空気を振動させることに決めた猫マスター
なんかSF能力者バトル者の主人公みたいなセリフになっているが、詳しくは前回の話を読んでいただいて・・・
全ての責任と覚悟を持って、
ポーチーの横でギターを弾くことを決意した。
錆び錆びの弦を交換

ギターの弦は鉄素材のため、環境差はあるが、早ければ1週間〜2週間程度で少しずつ錆びてくる。頻繁に交換する人もいれば、僕のようにズボラだったり、たくさんギターを持っている人は、数ヶ月おきにしか替えないこともある。(古い音が好きとかね)
ポーチーのために新しい弦にするぞ〜!と、弦交換をしていると、ふとこう思った
「これがもしかしたらポーチーに聞かせてあげられる最後の新品の弦の音かもしれない。」
急に、胸に重圧がのしかかるような感覚を覚えた。
弦を替える手も少し震えるようだった。
こういう、ちょっとした一つひとつ、一瞬一瞬、全てが、今、終わるかもしれない。
“当たり前”をやろう!と意気込んだ今、この“当たり前”がもしかしたら、最期になる可能性を思うと、「弦を替えてる場合か・・?!」とか思いつつ笑、「でも新品の弦がいい・・・」とも思いつつ笑。
「あ〜だせぇ〜めっちゃ取り乱してるやんけ自分」
と自分のダサさ加減に呆れつつ。
弦を変え終えた。
後ろで寝そべるポーチーがとてもいい味出している。
動画で後から気がついた最高に嬉しい事実
弦を交換した後に、チューニングをするために、ギターの音を鳴らす。
弦は鉄なので、貼ってしばらくは、伸び続けるため、チューニングが狂ってくるのだ。
そのため何度もチューニングをし直し、ひいて、伸ばして、チューニングして、という時間があるのだ。
そんな作業をしている、その瞬間は気がついていなかったのだが・・・
まさかの・・・・ポーチー・・・・

顔を上げて、耳をこちらに向けている
手前の写真と比較すれば、確実にこちらに意識が向いているのは一目瞭然だろう。

この事実には、後ほど気がついたのだが、、、
改めて、ギターを弾く!という選択をした自分を褒めたい。
ああ、これが、”当たり前”なんだ。
動画を見返して、衝撃だった。
ポーチー、聴いてくれてたんかな。
「おい、チューニング低いぞふざけんな」って思ってたんかな・・・?
理由はなんでもいい。
聴いてくれてるんだ。
聴こうと、してくれてるんだ。
今日だけでいい、今日が最後でもいい。少しだけ弾かせてほしい

そうお願いして
リビングのソファに腰掛け、ポーチーに近くに座ってもらって
いつものフォーメーションでギターを弾き始めた。
いつもなら、ギターを持っただけで、膝に飛び乗ってきて、最強に気持ちよさそうな顔で、寝てしまう。
しかし、今までのように気持ちよさそうな顔をすることは、ない。
麻痺が出ていて首もちゃんと動かせないので、顔も起きっぱなし。
でも、きっと、かならず、届いてる。
音はただの空気の振動。
ヒゲだってある。触覚がある、体にも伝わってる、愛がどうとか、音楽の無限の可能性みたいなことは言わない。とにかく、この振動は、きっと、猫には必ず伝わっている。
そう思いながら色々と弾いていると
少しも想像し得なかった
奇跡?が起きました。
次回
奇跡なんて信じない。これはポーチーの想いだ。
何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。
投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとな嬉しいです。note的なね・・・。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。