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引っ越し等での長距離移動時、猫へのストレスは?

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皆様こんにちは。猫マスターこと猫マスター。響介です。

本日は以前質問をいただきました

「引っ越し等で長距離移動を伴う際、猫へのストレス対策や、気を付けたことなど教えて頂きたいです…」

というかなり具体的な質問、ながら、僕自身もそれ相応に気をつけたポイントなので、お答えしていきたいと思います!!

まず初めに…

こんなDMを僕に送ってくる時点で…

あなたはとてもいい飼い主様です。

雑に猫を飼っていたり、愛情が希薄な方はこんなことすら気にしません。

「キャリーに入れて、車に乗せる。家に着いたら出す。そんだけだろ」

このくらいしか考えていません。

そこを

「猫も不安だよな、、」

「こわいかな、、」

「どうしたら不安が解消されるかな、、?」

と考えてあげられている時点で、猫たちにもその気持ちはきちんと伝わりますし、自分ができる行動の幅も普通の方より広いはずです。

それでは僕が特に拘った引越しでの移動で気を付けたことをつらつら書いていきます。

1.必ず飼い主、猫の匂いのするものをキャリーに入れておく

とにかくこれが大事です。匂いは猫たち、いや、動物の世界では最も信頼に足るもの。

匂いがあれば不安の中でも多少でも安らぎを得られると僕は思っています。

例えばいつも寝ているブランケットなどがあればそれを一緒に入れてあげる、お気に入りの人形があれば一緒に入れてあげる、などででも良いです。

飼い主のパーカーとかでも安心するかもしれませんね。

とにかく匂いをきちんと残し、新居にも馴染みの匂いのするものを各所に置いておくことが大事です。

おすすめは全部屋のコーナーや、猫が隠れそうな場所を予期して、そのあたりに使い馴染んだクッションなどをおいておくのもいいと思います。

引っ越し当日の様子。慣れ親しんだものがあるとその近くを居場所にできる

2.安全運転

これはまぁもとより当たり前なのですが、ハンドル捌き、ブレーキのタイミング、全てに気をつけましょう。

猫は三半規管最強動物ですが、揺れや慣れない動きにめっぽう弱いです。

こだわりも強い動物なので特に自分の意思に反した動きにはストレスを感じやすいので、揺れは少ないに越したことはありません。

できるだけナチュラルな運転を心がけましょう。

必要ならロールスロイス的なマジで揺れが少ない車を買いましょう。

3.ひたすら名前呼んだり語りかけたりする

これは病院移動時などでも徹底していることですが、猫は不安になると「アオーーン!」と聞いたことのないトーンで鳴きます。

これは不安で不安で仕方ない時に出る声で、ストレス値マックスです。

この時に「うるさいっ!」「静かにしなさい!」とか、声に発さないまでも「早く静かになんないかなー」

とか思っちゃってたりすると、それすらも猫に伝わり、さらにストレスになります。

「アオーーン!」が始まったら

「あららぁ?なにぃ?リュッキンちゅわぁん」(甲高い裏声)

普段通りの気色悪い声で話しかけ、安心させてあげましょう。

キャリーに入れられ、周りも見えず、ただ繰り返される振動、自分だったらと思うと恐怖ですよね。

だからこそ、匂いと声で「僕もここにいるからねーん」というのを伝えてあげましょう。

4.パーキングごとに停めて少し撫でてあげる

移動が3時間4時間、などメチャクチャにかかる場合は1時間か30分に一回くらい車を停めてキャリーの上からでも構いません、少しだけ触ってあげてください。

嫌がったり怯えたりする時は放っておいてあげましょう。

ちなみにこの際に目を合わせては行けません。猫は目を合わせる行為を威嚇と受け取る場合があるので、恐怖に震えている状況で目をジーッと合わせると、「怒られる」「またガタガタ(車の揺れ)される」とか思っちゃいます。

窓の外を見つめながら手の動きだけは猫をサワサワするという上位変態の諸行で挑みましょう。

僕は病院の待合室ではいつもそのムーブをかましています。

5.キャリー自体を出来る限り居心地の良いものに

ここは特に拘ってあげましょう。

病院などの近場であればよくあるプラスチックのキャリーもいいのですが、長距離移動となると、居心地が良い方が良いに決まっています。人間だってベッドになる椅子で数時間過ごすのと、狭苦しい硬い椅子で長時間過ごすのはストレス全然違いますよね。

プラスチックのキャリーだと、逃げようとして暴れて爪が割れたり、尋常じゃない勢いで頭をぶつけて怪我をしたりする可能性があります。

個人的にキャリーにはこだわりがあって

布地である

まずは、素材がある程度柔らかい方が良いと思っています。特に内側。

しかし、だからといってナップサックみたいなものでは窄まってしまい猫が安定していられないので、それはそれで過度のストレスがかかります。

少しフンワカつつ、外側は衝撃にも強い割とがっしりした素材。これがベストだと思います。

こんなの人間でもそうですよね。プラスチックの椅子よりふかふかのソファの方がお尻は楽ですよね。我が家の椅子はプラスチックですが笑

背負える

猫が暴れた時に手持ち専用のものだとお互いにかなり負荷がかかります。更に視界が低いと色んなものがより目につきやすくストレスも多いのでは?と勝手に考えています。

適度に暗い

これも、プラスチック系のケースを反対する理由の一つですが、

「外が見えた方が良いから」と、良かれと思って透明系の素材にすると、外からも丸見えになり、例えば動物病院等だとワンちゃんに吠えられたり、子供が寄ってきちゃったり、やたらと人様の犬猫の情報を探るのが好きなおばさまに一生絡まれたりと色々なことが起きます。

猫は外部刺激に弱いので、出来る限りそういう状況は避けるのが吉です。

しかし、猫は同時に「監視はしてたい」というクソわがままな一面もあるので、「適度に」暗いことが大事です。

何度もお勧めしていて恐縮なのですが、ネコセカイのキャリーは上記の全てをクリアしていてマジで完璧なのでお勧めです。

外からは猫の柄もわからないくらい閉鎖的なのに中から見ると外がしっかり見えて、猫たちの理想の視界だと思います。

サイズバリエーションもあるので、なおよし

以上が特に気をつけたところになります。

あとは病院を含めた車移動時に個人的に勝手に気をつけているのが

・窓を開けない(排気ガスや、騒音でのストレス対策)

・車の中の温度を一定に

など。

正直移動自体、猫にとっては信じ難いレベルのストレスなので何をどう頑張ってもゼロには出来ません。

しかし飼い主が最大限やれることをやってあげられれば、それは必ず伝わりますし、日頃自分らが見ている猫が、何をしたら安心するのか、それはきっと間違っていないので、自分を信じて色々やってみてあげてくださいね。

僕もお医者さんに言われたことをやってる!

とかではなく、自分だったらこうして欲しいな、とか猫の習性などをたくさん勉強して、自分なりに考えた結果です。

外に連れ出す飼い方をしていたりしない限りは引越し以外での長距離移動は殆どないと思いますので、その一回が嫌な思い出にならないよう、最大限気を付けてあげましょう!中にはトラウマになって、キャリーから出られなくなってしまう子なんかもいるようですから…。

猫たちを救えるのはあなた(飼い主)たちです!

愛を持って楽しく過ごしていきましょう!

猫を乗せてる時の安全運転は異常な響介ともっと運転上手くなって欲しいと思ってる猫達

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