遂に抗がん剤の治療が再開に。
しかし先生の判断で、今までの抗がん剤は使用せず、治療スイッチすることに。
ドキソルビシン(アドリアシン)という抗がん剤に変更となる。
ここまで行っていた抗がん剤だと、副作用からのカリシ併発のコンボで体調が1週間では回復せず、どんどん弱ってしまう。
時間さえあればそれとなく体力も復活するし、食欲も戻るが、これを繰り返しても、従来の間隔で抗がん剤も投与できず、一ヶ月のうち半分もまともに物が食べれない状態が続いてしまうのは、よろしくない。というか、どこかで命の危険が大きくなることを懸念。
このままこれを続けるときっと近い将来体がもたない可能性ありと判断し、少しだけお休み期間を設け、食欲が戻ってきてから抗がん剤をドキソルビシン(アドリアシン)に変更し、再開。
おさらい
今までの抗がん剤は毎週投与だったが、この抗がん剤は3週に一度。
毎週投与だと体力が戻りきらず次、また次、と負担が多くなってしまっていたのだが
今回のアドリアシンであれば1週間目で副作用が出たとしても3週間猶予があるので、体力を戻すまで期間があるため、今のポポロンには適していそう。
しかし体に蓄積してしまう作用があり、回数制限がありおおむね6回を超えると心臓に負担がかかる副作用があるのと、腎毒性があるらしく、腎臓の数値が悪いと打つことが出来ない。
その辺のデメリット？もあるが、治療の効果としては申し分なく、今までポポロンが行っていた「COPプロトコール」の親戚プロトコールである「CHOPプロトコール」にはもともと組み込まれている抗がん剤なので、COPがCHOPになった、みたいな感じで構えている。
そもそもが、ドキソルビシンは、単剤での使用も比較的よく行われている抗がん剤で、単剤でもいい結果を残すことで有名だ。
ここまで、間が空いたりしまくってしまったのは事実だが、シクロホスファミド、ビンクリスチンを2,3回ずつしっかり打てているのも事実！
血液検査が良いのも、事実！
初回の方でご紹介もした通り、抗がん剤治療は単剤より、複数の抗がん剤を使用した方が成績がいい傾向にある。
アスパラギナーゼを入れれば4種類目の抗がん剤となり、より多くの抗がん剤を使用することになり、うまくいけば、かなりいい成績を残せるかも。
現状ですでに寛解している状態、新しい抗がん剤は、怖いが・・・。予後が良くなることに期待したい。
一度帰宅し体調が戻るまで様子見
ブログ上は前向きな雰囲気に見えるかもしれないが、実際は違う。
現状、食べていないのだ。
全く、食べていない。
文字上ではこの生活の全てを伝えることなどできないので、
「早く食べれるようになるといいね〜」
くらいのノリに見えてしまうかもしれないが、実際はそんなどころではない
毎日毎日、朝起きて減っていないご飯を見て肩を落とし、階段の下でぴくりとも動かず眠るポーチー、
1日のうちほとんどをここで過ごし、本当に微動だにしない。
夜になっても無論食べることはなく
「お願い、一口だけでも食べて」
と懇願するも、その願いは届かない。
“前回大丈夫だったから、今回もそのうち良くなる”
そんな保証はどこにもないのだ。
“今回は、ダメかも”
“今回は、食欲が戻らないかも”
常にその不安と隣り合わせで過ごす毎日。
寛解しているから、食欲さえ戻れば
そんなこともない。
何があるかは、わからない。
抗がん剤を休んでいる時間は、寛解期間をキープできない可能性だってあるんだ。
カリシがさらに暴走することもあり得る。
そんなことばかりが脳みそを支配する数日間を過ごした。
次回
数日間の食欲不振を終え・・・？
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毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
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