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愛猫の火葬前。僕はこれをした。【ペットロスに苦しむあなたへVol.2】 

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愛猫との別れを経験したことのある方に問いたい。

最も後悔したことはなんでしょうか?

そりゃもちろん「もっとやれることあった!」とか「選択をミスった」「仕事で家を空けていた」色々あるだろう

でも、今回はそこではなくて・・・

火葬までの間にやったことを書いていく

火葬。

それは、文字の通り、その身体を焼き尽くし、骨のみにするんだ。

火葬の後は、

2度と。この可愛すぎる身体に会えない。

そして、2度とこの身体に触れられなくなる

そんなの、みんなわかってる。

でも、やっぱりいざその瞬間になると、ただでさえ頭の中はパニックなのに、死後硬直が始まってしまって、火葬場を決めて、日程決めて、、、やることはたくさんある上に、全てが初めてのことで、絶対に思うよう動けない。

そこで、僕なりに行ったことをまとめておこうと思う。

まだお別れを経験したことのないあなたが、いつか、きてしまうその日に、少しでも助けになればと思う。

まず真っ先に行ったこと。

死後硬直の前に洗う

死後硬直。先日の記事でも書いた通り、ありえないくらい硬くなります。

そうなる前にしっかり拭いてあげて綺麗にしてあげて、その後

めっちゃかっこいいポーズにしてあげましょう。

本当に焦りました。

最初はびっくりです。怖いです。

でも冷静に。泣いて泣いて放置していると、本当にその亡くなった瞬間のまま、硬くなります。

お口も開きっぱなし、目も開いてる場合もあるし、しっぽもぐにゃぐにゃだったり・・・

冷静に、”日常の君”にしてあげられると、きっと飼い主的にも、後悔がひとつ減るんじゃないかなあと思います。

そして僕は、身体を拭いてあげているときに撮ることに気がつきました。

皮膚にも腫瘍らしきものが飛び出ていました。

もしかしたらただのイボかもしれないですし、わざわざここで細胞診するようなこともないので、真相はわかりませんが、今まで見たこともない場所にあったので、最近できたものなのだと思います。

もしかしたら身体を拭いている間に、今まで知らなかったことなんかも見つかったりするかもしれませんね。

そして

肉球等写真を撮っておく

顔や肉球、尻尾、その他個々それぞれの特徴的な柄や、特徴。

ポーチーだったら尻尾がめっちゃ長い!とか、そう言う部分。

どれもこれも、もう見れなくなってしまいます。

特に柄に関しては燃えてしまうと、もう二度と見られません・・・。

後日記事にしますが、火葬屋さんによっては、火葬後、骨の解説を事細かにしてくれたりきちんと猫元来のイメージが湧くようにしてくれたりします。

僕のお願いした火葬場がすごく丁寧で優しくて、それも明日以降で記事にします。

だから、個人的には肉球や毛の柄は本当に今だけのものとなってしまうので、写真に収めておくといいです。

特に僕はネイルで肉球おそろネイルをやるので、肉球の柄は絶対忘れたくないのです〜!

それに類似して・・・

毛を切る

もはやマストとも言えるだろう。やる方多いだろう。

愛してやまないこの大大大好きで愛おしくて仕方のない毛。

共に暮らしている間はソファやジャケットにまとわりついて「うおおお!なぜ今スリスリを!」と思ったりしてしまうこともしばしば。

しかし、その毛。もう生えてこないんです。唯一無二。

大好きだったこの色。手触り、長さや質感はもう新たに生まれてこない。

だからこそ、ただ毛を切って保存するのではなくて

僕は

ポーチーのしるし

通称印刷ミス!!!可愛すぎる突然の白い毛。きゃわいい

に加えて、お腹の毛。尻尾、背中、腕

全身の毛をできるだけ切らせてもらった。

そしてこの毛たちを最強にかわいい方法で保管しているので、後日記事にしますね。

かといって、毛を切りまくりすぎて、火葬場に連れていった時に

「ええ・・・ツルッツルやん・・・・」

と引かれてしまったらせっかくのイケメンポーチーに申し訳ないので笑、

旅立ちの正装はしっかりできるように、ちょっとだけね。

ポーチーの印!めっちゃちゃんと取れた!!!!!!すごい嬉しかった

ポーチーの本体(めちゃ失礼な気がする)

ちゃんと付け根までしっかり白いんだね。当たり前かあ〜。かわいい。

このときにブラシもしてあげたり、最後にできる愛情表現をできる限りたくさんやっていきましょう。

次に

髭を切らせてもらう

髭も、、、もう生えてきません。

僕は、幸い、生前から、ずーっと髭を蓄えているので、この場では取りませんでした。

ポーチーのひげはちょいと太めで、すぐわかるんだい。

長くて綺麗。

そして

これは賛否あるかもしれん。

爪ももう生えない。

正直毛ほど思い出はない。

顔面ダイブでオデコに一文字キズを作ったことがあるが、それくらいだ。(もはや侍の思い出)

でも、もう、そうやって傷をつけてもらうこともないんだ。

取っておいてもいいかも。

ちなみに僕は爪は取っておいてないです。

なんか、特殊な理由があって、、

家とか掃除してると、わけわからんところから爪の破片出てくることありませんか?

