リンパ腫闘病 PR

奇跡と現実の狭間。胸中がぐちゃぐちゃ【愛猫のリンパ腫闘病日記225】

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この記事は今までのように状況や症状を書いていくものではなく

キロサイドの効き目を待つ僕の心情がどれくらい散らかっていたかを書き残したものになります。

なんかおかしいこと書いてるかもしれませんが、マジでパニックです。

祈りながら過ごす時間。

「希望を持っている」と言えばなんとなく聞こえはいいが

現実はただそう願いたい、そう思いたいだけ。

この先の未来がどうなるかわからない。

未来くらい変えてやるぜ!

そんなふうに思いながら闘病してきた。

が、今、このキロサイドが効くか効かないかはどんなに長くても

5日もかからないで分かる。

早ければ・・・

気が気じゃない時間

ポーチーをただ見つめ、ただ祈る

時間だけが過ぎていく。

一緒に遊んで過ごすでもない

一緒に何かをするでもない

ただただ、結果を待つ時間。

ポーチーがもっともっと楽しそうに過ごしてくれるように努力したい。なんでもする

でも、今はもうその段階ではない。

僕にできることは、ない

無力な自分を感じながら、ポーチーを撫でることしかできない。

カッコつけたような書き方になるが、この数週間、僕の日常には色がない。

ああ、自宅がモノトーンのインテリアなのに引きこもってるからか・・・・・

というクソみたいなボケは無視していただいて・・・

本当に色がない感覚。毎日モノクロで、何か感情が動くことがない。

きっと、何が起きても衝撃を受けないように、心を閉ざす技を身につけてしまったのかもしれない。

いいことがあっても「油断するな」「喜んでる場合じゃない」と、塞ぎ込むし

悪いことがあれば「受け入れろ」「負けるな」と鼓舞するしかない

そんな毎日を、数日、いや、数週間、いや、もう数ヶ月過ごしているのかもしれない。

ご飯食った!とか歩いた!遊んだ!猫圧!と嬉しいことももちろん沢山ある。

もちろん沢山喜んだ。

でも、それが100%の喜びではないことも、体が理解してしまっている。

どこかで「でも・・・」とか「今日だけだったら・・・」

と思ってしまっている。

だから100%喜べないし、喜ぶと苦しくなるのもわかってる。

だから、喜びたくても喜べない。

そして

本気で笑えない。

そして何より

本当に自然な状態の僕として、一緒に過ごせていない。

感情をどこか押し殺して生きている毎日

今までのように「ぽぴょりょーーん!きゃわちいねえええ!!!デュフデュフじゅるり!」みたいな爆発の感情が、出ない。

どこか翳りのあるような、そんな感覚。

そんな「僕のようで僕じゃない僕」として猫と接している毎日。

それがまた、辛かった。

“最後の抗がん剤”を待つこの時間が永遠のようで一瞬のようで

早く効いてほしいから早く時間が経ってほしいが

効いてなかった場合早く時間が経つ=一緒にいられる時間が限りなく少なくなってしまう

時間が早く経ってほしいのに、早く経って欲しくない

経ったら終わってしまうかもしれない

でもこの「何もわからない時間」を永遠に過ごし続ける精神力が、ない

待てない

待ちたくない

でも時間は経ってほしくない

辛いこの時間でさえも、一緒にいられている、その事実はここにある

一緒にいられていることに感謝して、ただポーチーの手を握った

ポーチーは手を握ると、必ず握り返してくれる

ぎゅっと。

爪がにょっと出てくるのが、かわいい。でもそれは決して爪を立ててるわけじゃなくて、先端が僕に刺さらないように、優しく出してる。

膝に乗せると、膝をぎゅっと握る

これは「絶対に落ちねえぞ」という強い意志なのか

それとも「独り占めだぜ!」的なことなのか

わからん

でも、とにかくポーチーのそんな一挙手一投足が

全て愛おしい

上記の写真を見てお気づきだろうか。

「猫は抗がん剤で禿げることはほとんどない」

そんな前情報があったが・・・

ポーチーの首には、ハゲが。

ツルッとなくなっている。

気が付いてなかった。

毎日が激動の日々で

毎日が荒波で

見えてたはずなのに。気が付いてなかったや

ああ、ぽーちー

嫌だよね

ごめんね。

こんなになるまで、闘わせてしまって

次回

すっかり忘れていた大事な大事なこと

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何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。