闘病から気付けばはや四ヶ月
闘病開始当初は、プロトコールも完走!ムキムキポーチーの復活!
と妄想していた。そしてそれが叶っていたであろう時期だ。
しかし、現実はそう甘くはなかった。
プロトコールは一回どころか、半分もすすめず。リンパ腫だけでなく邪魔な連中にひたすら妨害されて、一度は寛解したはずなのに、再燃して。
進んでいるつもりだった。でも、改めて振り返れば、ただマイナス方向へ進む歩みが、牛歩気味になっていたというだけで、プラス方向へ歩んでいたわけではなかった。
ああ、これが抗がん剤治療なのか。と、現実を突きつけられている。
前に向かってゆっくり歩いていると思っていても
実は後ろに向かって歩んでいるだけだった
そう感じてしまうくらい、難しい。
ついに検査の日
前回の抗がん剤から1週間が経ち、血液検査の日だ。
今回は、抗がん剤がちゃんと効いているかも含めて、エコー検査も行う。
そもそもが腎臓リンパ腫から始まったので、そこへの再燃がないかどうかを確認する。
正直喉の腫れは、一度は減ったが、アスパラギナーゼの効果が長続きしないということもあってか、うっすら戻ってきている気はしている、、
が、ビンクリスチンを投与したことにより、抑えられていて、継続して打つことで小さくしていけるだろうというイメージでいる。
前日はみんなで寄り添うように「猫列車」が開通していた。
アパート時代、狭すぎて、こうやって寝るしかなかったから生まれた思い出の寝方。
家が広くなってからはなかなか見られないんだ。
しかも5両編成とは!めっちゃレア!
現実をおさらい
以前もなん度も書いた通り、血液検査の内容が悪いと次の抗がん剤を打つことはできない。
しかし今回はそれよりも
「抗がん剤が効いているのか、効いていないのか」
が鬼門になる。
血液検査の内容がどうであれ、効いていないのであればそれはなんの意味もない、ただただ副作用で苦しめるだけと言うことになる。
そしてそれは同時に、、
もうできる治療がなくなってしまうと言うことにもつながる
それはつまり、ポポロンとの生活の最期が見えてきてしまうと言うこと。
こんなに苦しいこんなに辛い病院の待ち時間が過去にあっただろうか。
ああ、ウイルス騒動の時もこうだったなあ
でもその時をもはや超えてきちゃったな
だって、人生を決めるんだもん。
僕が。
未来が決まるんだもん
ガッタガタ震える
家出る前はお散歩してた
家を出る前も、普通に散歩してた。
お家パトロール。ポーチーの日課、いや、仕事。
これがあるから我が家は平和なのだ。
一番ピーク時はこんなに歩いたり、マジでできなかった。
だから、病院前こんなに歩いて、こんなに日常なポーチーを見られて、希望を感じた。
その調子だよ!ポーチー!!
抗がん剤効いてるぞ〜!ってなって、帰宅して、また一緒に!散歩しよね!!!
「響介さ〜ん」
ついに、呼ばれた
次回
抗がん剤の効き目、いや、ポーチーの未来の行方
の前に、同時期に、どうしても伝えたい大変なことが起きてしまっていたので、少しだけ、明日から一週間、ブログを寄り道させてください。
次の記事はこちら
何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ
「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。
投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。