僕はあの現象が大好きで、爪が出てきたら突然名探偵が現れて

響介
響介
ムムッ!この硬さ、大きさ、薄さ、そして色味・・・そして・・・ニオイ!!!!これは・・・!!!ポーチー!!!!

とかやるのが大好きなのだ。(35)

ポーチーが家から出て行ったとしても、また家を掃除したりしてたら、きっと

突然爪が出てきて

「ポポロンのか!?」と騒いだりしたい。

そんな願いも込めて。

そして
ここ大事

たくさん声をかけてあげる

これにつきます。

耳は最後まで聞こえているとか、心臓が止まった後も、耳の機能は生きているとか、色々言います。

そして、何より、亡くなった後も魂は必ずそこにいます。

そばにいる僕らを見ていてくれているはずなので、たくさん話しかけて、想いを伝えてあげるのが大事なんじゃ無いかなと、勝手に思います。

たくさん泣いたり、たくさん悲しんだりしてしまうとは思いますが、とにかく

可愛い!すき!ぶちゅ!と伝えてあげるべしかなと思います。

今この瞬間の愛しの想いは今しか伝えられない。

この肉体にダイレクトで伝えられるのは今しかないんです。

こんな思い出が好きだったとか、そんなのでもいい。とにかく愛を伝えまくりましょう。

他の猫のケア

大事な兄弟、家族を失って、凹んでいるのは、飼い主だけではありません。

猫は実は同居猫に対してものすごい存在感、愛情、気持ちがあるらしいです。

昔何かで読んで印象的だったのが、一匹の猫ちゃんが亡くなった後、もう一匹の猫ちゃんは何ら変わらず生活をしていたのに、ご飯だけ一切食べなくなって激痩せしてしまった。

と言うお話。

他にも抜け毛がすごくなって禿げてしまったり、飼い主から離れないようになったり、甘えるようになったり、攻撃的になったり・・・

人間以上に、敏感で繊細な生き物です。

きっと、とても辛い想いをしています。

飼い主が泣きじゃくり凹み、亡くなった猫ちゃんとの時間を大切にするのは、もちろん大事ですし、当たり前ですが、他の猫ちゃんがいるご自宅の場合、他の猫ちゃんたちとみんなで、過ごすことも意識してあげるべきかなと思いました。

僕はこの闘病で”当たり前”をとにかく意識するようになりました。

“当たり前”の数だけ幸せがあると。そう感じました。

だから、残されたみんなの”当たり前”を奪うようなことにはならないよう、他の子達のことも少し気にかけてあげましょう!

僕が意外と冷静でいられたのは、他でもない、みんながいてくれたからだと思っています。

他にもあったら是非教えて欲しい

皆様は最後、火葬までの間に何をされましたか?

少しでも後悔のないよう、わかりやすい部分を書き綴ってみましたが、もし皆様的に「これは絶対やっとけーーー!!!!」があれば、是非とも教えてください!

僕は、前回の記事でも書いた通り

最速の火葬を目指しました。

それは、リンパ腫を焼き切って、ポーチーと切り離したかったから。

そんな僕のわがまま、叶えさせてください。

ポーチーの身体とのお別れの時間まで、1時間ちょっとだけあるな。

感謝も伝えたい、愛も伝えたい、抱きしめたいし、本音はおにごっこしたい。

でも、そうだったやっぱり家出るまでにこれしなきゃな

次回

最後の最後のギターとポーチー

【聴く募金】闘病記を歌った曲「ずっとおにのターン」

実はポーチーが亡くなったその日に

「ずっとおにのターン」

と言うタイトルの楽曲をポーチーを膝に乗せていそいそと作りました。

なんとびっくり

その楽曲、配信開始しております。

Apple MusicやSpotify等、割とどこからでも聞けるようになっています。

こちらの楽曲のサブスク売り上げの一部を、猫や動物関連の施設や、研究チーム的なものに、寄付いたします。(詳細は後述)

なんとなく楽曲タイトルでお分かりの通り

この闘病記の、僕たちの物語の言うなればエンディングテーマのような楽曲です。

歌詞等はこちらから読めます。

聴いた方、是非Xとかインスタで、拡散したり感想教えてください。

僕とポーチーの思い出だもん。

楽しくなきゃね。

僕たちはいつだってスキップするように、おにごっこやパトロールをしてたんだ。

今だって、きっとみんなとお散歩してる。

ちょっと苦手なジャンルでプロらしくない拙い作りですが笑、またそれも逆にご愛嬌で。

楽曲解説や詳細はまた後日投稿しますね。

寄付について

この「ずっとおにのターン」のサブスク配信等の印税(配信の分配)の一部とそことは別の僕自身の気持ちを乗せて、保護猫団体、またはどこかの動物医療等の研究チームその他、、良さげな箇所に寄付致します。

