リンパ腫闘病 PR

きっと今日が、いや、今日も、運命の日【愛猫のリンパ腫闘病日記241】

記事内に記載のリンクは商品プロモーションを含む場合があります

抗がん剤をやめて2日半。

え!?たった二日!?

お読みいただいている方はそう思うだろう。

記事は、間が空いてしまったり、1日を分けて書いているせいでかなり長い時間が経ってしまっていますが、実はたったの2日程度のお話です。

この二日があまりに濃くて、そして変化が大きくて、ついつい長くなってしまいます。

毎秒のようにやれることが失われていく、当たり前が減っていく。そんな感覚だ。

抗がん剤、投薬をやめ、今は強制給餌だけは続けている。

元々、治療中から、強制給餌への抵抗力は強く、激しく暴れてしまうが、脳腫瘍になってからと言うもの、その力は増している。

以前先生が言っていた

先生
先生
猫は本当に強い動物です。以前数日食べていない瀕死の子に注射をしようとした時暴れ出して、手に負えないほど暴れ出して、、食べていなくても動いていなくても、いざという時には力を発揮できちゃうんですよね。

と。

まさにそんな状態。ろくに動けてもいないのに、この筋力はびっくりだ。

それこそ脳に腫瘍があるせいで、力加減とかができないのだろうか?とにかくパワフルに暴れる。

脳腫瘍の症状で平衡感覚が乱れているため、頭を振り回した遠心力で体全体がブンブンまわってしまう。

飛び散るご飯。吹き飛ぶシリンジ。

そして元気な時はきっと手加減してくれていたんだよね、全力の猫のパワーは大人の男の力でも押さえつけられない。

走って逃げようとするが、脳腫瘍のせいで、まっすぐ歩けない。

壁にぶつかったり、倒れたり、そしてそれにびっくりして泣き叫ぶ。絵に描いたような地獄絵図だ。

動画なんてもちろん撮る余裕もない。

でも、それでも、長くいたいから、一緒にいたいから頑張って続けてきている。

しかし、頑張っているのは、僕じゃない。ポーチーだ。

そう思いながら一日の幸せな時間の中で、強制給餌の時間だけは、心を鬼にしていた。

しかし、今回の強制給仕は少し違った

抵抗感が今までの比じゃない。

ありえないほど暴れる。

もう、マジで抑えてられない。大の大人、男が全力で力を入れても、抑えきれない。

一体どうした・・・?

顔を見ると・・・

飲み込もうとするその瞬間、喉の腫瘍にご飯が引っかかって、痛みが生じているのか、つっかかって苦しいのか、、

定かではないが、とにかく

飲み込めず、口から出てしまう。

ボトっと。口から出てきてしまう。

今までは、かなり少量ずつなら、、なんとか、、、、

とどうにかこうにか、あげていたが・・・

とんでもない時間がかかる。

1,2時間以上かかる場合すらある。

でも・・・でも・・・少しずつでも、ちょっとでも・・・

そう思っていた。

だが

大事な時間のうち1時間も2時間も、辛い時間に費やしてる今、これは正解なのか

ずっと、ずっと思っていた。

「これは、必要なのか」

「これは、正解なのか」

苦しむポーチーを見て

嫌がるポーチーを見て

メリットとデメリットを天秤にかけた時に

「長く長く生きてほしいから」

「もっと一緒にいたいから」

このメリットのためだけに

幾つのデメリットに目を瞑ってきたんだろう。

この天秤、とうの昔に、

デメリットの方に、振り切ってるんだ

気がついてるのに、わかってるのに

なんで続けてるんだ

「でも、今は必要なものなんだ」

抗がん剤をやめるまでは「でも今は必要なものなんだ」

そう自分を納得させていた。

でも

今は違う

抗がん剤をやめて

最期が見え出しているんだ。

それなのに

その”最期”までの大切な一分一秒を、苦しい時間に費やして、苦しい思い出にしていいのだろうか?

喉の腫瘍があって、僕自身が物理的に苦しめてると言っても過言ではない。

その上精神的にもかなり辛い思いをさせてしまっているだろう

そして、それは、きっと、僕自身にも当てはまる。

そう、ずっと。

この数日の話じゃないんだ

闘病が始まって、強制給餌が始まってから、ずっと。

ポーチー?

もう

嫌だよね

嫌なこと

したくないよね

「僕のこと嫌いになっていいからね」

そう思ってたんだ

そう思って続けてたんだ

でもさ

ポーチーに、嫌われたくないや

大好きでいてほしいや

嫌われたく!!!ねえ!!!!!!!

全部!全部!!!勝手で!身勝手で!最低だよね

ごめん

ポーチー

ごめん!!!

次回

覚悟を決めた

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。