前回の記事で土地の変更を余儀なくされてしまった僕。
どうにかこうにか土地を決めることに成功し無事着地・・・
と思いきや。僕の注文住宅暗黒編は、こんなもんでは終わらないのです。
色んな憶測が飛び交っていますが。
こんなにたて続きます?と言った運の悪さ。ちょっと死にたくなるくらい。
今回起きた大事件・・・それは・・・土地の次・・・いや、もしかしたら一番大事な・・・・
〇〇が・・・・
その〇〇とは・・・・
・・・・と、その前に猫見て癒されましょう・・・メンタル回復メンタル回復・・・・
それでは・・・心して・・・
最悪の事態パート2・・・それは・・・
営業担当が辞めてしまうことに。
ヒエッ!
どういうこと!!!?
と思いませんか?ええ、これ、まじの事実。
「注文住宅は営業担当と作っていくもの」
そんなことが当たり前だと思っていました。
中には段階ごとに担当が変わっていくタイプのハウスメーカーもあるようですが、住友不動産は営業担当と、二人三脚でお家を建てる、と聞いていたので、衝撃すぎる展開。
ものすごくいい担当さんにあたり、柔軟で優しくて、やる気もあってすごくいい担当さんでした。感謝の気持ちも強く、幸せな気持ちで進めていた打ち合わせ。
家が完成し、涙し喜ぶ姿を見られて、お礼に高いお酒でもプレゼントして、もしかしたら家に遊びきてもらったりとかしちゃって、一生感謝していくぜ・・・!
ってなる予定でいました。それが当たり前なんだと。
しかし!それがなくなってしまいました。
勘違いしないで欲しいのは住友不動産め!適当なことしやがって!悪く書いてやる!って話ではありません。
記事にも何度も記載していますが、本当にいい営業担当さんで、僕の猫パワーに押されつつも絶対に「NO」と言わないでくれる責任感のある営業担当さんでした。
普通のハウスメーカーだったら「無理!」ってつっぱねるようなこともあの手この手で叶えてくれました。
天井高事件の時も設計士さんにめちゃくちゃ交渉しにいってくれたり、実は社内でも人気で有能なインテリアコーディネーターさんをわざわざ手配してくれたのも
「この家は普通の人では難しいから!」と社内の有能な人間たちを集めまわってくれていたのも、全部知っています。
こんな優しく責任感のある営業担当さんと家の完成まで一緒に行けたらさぞ気持ちの良い家になるだろうなと思っていました。
突然の退社、その真意は
最後の最後の打ち合わせで
「実は、僕、今月で退社することになってしまいました。ごめんなさい」
と告げられました。
怒りなんて感情が湧くことはなく、ただただ悲しかったのを覚えています。
「響介さんのご自宅は僕が関わった住宅の中でも最もこだわりがあって、遊び心があって、住友不動産で建てる最後のお家にふさわしいお家になりました。本当にありがとうございます。正直難しいお家で大変でしたが、とても楽しかったです。こんなタイミングでの退社、本当に申し訳ありません。図面での打ち合わせが終わるタイミングでキリが良い・・ということはないのですが、着工してしまえば現場監督とのやりとりがメインになるので、僕はいなくなっても実質大丈夫かと思いますので・・・」
とのこと。
いやいや、初めての注文住宅。営業担当途中で辞めちゃうとかあります?
お話をして数分たって冷静になった瞬間、ふざけんなよ、無責任な
正直一瞬そう思いました。
しかし、内容を聞くと、、誰も責められない理由がありました。
世の中はコロナ禍真っ只中。
ハウスメーカーの営業さんのお給料は歩合的な側面が死ぬほど大きいらしく、僕との打ち合わせをしていた半年近く給料がほぼゼロ、みたいな状態が続いてしまっていたというのです。
そこで初めて知ったのですが、この営業担当さんには奥さんもお子さんもいらっしゃって、生活を支えなければいけない立場なのに、お給料が出ない状況で精神的にもかなりキツかったと。
いや、そんな状況の人に「やっぱここやめる」とか「猫のためだからね」の一点張りで強制的に仕様変えさせたりしてほんとすんませんでした・・・まじでなんか本当すんません・・・
ただ無責任に放って辞めるなら、ガッツリ文句言いますが、そこはこんなご時世・・・
僕に担当さんを責めることはできませんでした。
かくいう僕自身もコロナでたくさんの影響を受けました。
憧れのアーティストへの楽曲提供の話が飛んだり、お金も下がりました。
あ、猫といる時間は増えました
この時代、想像し得ないほど辛い思いをしている人はたくさんいます。
土地の件といい、担当さんの件といい、身に降りかかるのはどれも「誰も悪くない」「怒りをぶつける相手がいない」事件。
全て、本当に誰のせいでもないのです。怒りをぶつけることも、対処することもできませんでした。こんな時代を恨みます。なんてタイミングで家を建ててしまったんだ、とむしろ自分への怒りが湧いてきました。
しかし!!!!否!高いお金を払うのです。
猫たちのためのお家なのです。
あ!あと一応僕の家なのです!
だから理由はなんであれ「まあ仕方ないな。残りはざっくりでいいよ」なんて言ってられません!
冷たいことを言いますが、人それぞれの人生があります。
営業担当さんが大変なのは事実、同情もします。しかし!
僕にも猫たちの一生を支える義務があります。
ここで蔑ろになってはいけないのだ!!!人は人!猫は猫!それぞれ幸せになる権利があるのです!!!
さて、ここからどうなっていくのか・・・
正直
「いや、でも殆ど打ち合わせ終わったんじゃないの?それならもう営業やめても問題なんてないでしょ」
そう思いますよね。僕も正直その時はそう思っていました。
しかし、コロナ、土地、営業担当、様々な不運が絡み重なり合い、僕のおうちの理想を次々破壊していくことになるとは・・・この時はまだ・・・・・知る由もないのだ・・・・
しばらく先の記事の予告になりますが
着工前の僕「営業担当さん!転職しても応援してるぜ!本当にありがとう!愛してるぜ!」
着工後の僕「てめえぇ!!!!オルラァアア!クソがぁぁぁぁあ!」
こんな展開が待っています。
営業担当の代理に、新たなる強キャラ、現る
なんやかんやで、やっとこさ着工までたどり着ける。
しかし、前代未聞?営業担当がいなくなってしまったまま建築を進めるわけにいかないので新しく引き継ぎの担当さんがついてくれるらしい。
とはいえ、僕のおうちは
有能営業担当(途中で辞める)
美人コーディーネーター(強い美人)
猫マスター兼作曲家の僕(猫)
というなかなか濃いメンツでの打ち合わせでした。
カードゲームで行ったらレアリティマックスのこれ以上ないくらい強キャラのカードが揃っている僕のおうち。
遊戯王カードで言ったらブルーアイズ、ブラックマジシャン、ブラックマジシャンガール、そんな感じの気持ち。
こんだけレアカードが揃ってるところに、そこらへんのノーマルカード入ってきても、霞んじゃうぜ?
つーか、俺様の猫愛に、ついてこられるかな?
多少の心配を抱えつつ待機していると
住友不動産が代理で用意した担当さんが打ち合わせに現れました。
新担当「住友不動産は、クソですよ」(開口一番)
ああ、ブルーアイズアルティメットドラゴンだこれ
次回
乞うご期待
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