さくなる、なくなることはほぼないそう。
ただ、鼻咽頭ポリープだったとして、こんなに血が出るというのもおかしい気もします。とのことだ・・・。
出血が見られることもあるが、こんなに大量に出ることはあるのかな、、、、正直交通事故にあった子でもこんなに耳から血が出るってのはないので。。。。
とまで言われた・・・。
しかし、血圧も安定し、本猫も嫌がったり鳴いたりできるくらいには一応元気というか、ぐったりしている感じではないようだ・・・。

そんな話をしていると、包帯が巻き終わり、念の為申し訳程度の止血剤を貰い、帰宅。
不安で仕方ない半日になる。万が一血が出てしまったらそれこそ次は貧血になってしまうかもしれない・・・。原因もわからない・・・・
しかし、幸い血が出ることはなく、あれ以降ガーゼに血が滲んでくることもなく翌日の朝を迎えることができました。
続きはまた明日書きます。
次の記事はこちら
※不安を煽って数字を稼ぎたくないので、書きますが、現在ニックは元気です!モリモリにーちゃんです!モリモリ響介とモリモリにーちゃん!
ここから先は待合室や診察後にババーっと書き溜めていたことを報告も兼ねて随時書いて行きますので、似た症状、だいぶ珍しいと思いますが・・・、もし似た症状があった場合参考にしてください。