前回の記事でもお伝えした通り、僕のことヤバい奴って言うから嫌いではあるが、とにかく仕事のできる担当編集。
随所に「で?あの図面は本当は本当は嘘ですよね?」と全くそこだけは信用してくれない謎スタンスのまま打ち合わせが終わり執筆、編集作業に入ることになった。
さあ、ここからが猫マスターとして、そして執筆家、そして音楽家として本当に大変なところ。
記事を書きながら本も曲も全部同時に作ることに
「下僕の恩返し」はブログの記事をもとに作られた本だがいうて写真やら細かい校正、加筆などもある。
それをブログの連載を続けながら曲書きながら猫たちと暮らしながら並行して行っていました。僕、偉い。
普通なら死んでいたかもしれませんが、その辺も担当編集様がかなりご理解ある方で負担をできるだけ軽減できるようスケジュールや作りを考えてくださりました。
優しく仕事もできる担当さんに出会えて僕は幸せである。
最初に担当編集さんから要望されたもの・・・それは・・・
担当編集「あ、にゃんこアルバム用に写真100枚くらい送っておいてください!」
「あ、はいはーい。・・・って100枚!!?!???!」
実際3、40枚くらいなのかな?と思っていたので衝撃の量だった。いや、そんなにたくさんのせてくれるん?
カラーって印刷代高いんじゃなかったっけ・・・
色々な心配(主にビジネス社の経理)が頭をよぎるも
「まあでもいうて僕には関係ないから乗っかっておこう」というヤンキー精神で120枚を超える写真を送りつけた。
すると後日・・・
担当編集「響介さん!猫ちゃんたちが可愛すぎるので写真ほぼ全部使っていいですか!かわいい!すき!!」
と・・・なんと、なんとなく多めに送っておいた120枚をフルで使い出すというのだ。
いやそれはありがたいのだが、色々な心配(主にビジネス社の経理)が頭をよぎる・・・・が、
「まあでもいうて僕には関係ないから乗っかっておこう」というヤンキー精神part2で
「ざーす!」
と返事をしておいた。
こんなやりとりでまさかの夢のにゃんこアルバム64ページが実現したのだ。
活字部分に関しては誤字脱字を修正し、本にそぐわない場所の校正や見えやすいレイアウトに変えたり、挿絵や写真の剪定などが行われる。
基本的にブログで連載していた内容が軸になっているので前回の本と比べてもここに関してはかなりストレスフリー、というか同時に連載をしていたのでそれをこなすことの方が大変でした。
一番時間を食ったのは大人の都合でHMの名前を出せないので、仮名を考えることだった。
僕は「鬼瓦建設所」とか「勅使河原ホーム」「友達ハウス」など意味わからない名前を送りつけまくったが、最終的にめちゃくちゃかわいい名前に落ち着くこととなった。
それは是非本書をご覧頂き確認してみて欲しい。
おじさんたちがみんなで一生懸命考えた結果がこれなんだ・・・と思うとワラけてくると思う。
色々なことが同時に進行する中、カツカツなスケジュールでデザイナーさんが仕上げてくれ、ついに上がってきた表紙・・・
猫マスター僕「え、やだー」
ビジネス社社員一同「」
次回
わがまますぎる僕に、プロが出した返答。感動的な表紙ができるまで
乞うご期待
「下僕の恩返し」発売まであと3日!
是非ご予約お願い致します!
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乞うご期待!