タイトルも決まり、内容も固まってきた、後は表紙がまとまれば加筆を済ませ全体のチェックでほぼほぼ作業が終わる!
担当編集さんのナイスなアイデア、ニャンコアルバムの進捗も素晴らしく、自分の家の猫にもかかわらずハァハァしている。
そんな調子でかなりのトントン拍子で進んできた本作り。
しかしここで一筋縄でいかないのが、僕である。(偉ぶってないで謝れ)
肝心の建築時もそうだが、僕には不治の病「無茶振り」という持病を持っている。
どう言った症状かというと、人の気持ちなど微塵も考えず「なんとなくこうしたい」と思ったが最後、どんな理由があろうとわがままを言い続けるという、非常に面倒臭い病気なのだ。
一度このモードが発動すると、自分でもコントロールが効かなくなり「いいからはよ」みたいなノリで無茶振りをし続けてしまうのだ。
ちなみに直そうと思ったことはない(あれ)
家の時だってそのノリで完璧な家になった。
今回の本もまあいけるやろ。そんなノリで、デザインも進み出しているのにもかかわらず
「やっぱりタイトルは下僕の恩返しがいい。というかそうしましょう!ね!」と言い出したのだ。(僕が)
これこんなタイミングで言われた担当さんは前述の通り
「こいつ・・・やはり頭おかしいじゃねえか・・・」
と思ったに違いない。(※連載3話参照)
担当編集「さ、流石に無理です汗。表紙のデザインは限界まで頑張りますが、タイトルは・・・社内の会議で決まるものなので・・・一度決まったものを・・・このタイミングで変えるのは・・・すみません。。。。。」
ということで、デザインのわがままはなんとか通り、シンプルでかっこいい感じになったが、タイトルだけは元のタイトルのまま、デザインが上がってしまっていた。
いや、これはこれでとっても素敵。それはもちろんわかっています。
でも下僕の恩返しにしたい・・・でも無理なんですよね・・。ははは・・・
そりゃそうだ。そりゃそうである。流石にバカの僕でもわかる。でもできれば変えたかった・・・。
というのも、本の作りが完璧すぎるのだ。
完成度が本当に高い。
僕のカスみたいな文を読みやすく、みやすくしてくださり、デザインもいい。
にゃんこアルバムは最高、写真は大量、フルカラー。
ここまで全てが完璧な本。タイトルだけ妥協するなんて、考えたくなかった。
しかし、最初にもっと強く言っておかなかった僕が悪いのだ。絶対これがいい!!!
ってもっともっと強く言っておけば・・・
仕方ない・・・発売まで時間もないし、何よりプロの意見でそうなったんだ・・・きっと素人の意見よりいいに決まっているさ・・・・
そんなモヤモヤを抱えながら数日が流れた。
明くる日担当編集から連絡が・・・・
「表紙デザイン上がってきました。」
件名にはそう書かれていた。
ああ、あのクソタイトルの本な・・・・(失礼の神)
もうなんでもいいわ、まあ一応見とくか・・・・
と失礼レベル9000億でデータを確認すると・・・
そこには・・・
「下僕の恩返し」
ええええ!!!!!なんで!なんでやこれ!そしてデザインやっば!!!かっこよ!かわいい!Myzooのファンブック!リュックのファンクラブ!
一体、何が起きた・・・?全く整理がつかない・・・
すぐに担当編集に電話すると、衝撃的すぎる返答が来た・・・
次回
担当編集「ふへへ・・・やってやりましたよ・・・」
えっと・・・犯罪者の方ですか?
乞うご期待
「下僕の恩返し」いよいよ!発売!!!
明日!06/23「下僕の恩返し」ついに!発売です!
ご購入はこちらか、全国の書店にて!
ローンの支払いでくたばりかけているので是非大量に買ってぼくに印税生活させてください!音楽の印税はカスみたいな額しかはいらn・・・おっと誰か来たようだ・・・