前回の記事でお伝えした通り、ニックとピーボを迎え入れた我が家は一気に賑やかに。
しかし、楽しく幸せなだけでは終わらない。それが「多頭飼い」なのだ。
「まあ2匹としばらく暮らしてて、普通に問題なく生きてきてるし、それが4匹になっても大概余裕やろ」
この考えこそ、猫に対して持ってはいけない思考であるということに、この時は気がついていなかった・・・。
4匹との生活は幸せの極みだった
ただでさえリュックとソラの壮絶な鬼ごっこや、瞼めくり、腹ダイブが敢行されていたにもかかわらず、シンプルにそれが二倍になり、なんなら
ニック「必殺☆足の指かじり」
ピーボ「耳元でポポポォ・・・(×79億回)」
参考動画
が追加され、毎朝戦慄することとなった我が家。
そもそも先住猫の2匹、リュックとソラはネタに事欠かない謎のコメディ猫たちだ。
ソラなんて小さい時こんな寝方が普通だった。
いや、首は何処へ・・・?
猫と暮らすのなんて初めての僕。
これがまさか何かしらの病気だったらどうしよう・・・
と毎日不安だったものです。
結果的には変な猫だった、というだけだったんですがね。
仕事してりゃちょうどいい感じのところで寝てくるし、完全に仕事できるメンタルではなかった。
そんなバタバタで幸せなお家に、ニックとピーボが来ることになったわけだ。
あわよくば、「僕の仕事中は4匹で遊んでてくれれば仕事に集中できるのでは!?」とか希望的観測丸出しの妄想を描きつつ過ごしていたのだが。
ピーボは小さい頃は僕の膝の上が好きで、仕事中もここ。
どことなく気品漂う雰囲気は今も変わらずだ。
おてんばすぎて破壊神と化したニックだが、狭すぎるアパート、何もない部屋に飽きてしまい
部屋干しする僕のズボンをキャットタワーがわりに・・・なんということだ・・・
この姿を見たときに「家を建ててあげたいな」と思ったのを強く覚えている。
結果家を建てられた今となっては「究極奥義☆乾しズボン登り」は見れなくなってしまったが、その分別の場所を楽しそうに登っている。
鬼ごっこにも拍車がかかり、全員が寝ていても一人で走り回るぐらい人生を謳歌していた。
多分みんなと過ごしていなくても性格何も変わらなかったんじゃなかろうか。
と思うほどに、自由気ままに生きてくれていた。
その結果ソラ姫のケツに召されていたこともあった。羨ましい。
我が家の女子たちは定期的に首がなくなる寝方をするのはなんかの伝統なのか?
しかし、新たに子猫が加わるというのは本当に大変なことなのだ
幸せだったのは紛れもない事実。幸せすぎます。今もなお。
しかし、やはり2匹と4匹、その暮らしの差は歴然でした。
そりゃそうです。命です。個性です。
リュックとソラと打ち解けるまではケージ生活で、空間を分けて少しずつ慣れていかせよう!
こちらの記事でも書いたとおり、猫たちと暮らすためには順番があるんです。
ゆっくり!ゆっくりとだぜ!
しかしそんなものはまさに机上の空論。猫たちとの暮らしで、理論通りになんていきません。(記事書いといてなんてこと言うねん)
ケージなんてあってないようなもの
写真では開いているケージをよじ登り即座に暴走、というものだが・・・
実際は小柄な体格を生かし、ケージがしまっているにも関わらず、隙間から普通に外出。
リュックたちのトイレでうんち○をして水を飲んで、リュックをぶっ叩いてしれっと豪遊し、満足したらケージに戻って眠る。
という
あれ?ケージってこういう使い方だったっけ?
的な日々が続いていた。毎日がハプニングの連続で、大変そのものだったが、日々自分の想像の遥か上の行動をする猫たちにワクワクしている自分がいた。
いや、にしてもほんとケージの意味は皆無だった。
2匹「おうおう!いつでも出れっからよ!」
と言わんばかりの顔である。にしてもかわいいな・・・
先輩猫たちとの関係性は・・・
リュックやソラとはすぐに仲良しに。数日後には4匹揃って寝ることになりました。
しかしそれは同時に僕を叩き起こす精鋭が増えるということを意味するので、より早起きになりました。
ありがとうございます。
そんなやんちゃ姫2匹と先輩猫リュックソラたちの織りなす幸せの日々は僕の人生に大きな大きな影響を与えてくれた。
みんな、本当に我が家に来てくれてありがとう。
4匹での生活が、しばらく続いたある日
毎日毎日、新しいことの連続。先日特集していただいた「坂上どうぶつ王国」でもVTRがありましたが、猫たちと暮らし出すようになり誤飲や不意な怪我を避けるために物を片していたら、部屋がどんどん綺麗に。
その様子はこのブログの最初の方と比べてもらえるとわかりやすいのではないかなと思います。
そんな生活もすっかり朝生活になり生活リズムが安定した僕自身、体調が安定し、日々しっかり働いている僕。
そんなこんなでしっかり働き収入が上がってはきたものの、手狭すぎるアパート暮らし。
人間だけだとしても狭すぎる空間に現段階で猫4匹。
走れば3歩で壁。猫じゃらしはふれば必ず何かに激突。
正直、猫と暮らすには全く適していない最低の家だった。
「そんな劣悪な環境なのに、これ以上猫たちを増やすなんて選択肢は、流石にないわな・・・・」
そう強く思った。
「僕は人生をかけてこの4匹を幸せにすることに命をかけるぜ」
そう誓った日夜に、衝撃的な大事件が起きてしまいました。
次回
乞うご期待
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