前回説明した通り、照明が異常な位置に着いてしまっている我が家。
完成間近で気づいたため、その場での対応は出来ず、引き渡し後にどうするか協議することに。
いや、そもそもこの照明の位置。
なんでなん?
照明の特性や作り、そして階段での使用であることを考えればまずこんな位置に設置はしないはず。
「なぜこんなことなっとんねん」
伺うと、驚愕の答えが返ってきたのだ
「響介さんはこだわりが強い方なので・・・階段の電気の位置も細部にまでこだわって・・・この位置にしたのかと・・・」
と・・・・。
えええええええええ
またかよ・・・建築時の天井問題の時もそんな感じじゃなかったか・・・
流石にこの照明選んでこんなやばい位置につける謎センスではねえだろおおおおおお!!
と思ったのだが、確かに剪定した家具もデザインが特殊だったり、部屋を狭くしてでも音楽室の壁に角度をつけたり・・・
普通の人ではまずやらないであろうポイントが多かった・・・。
そう思われても仕方ない・・・のか・・・?
そもそも問題
しかしだ、問題はそこの手前である
根本的な話
「そこに設置してくれ」なんて言ってない
のだ。
そもそも、なぜこんな位置に設置するように図面に記載されているのか。
僕は電気を選びはしたが、「階段の電気は絶対ここにつけてください!」
なんて指示をしていない。
みなさん、そろそろお気付きだろう・・・・
そう。
途中でやめた営業担当である。
彼が辞める直前に、電気の打ち合わせをした。
その際に、何かがどうにか変なことになって、照明の位置をそこに記載し、設計士に提出していたのだ。
普通なら着工会で気がつくのだが・・・
そのまま図面が社内に流れ、最終チェックの着工会でも
「この家は照明や電源が多いので、照明の位置は上棟の時に細かく確認しましょう」
という流れで着工会での確認はせず、上棟会での確認になったのだ。
が、僕の家にはスタジオがあり、特殊な電気回路となっている。
特殊な方法で電源を引いていたり、コンセントがスタジオ内一部屋に一軒家分くらいの量あったり。それらが各自位置や色、種類に指定があったり・・・
そこの電源の確認や、間接照明等の確認に気を取られ、階段の確認をすることもできず時間が切れとなっていたのだ。(時間切れというか、あとは確認しなくても図面通りで大丈夫ですよね!的な)
しかし
「まあ階段の電気とかダウンライトなんかは言わなくても定石あるし、放っておいても綺麗ななるでしょ」
とめちゃくちゃ甘く考えていたのだ。
そしていざ家が完成する直前、電気が最終的に設置されたところで、気がついたのだ。
場所がやべえということに。
それもそのはず
前営業担当が確認もせず記載した電気の位置を、着工会で確認せず
↓
上棟会で確認・・・のはずが
↓
他の量や質がやば過ぎて時間切れ。
↓
「あとは確認しなくても図面通りの位置で、問題ないと思います!」
↓
という判断でそのままスルー。(お互いに)
↓
僕も「まああとは変なことになったりはしないだろ」
と甘く考える
↓
全員が「まあ大丈夫でしょ」というノリ
↓
誰も疑わないまま工事が進む
↓
変なこだわりが多い家だという事実があり
「場所は変だけど、響介さんならやりかねん。図面に書いてある、そのままでおk」
という謎の誤解(まあしかも実際やりかねん)
↓
変な位置につく
という奇跡の誤解リレーが産んだ事故なのだ。
家完成間近になった時に、美人インテリアコーディネーターがそれを見つけるや否や「なにこれえ〜!」と叫んでいました。
こだわりが強すぎるが故に、拘りの優先度が少しでも低いものに、しわ寄せが来ちゃう・・・そんな感じの事故・・・。
とは言ったものの、ここは大船に乗ったつもりで大して焦ってはおりません。なぜなら
引き渡し後もしっかりとしたサポートはしてくれる住友不動産。
アフターサポートもしっかりしているからこそ住友不動産にお願いしたのだ!
だったらなんかあればまあ言ってみりゃおけだぜ。
しかも過去に幾度となく大問題をクリア、解決に導いてくれたレジェンドメンバーだ。不思議と不安より勝利への確信の方が強い。
しかし問題は
「いくらなんでも、設置してしまった固定の照明を、移動なんてできるのか?」
であった。とはいえ現場監督さんも
「引き渡しに影響出ちゃうから引き渡し後に、対応できるところは対応します」
って言ったよな・・・・
しかし・・・あれだけ対応の良かった、僕が信じてやまないレジェンドメンバーたちが・・・
引き渡しをした瞬間に・・・
次回
それはないだろ
乞うご期待