リンパ腫闘病 PR

ポーチーの未来【愛猫のリンパ腫闘病日記169】 

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家を出る前、割と調子は良さげだったポーチー。

きっと、、抗がん剤は効いている

きっと、抗がん剤治療を続けられる!

きっとここから明るい未来へ進める!楽しみだ。

恐怖もあったが、どことなく前向きでいた。

ついに診察室へ呼ばれた

ここまで、やれることは、きっと全てやれてきているつもり。

普通の社会人よりは遥かに時間が作りやすい仕事で、仕事も休みまくり飛ばしまくりでつきっきりで診ている。

いや、いうてまだまだやれることや考え方はたくさんあるかもしれないが、やれるだけやってるつもり!!!

その結果がついに出る。

大丈夫僕たちは最強の家族なんだ

血液検査の数値は問題なし

いつもの如く!数値に問題はない。

すごすぎ。ちょろっと貧血、脱水が過去に出たくらいで、ほとんど問題なし。

リンパ腫の初期に炎症値が少しだけ高かったくらい。

とは言っても「興奮してると上がっちゃうこともある」とか、「午前と午後でこのくらいムラあることもあります」程度のもん。

「この数値じゃもうダメだ〜〜!!!」みたいなことになったことはない。

つよすぎポーチー。

結局最強の男。

さあ、そして気になるエコー結果だ。

ここ次第。ここ次第だ。全ては、ここ。

先生が口を開いた

先生
先生
おそらく、、いや、十中八九。ビンクリスチン、効いてません。

目の前が真っ暗になった。

そこから何分か、無音のような状態になった。

宇宙に飛ばされたみたいに、何も見えないし何も聞こえないし、なんか座ってる感覚もなかった。

多分あの一瞬僕は幽体離脱的なことになってたと思う。

恐怖とも、悲しみとも違う、人生で感じたことのない感情、感覚だった。

手足の感覚がじわじわなくなって、体が冷え切った感覚。

残念ながら、ビンクリスチンは

全く、きいていなかった。

効いていないどころではない。

当初、腎臓リンパ腫から始まった闘病。

無事寛解まで持って行けて、今回喉に出てきてしまったわけだが、、

喉にばかり注意が向いていたが、

なんと、腎臓も再燃

見事に、最初の頃のように腎臓を、リンパ腫が支配している。

だから、食べたくなかったんだ。だから、水も、なかなか飲めなかったんだ。

「先週、もっと早く病院に連れてくれば」

そう思うが、連れてきたところで、リンパ腫をどうにかする術などない。

早く連れてこようが、今連れてこようが、抗がん剤が効いていれば、そのまま、効いていなくても、一週間は空けなければ何もできない・・・。無力だ。

リンパ腫は、全身、悪化していた

再燃として左喉に大きく現れたリンパ腫だったが・・・

喉から人間で言う鎖骨のあたりまでをでっかく覆うように広がっていた。冗談抜きで北海道みたいな形だ。

「しこりがあったら急いで病院へ」とはよく聞くだろう。

”しこり”という概念がわからず

どれがしこりだ?しこりかな?毛玉じゃない?とか

「心配で連れて行っちゃったら、喉仏ですよ!って言われちゃった!」

などいろんなエピソードを耳にするが、、、

そんなことありえないくらい

もう誰がどう触ろうと、わかる素人だろうがなんだろうが、しこりだとわかる。

絶対的に悪いものだと。

そのくらい、歪で、変な硬さ、大きさ、そして何より進行速度の速さ。

全てが想像を遥かに超える悪さ。

この数日でうっすら大きくなっていることには気がついていた。

しかし、なんと病院に行く前にはなかったはずなのに、ついさっき先生に言われて気が付いたのが・・・・。。。

なんと、右側にも、ある。

昨日の晩も、朝も、家を出る前にもチェックした。

それなのに、病院に行くまでの数時間で、こんなに変化している

恐怖だ。

”リンパ腫は進行速度が速い”それは理解していたが、そんな想定、予想を遥かに凌駕した、常軌を逸した進行速度だ。

1日の中でも、こんなに変わるなんて。

悪魔的な大きさ、硬さ

”良性の腫瘍は柔らかくて丸い”と効いたことはないだろうか?もちろん、形が良くて柔らかくて悪性のものもあるので、あくまで検査をして、、というのは前提になるが、一つの指標として、そんな見分け方がある。実際我が家のボコたん、リュックには脂肪腫があるのだが

”明らかに”悪性腫瘍とは触り心地が違う。「あ、なんか平気そうな感じ」とわかるレベル(でももちろん検査してますよ)

リュックが過去に肥満細胞腫という腫瘍ができてしまった時は”明らかに悪いものな気がする”と素人でも感じた。超小さい状態で見つけられたので、再発もないまま元気に過ごしているが、1mmとかのレベルなのに、異様に固かった。

と言った具合に、腫瘍は適度に、硬さや形でなんとなく良し悪しがわからないでもないのだ。

が、、、

今回のポーチーの喉のリンパ腫は

左右のリンパ腫は大きさも形もバラバラ。明らかに異常なものだ。

そんな大きなものが両喉にあるなんて、どれだけ苦しいんだろうか。

仰向けでねると息が詰まるので、硬い場所でうつ伏せで寝るしかできない。

ご飯も喉を通らず、錠剤すらも喉を通りにくくなっている。

だから、あんな寝方しちゃうんだ・・・

もう、僕には何もできないのか

絶望だった。

そこで先生にとある提案をされ、目の前が真っ暗になった

次回

最低の飼い主

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こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。