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5匹の猫と暮らす幸せ丸出しの猫マスターが猫の多頭飼いの本当に大変なことを語ります。

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このブログは幸せ丸出し、幸せのお裾分けをモットーに頑張ってきていますが、幸せのお裾分けにはしあわせで暮らすための秘訣の公開も必要だろう!ということで、本日は猫マスター一家の知られざる(?)プライベートなリアルなお話。

もちろん毎日毎日幸せ丸出しなのは愛も変わらず・・・

これは叩き起こされている瞬間です。

幸せ丸出しの猫マスターが猫の多頭飼いの本当に大変なことを語りたいと思います。

いくつかのパートに分けて、レッツ大変なこと!

【どれが誰のうんち○?】トイレの識別ができない

これはつまり、イコール健康管理が難しいと言うことです。

猫の体調管理の多くがトイレがきっかけで把握できます。

おしっこの量が少ない、うんちをしていない、色や匂い、時間やタイミング、全てに意味があります。

人間も何日もトイレにいかないと流石に体に不調が現れたり、そもそも原因があったりしますよね。

猫は痛みを隠す動物なのでお腹が痛い、内臓に何かがある、としてもそれをはっきり言葉や態度で表してくれません。

猫マスターはこうしてる

正直に言います、100%の管理は無理です。

1匹飼いに比べたら確実に見落としや、確認しきれない部分が出てきます。

他の子が下トイレを他の子が砂でかき混ぜぐちゃぐちゃにしちゃったり、誰が誰のか、まずわかりません。

「だからまあ諦めてます」

と言うわけではありません。

僕が僕なりに編み出した、方法をいくつか書いていきたいと思います。

本来猫と暮らすためにやるべきことと、みんなの健康管理の間みたいな話もありますが、現状これでなんとか健康管理はできているつもりです!

それぞれのトイレを把握する

まず、猫のトイレは飼育頭数+1がいいとされています。

我が家は現在6個のトイレを置いているのですが、それぞれ好きなトイレが決まっています。

実際には「おしっこはAで、うんちはB」のように分かれていますがそれをまずある程度把握しておくことです。

トイレを掃除している際などに「あれ?なんかいつもより量が少ないぞ?」

と思ったら、そこのトイレを使用している数匹の猫に一旦絞って一日様子を見てみます。全然していない子がいればその子の確率が高いです。

これがまあ大変で、

Aはリュックのうんち、ポポロンのおしっこ、ピーボのうんち

Bはソラのうんち、ニックのうんち、ピーボのおしっこ

みたいな感じでまじでバラバラです。把握するまでが謎解きのように難しいですが、すっかり慣れました。

掃除の時間をある程度固定にする

時間といえば、我が家の時計はちょっと個性的。めっちゃ可愛いので皆さん真似してね。

これはストレスの問題も関わってくるので、一概にお勧めはできないのですが、我が家では掃除の時間をある程度の幅で固定にしています。

例えば数時間おきに掃除、と決めて

  • 朝はこのくらいの量
  • 昼はこのくらいの量
  • 夜はこのくらいの量

とある程度の目安で掃除をしています。

これで一箇所かなり少なかったりしたら、一つ目のコツと同じく、そこのトイレを使用することの多い猫をマークし、様子を観察します。

しかし、猫はロボではないので、

絶対に22:15にうんちをぶりぶりぶり!と3フンバリします!

とかではないので、量が少ないからといって焦らず、

「あと1時間くらいしたらするかな?」

と様子を見て、帳尻を合わせたりします。(面白いもんで、うんち少ないなと思ったら誤差数時間できちんとうんちします)

それでもしない、そしてなおかつ具合が少しでも悪そうならしっかり様子を見て病院へ、です。

毎日掃除してるとある程度どれがどの子かわかるようになる

これは不思議なもので、やはりオスメス、体格差、ご飯の差でうんちにも差が出ます。

これらをある程度把握しておくと普通に「あれ?これポポロンだな」とかわかります。愛ですね。

我が家はリュックだけご飯が違うので、そもそも少しうんちの色味や匂いが違ったり、いつも柔らかめの子がいたりなど、ある程度は把握できます。皆様もたくさん猫がいるお家はその辺はきちんとわかるように把握しましょう!

問題はおしっこ

おしっこは非常に難しく、そもそもが液体なので、してしまうともはや誰が誰なのかわかりません。

1番でご紹介したように誰がどのトイレを使っているのかをきちんと把握し、おしっこの量が少ないと思ったらそのトイレの使用者に的を絞り経過観察して様子を見るようにしています。

僕はこの方法でリュックの尿路結石を未然に防げました(超初期の砂が溜まり出した頃に見せたので、石にならず、ご飯だけで対処が可能でした。)

おしっこは一日強出ていないだけでも大異常なので、しっかりと確認するようにしましょう。

尿路結石か?と思ったら、市販のpH検査のキットなどもあるので、常備しておいて、いざというときに確認して、お医者さんに見せるための参考にするなど、常に準備はしておきましょう!

我が家は念のためこのキットを常備してあります。

先生に速攻でおしっこを持っていけるようにこういったものも30本くらいは常備しております。

高いものではないので、持っていたほうがいいと思います!猫の尿検査は、タイミングが合わないとなかなか取れないので、手の届く範囲に置いておくのをお勧めします。

「おしっこした後のを吸えばいい」とか思いますが、トイレの砂などに一度ついてしまうと雑菌が多く、顕微鏡で見ても原因がわかりかねてしまうのです。

手についたら嫌だ!

