1日4,5粒程度しか食べなくなってしまっているポポロン。
まだ食べだけいい、、ゼロと4粒では大きな違い。
そうは思っているが、心配がすぎる。
「食欲がない」という次元で悩み苦しんでいたが・・・
ついに
「食欲ゼロ」の領域に入ってしまった。
今日はまだ何も食べれていない。
一粒も、だ。
0だけはやめてくれ・・・せめて4まで行かなくていい、1粒でいいから、食べるところを見せて・・・
そう願い続けている。
毛並みも悪くなり水の飲む量も少ないので、脱水や腸閉塞、その他の病気の併発が怖い。
毎分、いろんなことに怯える日々だ。
前回の記事で書いた通り
水はうまく飲むように促すことができた。
一安心だ。
人間もそうだが、ひとまず水を飲んでくれさえすればかなり安定はする。
「でも食べないと心配」と過剰に無理やり食べさせようとしてしまったりしたい気持ちはめっちゃくちゃあるが、「今は食べたくない」んだ。
危険な状態にならないようにだけ気をつけながら、気持ちを確かに、しっかり見守ろう。
そう思っていた矢先
泡ゲボを吐いた
ポーチーは、ゲボを吐かない猫だ。
ウイルス騒動の際に初めて吐いたのを見て、衝撃を受けた。そのくらい吐かない。
ウイルス騒動後も、一度も吐いたことはない。毛玉も吐かないし、食べ戻しみたいなことも一度もない。
そのくらい「吐く」という行為とは無縁の男。
ちなみに僕も吐くのが嫌いでノロウイルスになった時「絶対吐かねえぞ!!!」と踏ん張りすぎて目からゲボが出たことがある。
そんな僕に似てしまった?絶対吐かない男ポポロンが吐いてしまった。
透明な泡ゲボの意味
猫のゲボは色や粘度、中身で健康状態や理由が把握できる。
透明なゲボは
空腹
であることが多い。
例えばピンクだったり、緑っぽかったり、変な色が強く出ている場合は内臓の異常やその他の問題があるため、病院へ即連絡したほうがいい。
ああ、ポポロン。お腹、減ってるよね。
そりゃ、泡ゲボ吐いちゃうよ・・・。
「辛いよね」って思うと、そう見えちゃう。でも違うんだよね。
「今は食べたくない」だから食べてない。理由があって、食べてないんだ。
だからポポロンの決めたことを、否定しないよ。とっても偉い。
グーで手を出せば、得意の顎乗せをしてくれる。優しいポポロン。
奥に見えるてんこ盛りのご飯皿が、現実を突きつける。
「どこか虚で悲しげに見える」またこんなことを思うのがエゴ人間です。そんなことはないです。「今はこういう表情」ってだけです。
こうして、触れ合っていられている。今ポポロンは必死に考えて、必死に戦ってるんだ。
僕が、もっと一緒にいたいから、わがままで、辛いことさせてしまってごめんね。
そんなことを思いながら、適度に放置しつつ。
頃合いを見て、ご飯を食べているか見る。
突然ケージから出たがる時もあって、そんな時は出して一緒に散歩をする。
すると
こうしてみんなで集まって寝ようとする。おんなじポーズでかわいい。
でもさ、よく見るとさ・・・
女子たちの眼光鋭すぎん???
心配すぎて、リラックスしているふりをしてポーチーを看病してくれてるんだよね。
ボコたんは鬼ほど爆睡してるけど
さすが極太神経女子だぜ・・・
しかしそんな極太神経女子が我が家を救うことになる
あまりに寝ていなかったので、ポーチーをケージに入れ、仮眠をとることに。
ご飯をしっかり用意して、食べたくなったら食べてね〜。と伝える。
「起きたらお皿空になってたりして!!!」
と淡い期待を胸に、眠りについた。
すると程なくして・・・ケージから音が・・・
「かちゃかちゃかちゃ・・・・」
ご飯の音!
シュバ!!!!っと目覚め、ケージを見ると
やっぱりボコたん
このでb・・
・・・・
っておい、デジャブか?前もあったよな?これ
つーかお前僕が寝る前にもちょっとつまみ食いしてたよな?
まだ食うんか・・・
ケージに器用に手を突っ込み、お皿からご飯を巻き散らかしこぼれ落ちたのを食う。
君は野生のままだったとしても・・・地域のボスとかになれてたと思うぜ・・・
呆れつつも、疲れ果てたこの精神状態の僕からは
「こんなことでクスッと笑わせてありがとうね」
と、感謝すら生まれた。
が次の瞬間
奇跡が起きた
あーあ・・・。ポーチーじゃなかったか。
そう思いつつ、もう一眠りしようと、体を倒した瞬間
食った!!?!??!?
ボコたんが巻き散らかしたご飯を、食べた!!!
たった一粒。でも、その一粒が、大きい。
今日はゼロ粒だった。
でも、ボコたんの食い意地のおかげで
1になった。
0と1は、全く違う。
食欲0じゃない、食べるのが辛いんじゃない。
「食欲ゼロ」じゃない「食欲が少ない」んだ!
食べる意思はある。
これが見れただけで、本当に嬉しい。これだけで、大きな前進だ。
この後「まさか!」と思い、いつもの水飲み場付近にご飯を置いておいてみると・・・
おいいいいいいいいいいいいい
普通に食ってんじゃねえかああああ!!!!!!!
本音で言えば、食べる量は少ないし、スピードも遅い。
でも食べてる。自分の意思で。お皿から。
本当にこれだけで、奇跡なんだ。そう思えた。
ボコたん・・・やるな・・・
本猫は・・・
みたいな顔してますが・・・
よほど美味そうに食ってたんだろうな・・・
って思ったのかな。
やっぱり、これも家族愛。みんなそれぞれポーチーのために頑張ってるんだ。
僕も頑張るぞ。
ありがとう。みんな。
次回
リンパ腫再燃への不安との戦い。
次の記事はこちら
何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ
「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
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投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。