たくさん聴いていただければたくさん寄付できるようになると思います。

“聴く募金

皆様がお金を払った分だけ寄付されるのではなく、聴いて頂くだけで寄付になります。

投げ銭をそのままどこかに、ではなく、一応副業で(とネタで言ってますが本業です笑)音楽を生業としている身として、考えうる最大のお返しかなと思い、こう言った対応にさせていただくことにしました。

一部と言っているのは、ケチとかではなく、制作料や配信手数料、諸々の税金、そしてこれは身勝手と言われてしまうかもですが、我が家の猫たちもたっっっっっっっっっっくさん頑張ったので、我が家の猫たちのために、そして猫貯金にも一部回させてください・・・

是非聴いていただけたら幸いです。

つきましては、ここに募金すると良いぞ!みたいなのがあったら是非とも!リプください。

(※印税の支払いタイミングは毎月とかではないため、随時その時々に必要な、良さげなところへ寄付して行ければいいなと思っております。)

なお申し訳ありませんが、今回は個人のクラファン等への寄付は行いませんので

「僕に私に!」と言う連絡はご遠慮いただけますと幸いです。(お金の話すると必ずきますので、、)

ここまで読んでくださって、日々応援してくださった皆様への、一応本業が音楽家である僕らしく、心のこもったお返し?になればなと。

昨日の今日ですが

現状JAHAというところから寄付かなあ?と思っております。

非力でも微力でも世の中、世の猫たちへの恩返しになればと思います。

ポーチーとの最期の時間を凝縮した楽曲、二人で、いや、みんなで作った楽曲で、少しでも世の中のためになって、ポーチーはまた世界のヒーローになるんだ〜

基本何かない限りはずっと楽曲の配信は継続しておきますので、お家の猫ちゃんたちと楽しみながら聴いて楽しんでもらえればと思います。イントロはぜひ自分のお家の家族の名前にしてください笑。

曲使って動画作ったり、自由にしてもらっていいので、楽しく聴いてくださいね。

曲がりなりにも作家として生きている僕なりの、お返しです。

本当に、本当に

ありがとうございました。

これからも

リュック、ソラ、ニック、ピーボ

そして

ポポロン

を、どうぞよろしくお願いします。

みんなで、家族なんです!愛してるぜ!みんな!!!

ありがとう、ポーチー

出会ってくれて

幸せにしてくれて

たくさんの人を幸せにしてくれて

そしてここから、きっと、たくさんの人を、救うんだよ

ありがとう

ちゅきちゅきだよ

次に会うそのときまで「ずっとおにのターン」で待ってる

響介

「愛猫が余命20日と宣告されました」が書籍化されました

獣医師の服部幸先生監修の元、この闘病記録が書籍化されることになりました。

ここまでたくさん読んでくださった皆様にも、今一度読んでほしい。

僕の心の中全てを書いています。

抗がん剤や、闘病の過ごし方など素人である僕の知見だけでは心許ないですが、一流の獣医師様監修で、闘病についても安心してお読みいただけると思います。

そしてなんと・・・表紙のイラストは、なんとあの「はせがわゆうじ」先生。

メンツが豪華すぎる書籍

その主人公はポーチー。

僕たちが過ごしてきた、闘ってきた日々が誰かの救いになることを願って、書籍化しました。

この闘病記録、僕の考え方をブログやSNSで日々発信していく中でたくさんの方が「心が救われた」と伝えてくださりました。

この本が動物病院等へ置かれ、僕と同じ境遇になってしまった方へ少しでも多く届られればと思い、初版印税の一部を寄贈のために使うことを決めました。

僕と愛猫ポポロンの闘病の日々が、たくさんの猫ちゃん、そして飼い主様の心を救う手助けに、少しでもなれば幸いです。

書籍を院内や施設内に置いてもいいよ!という方は、書籍をお送りさせていただきますので、下記フォームからご連絡いただけますと幸いです。

是非「猫飼おうと思ってるんだよね!」と言ってる知人友人様にも、動物と暮らすことの忘れてはならない大切なこととして、この本をお勧めしてみてください。現実を知ることの大事さ、忘れてはならない事実があるんです。

きっと、僕と同じように闘病や、ペットロスで、苦しんでいて、でも、僕とは違って、ずっとずっと暗闇にいるような感覚のままの人もいると思います。

僕を真似しろ!とは言いません。

でも、愛猫との別れを経験したとしても、僕のように受け止めて僕のように過ごして僕のように落ち着いて過ごすことは、誰でもできるんです。

この本にその正解が書いてあるわけじゃない。

でも「考え方」の参考くらいには、なるかもしれない。

そんな気持ちで、作った本です。

過去にたくさん書籍出版していますが、今回ほど思いを込めて書いたものは、当たり前ですが、ありません。

この本が売れたらポーチーが蘇るとか、そんなわけでもないです。

でも、この本のおかげで、どこかの誰かが、愛猫との最期の瞬間や、闘病の過ごし方を、1mmでも有意義で、幸せな時間にしてもらうことができたなら僕とポーチーの闘いに、意味があったのだと、そう思える気がします。

僕らの大切な記録が誰かの役に立ちますように。

世界の猫が、世界の猫と暮らす人々が、もっと幸せでありますように。