という猫飼いの風上にも置けない方は笑、

こんな便利なものもあります。おしっこしている股の間にスッと入れてできるだけしっかり濡らすだけです。

ただ遅くても3時間前後くらいで持っていくようにしないとこれまた雑菌が湧いてしまい、わからなくなります。

【医療食品が必須の場合・・・】ご飯の管理

こちらもなかなかに大変です。

病気や体質、アレルギーの関係でみんなと同じご飯が食べられない子が1匹でもいたら、ご飯を変えなければいけません。

しかし、猫は「こっちは君のね」と言って「はーい、わかったー」となるほど聞き分けの良い動物ではありません・・・

猫マスター一家のご飯

冒頭の写真は引っ越し当初で、全員でまとまって食べられたほうが安心感があるのではないか?と思い、一箇所でみんなで食べてるのですが、現在、実際はリュックだけ少しだけ離れたところで食べています。

その理由も、前述した通り尿路結石の理由から1匹だけご飯が違うのです。

リュックが他の子のご飯を食べてもダメですし、他の子がリュックのご飯を食べるのはもっとダメです。

だから少しみんなとは距離を空けています。

実際には部屋すら分けるべきなのですが(最初はそうしていた)我が家の猫たちなぜか勝手に非常にいい子達なので、近くで食べていても別の子のご飯を食べたりなどあんまりしないので(ガッツリ放置してると盗み食いしようとする)同じ部屋であげていてもそこまでもんだありません。

しかし、普通の猫ちゃんだとそうもいかない子も多いと思うので、やはりご飯をあげられる部屋が複数あったりというのは必要だろうなと思います。

現在はリュックと、その他の4匹、というご飯の組み合わせですが、もし将来さらに別のご飯をあげる必要が出てきたりした場合は、同時に3箇所見るのはなかなか至難の業なので、ご飯時だけは部屋を分ける必要が出てくるのかなあ、と思ってたりします。

まあ、そんなこともなく健康でいられるようにとにかく頑張るのみなのです。

【誰が何リットル飲んだ?】お水の管理

こちらも、1匹であれば「置いてある水がどれだけ減っているか」でどのくらいの水分量を飲んでいるか明確なのですが、いかんせん、5匹もいると全員がいろんなところで水を飲むためたくさん減っているからといって、全員が満遍なく飲んでいるとも限らないですし、管理がとても大変です。

ちなみに給水機はこちらがお勧め

陶器使用でよくあるプラスチックのものより重く、お手入れもしやすく、綺麗を保てます。色も綺麗なホワイトなのでどんな家でも使えますね。

猫マスターはこうしてる

これに関しては、まじでよく見る、しかありません・・・。

一日に一回も水を飲んでいないのはかなりまずいので、朝起きてしばらくみんなを観察し、きちんと飲んでいるか、夜寝る前まできちんと飲んでいるか、など、自分が見れる時間はできる限りしっかりとみんなの様子を見て飲んでいるのを視覚的に確認しています。

そして引っ越してからは・・・

秘技お留守番カメラ

引っ越してからはアレクサ対応のお留守番カメラを全部屋に設置したので、お水を飲む瞬間をしっかり録画、または遠隔でも確認できるようになりました。

スタジオにこもっている時などはAmazonエコーにリビング等の様子をしっかり写し、みんなの機微を見るようにしています。

いや、リュックお前誰もいなくてもそのポーズで寝てんのかい・・・

これで今までよりだいぶみんなの日常が把握できるようになったので、まじでお勧めです。

ただ、我が家は設置場所を誤り、猫の人間監視窓に設置してしまったので・・・

圧倒的監視力を体感できます。

【幸せでくたばる?】猫圧で幸せすぎる

これは・・・解消のしようがない・・・

だって幸せなんだもおん・・・・

放っておいても・・・みんな来ちゃうんだもーん・・・

猫マスターはこうしてる

こればっかりは仕方ありません。我慢です。猫圧を、食らうのです。

さすれば全員が幸せになるのだから・・・

遅刻しようが、何しようが猫圧が最優先。

僕らにはそれしかありません。

多頭飼いは本当に大変なもの

多頭飼いは、写真や一部を切り取ると可愛く、幸せ丸出しで、夢の空間に見えますよね。

いや、それはもちろん事実なのですが、見た目以上に大変なことが多く、何かあった時の対応の難しさは1匹の場合の比ではありません。

それらを蔑ろにして、行き当たりばったりで過ごし、いざというときに何かが起きてしまうと、対処が間に合わなかったり、不完全になってしまったりしてしまうこともあります。

「難しいから仕方ない」ではなく、

今自分ができる最大限を。それが猫ファーストです。

環境づくりをしっかりしてあげられれば、どんな猫だって、幸せにしてあげられます。

部屋がなければケージをしっかり出しておいて、ケージに慣れさせてあげる、廊下を活用できるようにしておく、など、たくさん方法はあるはずです。

猫と暮らすというのは幸せ丸出しの行為。しかし、同時に命を預かる責任を負うことです。

「兄弟で飼ったら楽しいよね!」「たくさんいたら幸せそう!」

そう思うのはとても優しくいいことですが、しっかりと準備をして、万全の状態で暮らし出せるよう頑張りましょう!それが我々下僕の役目なんですから・・・。