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抗がん剤治療をおえホスピスへ【愛猫のリンパ腫闘病日記234】

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安楽死の現実を知り、自宅で自分で、僕の手で、みんなと、看取ると、決めた。

これは、きっと飼い主の責務なのだろう。

骨で言えば、まだ、まだ、闘いたいという気持ちも。ほんのほんの少しはある。

正直、もっと足掻きたい。でも、もう、苦しめたくないんだ。

そして、抗がん剤治療もやめる、そして、安楽死も選択肢ないとなった僕らは・・・

ホスピスを行うことに

「行う」

と仰々しくっているが、要は

「できるだけ苦しまないように余計なこともしないし、何かヤバそうなことあったら対処療法的に薬をあげたり(たとえば吐き気があれば吐き気止め、など)だけする」

と言うものだ。

積極的に腫瘍に対して何かアプローチをしたりすることは、しない。

つまり、何もなければ、”何もしない”が正解となる。

ここからの僕らの生活は、こうなるんだ。

とはいっても、薬は抗がん剤治療をやめた時点で、もとより、もうない状態。

抗がん剤を諦めた時点で副反応や、脳腫瘍以外の不調などはなくほぼほぼ必要がなくなっていた。

吐き気もない、血尿や血便など重篤な何か症状も出ていない。

ただ、ただただ、脳に腫瘍があって、それが悪さをしている、だけ。

その脳腫瘍にだけ、抗がん剤が、効かない。と言う。だけ。

考えれば考えるほど、なぜ、なぜ、なぜ、が止まらない。

憎い。

しかし、もう後ろは見ない。過去に文句を垂れても、何も変わらない。

前を見る。前だけを見る。

突きつけられた現実を、変えてやる!そんな状況はもうとうに過ぎ去ったんだ。

今は受け入れるタイミングになったんだ。

強制給餌のみを続け、ポーチーができること、もう、数少なくなってしまった、できること、”当たり前”を守ってあげたい。

それを、運命のその日までできる限り、質を高く、密度を濃く、そしてできるだけ、長く、続けたい。

いや・・・・

長く・・

は、もしかしたらもう余計なのかもしれない。

でも、とにかく、やれることをやって、そしてその結果、長くなるのなら、嬉しい。

ここからは、強制給餌だけを行い、あとは、その状況ごとに、判断していこう。

抗がん剤をやめて変わる”強制給餌”の意味

今までは

「希望を持った、未来のため」の強制給餌だった。

しかし、これからは、”今を守る”ための強制給餌。

同じ強制給餌のはずだけど、全く意味が違う。

一日の規定量をあげ切らないと!

とか回数とか、ペースとか、そんなん、もういい。

食べれそうなら、あげる。

食べたそうなら、もちろん、あげる。

水も、飲みたいのに飲めない、みたいな様子なら、あげる。

食う飲む寝るは、幸せのためにやるべきだよね。

今この瞬間の僕には、正直、わからないことだらけ。

「あ、今食べたいんだな」とか「飲みたいんだな」が正確にわかる気なんてしない。

そりゃ健康猫なら、すぐわかる。でも今のポーチーは意思表示すらできるレベルにない

僕が汲み取ってあげなければならない。

しかし、汲み取り方を間違えたら苦しめてしまうこともある。

だけど、そこに躍起になって

「残されたポーチーとの時間」を

辛い思い出にしたり、目の前のポーチーを見ていられないくらい心に余裕がなくなるようなことは、しない。

今きっと、僕が唯一ポーチーにしてあげられること。

きっと、きっと、今の僕が、最後にしてあげられることが

強制給餌。いや

給餌。だ。

全ての時間を、幸せに、悔いなく、すごそう。

また、明日

次回

抗がん剤をやめてたった数日。顕著に変化が現れた

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。