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強制給餌初日と気をつけること【愛猫のリンパ腫闘病日記134】

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強制給餌を行うことを決意した僕たち。

食べないのは、よくないよね。栄養も取らないとね。

ちゃんと食べることを、忘れないようにしてほしいしね。

また食べられるようになった時、美味しいおやつを家中にばら撒いて、みんなでお菓子パーティしよう。

ありとあらゆる想いを胸に、強制給餌生活が始まった。

sd缶を開け、シリンジに入れていく。

この作業が意外とクセになる。というか楽しい。

「ポーチっポーチっぽちぽーち♫」

と本業が作曲家だとは思えないほどクソしょうもない「ぽーちーごはんソング」を口ずさみながら準備をする。

消化器サポートご飯を大さじいっぱい入れて〜

ボウルで混ぜ混ぜして〜

「あれ?さては僕…料理人になれるのでは…!?」

と、普段できる料理は「納豆を混ぜる」「札幌1番塩ラーメンをお湯に入れる」しかできない僕は完全に天狗になっていた。

猫はたくさん食べる

改めて、普段のご飯だと、ついつい見逃しがちになるが

これだけの量を、日々しっかり食べてるというのはすごいことだなあ。と再認識。

今自分の手で詰め込んでいるこのご飯がポーチーの肉になるのだ!

と思うと頑張ろうと思える。

みんなが毎日しっかり食べて、毎日しっかり元気でいてくれることは、毎日が奇跡の連続で、毎日、恩をくれているんだなと実感しています。

ポーチーも早く食べて、みんなと「飯よこせオラー!」って突撃してきてね。

強制給餌の時間配分

今回3〜4時間間隔にしたのには理由がしっかりとある

猫は食べ物の消化に2時間半から3時間程度かかる。

つまり逆を言えばそのくらい間隔が開けば食べさせすぎてしまい万が一吐き戻してしまった際も、前回の分まで全て出てしまうことはない、と言うこと。

そして胃がある程度空いている状態になっていると考えられるからだ。

必要量用意したら少しずつ、口に入れていく。

吐き戻しやゲップなどがないかをきちんと確認しながらゆっくりゆっくり時間をかける。

シリンジから一気にプリュリュー!

と出さずに、本当に0.5mlくらいずつ、少量、少量ずつ、下の奥、喉の方にに置いていく。

この時真正面からではなく、自身と同じ方向を向いて抱っこして、後ろから奥歯の横からシリンジを入れるイメージ。

しかもシリンジは注射のように人差し指と中指で挟むスタイルだとコントロールが難しいので、シリンジをしっかり握り込んで親指で押すのが正解。らしい。実際その方があげやすい。

とにかく一気に出すと吐いてしまうリスクが高くなるので、食べたら時間をあけて、またあげる

これを1日繰り返す。

当たり前だが、強制給餌は嫌がる素振りをめちゃくちゃするので、心は苦しいが「いま、わたしは、強制給餌ロボ」

と自分に言い聞かせながら頑張る。

口の近くにシリンジを持っていけば首を振って「やめて!」とアピールする。

ひとまず夜中27時まで等間隔でしっかりあげることで、夜中時間の空くタイミングで、空腹感を感じて「あれ?なんか腹減ったぞ?」と自発的に食べてくれ…

祈りながら1日のノルマをあげ終えたが・・・

びっくりすることに、マルッとあげきったが、吐き戻しはゼロ!全てきちんと吸収されたということ!!!

あの缶を一個しっかり食べ切ったと思うと凄いことだ。

時間をきちんと開けるの、大事。

そして改めて、、感じたこと

吐かなかったし、不調が出ていない

なんの異常もない。

食べたら100%吐いちゃうとか、食べた途端ぐったりしちゃうとか、ない。

つまり「食べる」こと自体は、身体は拒絶していないんだ。あとは

「食べたい」と思ってくれさえすれば、きちんと身体に入っても問題がないってこと。

即座に吐き戻したり、ぐったりしてしまうのであればもはや身体自体がご飯を受け付けないような状態になってしまってるということだろうが、そうではない。

ちゃんと「体内に吸収」はされているんだ。

ぽーちー。お願いだから「食べたい」て思って。

食べたらまた、鬼ごっこできるよ。

強制給餌初日をクリアして、寝る前にポポロンを抱いて感動

肉が、もうついてる。はや…。(肉というか、質量が増えた的な)

ベッコリ減ったお腹は少し肉がつきぽんぽこりんに。

我が家に来た時のミルクたっぷりわがままボディを思い出す。

このまま、元気になれ〜〜〜〜〜

お腹はいっぱいだろうが、常に「自分で食べたい」と思った時に食べられるように、カリカリご飯も置いておく。

これはある種おまじないのようなもの。

食べなくたって、全然いい。

ポーチー、大好きだよ、と伝え、そのまま眠りについた僕。

早朝に信じがたい光景を目の当たりにした

次回

目の前の奇跡

何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」

その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。

・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。

そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。

下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。

投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。

こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。

再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。

治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。

あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。

気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。

毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。

毎日、読んでね。

このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。

闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。

日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。

遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。

この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。