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脳腫瘍最大の救世主「キロサイド」【愛猫のリンパ腫闘病日記202】

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先生に、今の僕の感情の全てをぶつけた

先生はいつでも味方でいてくれた

先生に全てが伝わったかどうかはわからないが

僕の考えていることを伝えた

「まだ、方法はあります」

マジでそれなら早く言えよ

と本気で思ったが(おい)

何やら

本当に何か手立てがあるらしい

もちろん、話を聞く前からわかってる

「100%治るなんてのはない」

と。そんなの、この闘病が始まってから嫌というほど痛感していること。

そんな前提はいい。

1%でも可能性があることなら、それで十分だ。

先生
先生
今の状況で試せる、方法がまだあります。それが

先生からの提案、それは・・・

抗がん剤「キロサイド」

別名「シタラビン」

なんかめっちゃ強そうな名前。

しかしその名の通り、強い。

アメリカでは最もよく使われている抗がん剤らしい。

日本と海外では治療法はもちろん、闘病に対する考え方にも大きな差があるため、獣医さんの考え方や治療方針で色々と差が出るらしい。

日本ではリンパ腫や癌が発見されると、発生部位にもよるがCOPが初回の提案になるらしい(もちろん状況による)ので、最初に名前も出てこなかったが日本ではどうやらいわゆる「レスキュープロトコール」で使用されることが多いようだ。

ああ、そうか、、、もう、他の抗がん剤効かないから・・・・「レスキュープロトコール」になってしまうのか・・・本当に最後の手段って感じなのか・・・そりゃそうだよな・・

と凹んでいると・・・・

先生
先生
実はこのキロサイドですが、、、血液脳関門を突破できる抗がん剤になります。

ええ!!!

おまっ

マジ早く言えよ!!!

全力でそう思った。

しかし、脳腫瘍だと診断された時の、体調などを考慮すると、初めての抗がん剤を打つことで副作用に耐えれない可能性や抗がん剤自体に耐えられない可能性もあった。

それがなぜ今なら提案できたのか

それは

アスパラギナーゼが効いたから

そう

アスパラギナーゼが効いて、腫瘍が小さくなって、体調も良い状態になってくれていれば

打てる

もし、アスパラギナーゼが効かなかった場合、変な希望を持ってしまい「キロサイドを試してくれ〜!」と言い出して、抗がん剤がきっかけで調子を崩し、、、なんてことにならないように、強く勧めないでいてくれたのだ。

さすが、先生、僕の性格わかってるぅ・・・

とにかく打てるんです

キロサイドが

あの血液脳関門を突破できる

なぜかヤクザは通すのに警察は通さない血液脳関門を!!!

キロサイドは!スパイ的なノリで!突破できるんです

仕組みはよくわからん。

マジでよくわからんが(一応勉強はしたけど)

他の抗がん剤ではなかなか到達できない、脳腫瘍へ、ダイレクトで攻撃ができる。

それがキロサイド。

先生曰く、実はそれ以外にもまだ方法があることにはあるらしい

先生
先生
日本で未認証の抗がん剤は60数個。その中に脳腫瘍に効果的なものもありますが、高くなるのと、輸入の時間などがかかるため、現実的ではありません。

なるほど、、、キロサイドは日本でもよく使われている抗がん剤で、脳腫瘍にも効果がある。

つまり現状最適解の抗がん剤だ。

きっと、本気で猫の体調や心境を無視すれば、試せるだけ試して行くという選択肢もなくはないのかもしれない。やる人もいるかもしれない。

でも、現実的に考えて、体力も精神面も時間も、全てが難しいだろう。

ここまで行ってしまうとあと何種類も何種類も試すなんてのは、無理だ。偶然うまくいってるが、どれか一つで激しい副作用や、相性の悪さが出る可能性もある。

それこそ「治療がきっかけで命を終わらせてしまう」ことになってしまうかもしれない。

先生はその辺りの選択肢の出し方がとても丁寧で、飼い主のメンタルや犬猫の負担とのバランス、実現可能性など全てをバランスよく考えてくださっていると思う。

特に僕みたいにしつこくて諦めの悪いやつに全ての選択肢を提示してしまうと、判断を誤りかねない。

ありがとうございます・・・。

先生の提案

先生
先生
アスパラギナーゼが効いているなら明日以降ポポロン君を連れてきてもらって、キロサイド、打ちましょう。もちろん決めるのは響介さんですが・・・!

もちろん。

打ちたい。

恐怖もある。

だって、効かなかったら。本当にもう手立てがない。これ以上は、何をどう喚こうがさわごうが、本当に、何もできない。

そして、効いたとして副作用が強く出てしまった時、耐えられるのか?

また、苦しめることになってしまうのではないか?

僕の「一緒にいたい」というただのわがままで、ポーチーをまたイタズラに傷つけることになるだけなんじゃ?

そうも思う

他者から見れば「もう何もしてやるな」という意見をぶつけたい人もいるだろう

近しい知人からラインが来ました。「安楽死」を遠回しに進めるような内容でした。

その選択を否定はしません。でも、それを他人に押し付けないで。

僕には、ポーチーには、僕らのお家のことは自分らで、決めます。

葛藤に葛藤に葛藤して

先生に答えを出しました。

次回

猫マスターと覚悟と責任

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何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。