「猫のために家を建てる!」
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そう決めて勢いよく動き出した僕だが、担当が急にやめたり、天井が変なことになってたり、やっと直ったり、完成したと思ったら階段の照明がクソきもい位置についてたり、、
そして極め付けは一番のメインどころだったリビング照明が激ヤバなことに・・・
しかし現場監督さんの真摯な対応や度重なる話し合いの末
なにが原因で起きたのか、原因究明から、直せるのか、そしてなにをどうやって直すかのか、やっとこさそこまで決まった。
折り上げ天井の直し方はこうだ。
- 一度、クロス屋さんが折り上げ天井部分のクロスを剥がしとる。
- そして次に大工さんが折り上げ部分に+4cm程度の幕板を設置。高さを稼ぐ。
- パテ埋めをし、乾かし
- 最後に元々貼ってあったクロスと同品番のクロスを貼り直す。
これを1日で行うというスーパースケジュール。
しかし、ギリギリ1日で終われそうな量感、作業感である。勿論鬼のような急ピッチで進めることにはなるだろうが・・・。。。
このクロスの貼り直しというのが非常に厄介で、クロスには「見切り」位置というのがあって、どこでクロスを切ったら一番綺麗に見えるか、また、長い歳月住んで行く際に剥がれて行かないように、などがとても大事になってくる。
一般的には天井や地面など切れるべきところでしっかり切れて変につぎはぎになったりするようなことはないように、クロスの貼り方一つかなり細かく決められていくのだ。
しかし、今回のように後から一部だけはがして板や壁の位置が少しでも変わる場合となると「どこで見切るのか」というのがとてつもなく難しいのだ。
剥がすべき部分と既存の壁紙部分がうまく連結できない場合など、見切り材のような物を入れたり、場合によっては剥がさなくてもいい場所まで剥がしてつなぎ目を綺麗に、など、色々な対処法があるらしい。
が、勿論本来不必要な場所まで剥がすということはその分無駄にクロス代がかかってきてしまうということだ。
特に我が家は天井も高く「ちょっと余分に」の被害がでかい。
できるだけピンポイントで済むようにするのがベストなのだ。
LDに関してはバッチリでした
LDに関してはなんとなんと綺麗に折り上げ部分+ほんのちょっと、貼り直せればOKだそうで、変な見切り材が入ったり余計に剥がしたりはする必要はなさそう!
リビングダイニングは広いので、クロスの量もすごいことになっているのでここだけで済んだのは本当に奇跡。セーフ!
しかし、問題はキッチン上の下がり天井・・・
キッチン上の折り上げは天井クロスを巻き込んでいるため、天井クロスの見切り位置によってどう対処するかが大きく変わる。

なぜこの向きだと理想なのかというと・・・

例えば5つ分縦に貼られているとして、最初の一枚目だけを剥がし、付け直すことが可能だからだ。
フードにもかぶらない、電気にもかぶらないので、ただ剥がして、綺麗につなげば元どおりである。
最悪なのがこちらの向き。

縦向きだと、クロスを途中で切って継ぎ接ぎ・・・なんてできないので、縦一列張り直す必要性が出てくる。
それによりフードも外すし、カップボードの棚も外す・・・・我が家の場合スケルトン階段まで絡んでくる・・・。
こっちだったら地獄すぎる・・・。
調べた結果は・・・
後者の・・・縦貼りでした・・・
最悪である。この貼り直しの場合時間が足りず二日間になってしまう可能性もある・・・
そうなると猫たちを一階に下ろせないので数日間みんなで寝室ですごすことになってしまう。。。
何より大掛かりになるので、また何か別の問題が起きても嫌だし、お金も上がってくる・・・
クロス屋さんに相談すると・・・・
あっさりとこうお返事が・・・・

なるほど・・・確かにそこで綺麗に繋げばぱっと見分かりにくそうである・・・。
プロが言っているのなら問題ないのだろう!ということで、割とあっさり解決!うほ〜!
あとは日程だけ決めて、待つだけ。これで気持ち良い生活が送れる。
はずだったのに・・・
超絶謎大事件発生
工事の日程等も数日にまで絞り、あとは確定するのみ!!
と思っていたそのとき、突如現場監督さんから連絡が・・・・
「流石にまじでこれ以上問題起きることなんて絶対ないでしょ」
そう思っていました。
いや、なんならこれ以上なんか問題起きようもんなら、このブログを読んでいる皆様もそろそろ
「いやいや、響介家関連のやつ話盛り過ぎでしょ。絶対こんなに事件起きねえだろ。嘘つき。しかもブス」
と思い出すだろう。
しかし、そんな希望的観測は数秒後に打ち砕かれることになる。
事実は小説よりも奇なり。
次回
現場監督さん「響介さん・・・大変です・・・・今工事の準備のために必要な資材の発注をしていたのですが・・・ダイニング上のアクセントクロスが、・・・・・廃番になってしまっていました・・・・」
乞うご期待
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