ニャンデレラストーリーは突然に・・・ PR

【ニャンデレラストーリーは突然に。Vol.32】リュックと愉快な仲間達feat.先生VS謎のウイルス

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毎週ニャンデレラストーリーを書いていると、自分の人生がいかに特異で、そして幸せで波乱万丈で幸せで幸せなのかよくわかりますね。

この記事で僕の特別な人生を皆様にお届けすると共に、自分と猫たちとの最高の出会いを再認識できて、それだけでも幸せ。

しかし!現在闘病日記編に入ってしまい大変辛い・・・しかしこれら全てが僕と猫たちの人生。

ここから先はこんなことがないよう全力で頑張るし、世界中の猫たちの幸せのためにも、大変だったことこそ、共有していきたいと思っています。

リュックの肥満細胞手から、全員のウイルス感染という悲劇

前回の話を踏まえ、信頼出来る先生に今後の対応を伺うと、酷い場合はインターフェロン、そうでもない場合は対処療法で症状を抑えつつ自分の抵抗力で菌を倒してもらう。の二択だそうだ。

と言っても、人間の風邪と同じく「菌を殺す」という薬はないので、インターフェロンを打ったとしても、自分の体で菌を殺せるように手助けするだけで、あくまで自己抵抗力での戦いになる。

インターフェロンは打つとなった場合一日置きに通院、または三日間投与がいいらしく全員が完治まで打つ事になったら数万から数十万はかかるだろう。

個人的にお金で治療が出来ないなんてのは絶対あってはならないと思っているので、金額なんて気にもしなかった。

ちなみに吐き気問題での通院では毎回1万前後掛かかりました。

しかし、決して高くないです。むしろ安いかも。そのおかげでみんなが健康に戻れるのだから。

僕は猫たちのために防災兼緊急時の貯金として日常で出るほとんどの小銭を貯金箱に入れています。

この記事でも紹介しています。

翌日、また病院

しかし、帰宅後、ここで一つ大きな大きな変化が起きていた。

帰宅後部屋に設置していた

通称「外にいてもみんなを見れちゃうよやったぜドゥフフカメラ」

を見返していると…

ピーボとニックが元気モリモリでご飯を食べ、追いかけっこをしていたのだ。

吐いてもいないし、ぐったりもしていない。

ソラも密かに水飲んでるやん!!

すぐに先生に電話すると

先生曰く

先生
先生
人間と同じで体が強く早く治る子もいれば、時間のかかる子もいる。その子達は症状に対して強かったのでしょう。よかった。その子たちはインターフェロンを打たなくても自己治癒出来そうです。

との事。

すごく救われた。

一番最初に吐いてしまったピーボは2日弱で体調を取り戻したようだ。早い。素晴らしい。

そしてニックはもともと他の子達に比べ症状が軽かったのもあってか、翌日にはすぐにご飯も食べられるようになった。

残るはポポロンとソラ。(もちろん手術直後のリュックもだが)

半日様子を見ていると、なんとソラが一度も吐いていないことがわかった。

前日までは動けば吐いてしまうような状況だったのが嘘のように、吐くのは止まっていた。

人間の大腸炎やノロウイルス的な症状の強い物も短期集中で一気に症状がでて一気に治るイメージだったのだが、まさにそんな感じだったのだと思う。

翌朝、奇跡が起きた

不安でほとんど眠れない中一瞬だけ寝ていたその時、

猫圧の音がした気がした。(水素の音みたいに言うな)

うっすら目を開けると

ソラ、ニック、ピーボが集団で起こしにかかっていたのだ。

そう、ソラも改善した様子で、元気に走り回りだした。(主に僕の腹の上を)

ああ、この感覚、この感覚だぜ…

とヤバい奴のようにテンション上がりながら、起床後も、女子チームはほぼ完璧と言っていいくらい症状がなくなっていた。

我が家の女子チームは身体が強いらしい。

いやぁ…性格通りで…あ、ごめんなさい。

改めて伝えたい

この記事を、連載として読んでくださっている方が多いかもしれません。が、病気で検索したら辿り着いた方。きっと今不安でしょう。怖いから検索してるんですよね。

でも安心してください。きっと不安どんなにひどい症状でも、よくなります。そしてそのためには飼い主が冷静でいて、猫たちのために全力で向き合ってあげられれば、それだけできっと良くなります。

何より細かい機微一つひとつに目を向け、きちんと先生にシェアしたりできるように、様子を見て、暖かく見守ってあげましょう。

そして更なる奇跡が

なんと数日間全くご飯を口にしなかったリュックも…

たった何口かだが、ご飯を食べた。

久しぶりにご飯を食べるリュックを見て、涙がちょちょぎれた。目玉が飛び出るくらい泣いた。めちゃ動画撮った。ご飯食べるって、こんなにすげーことなんだな、と。幸せなことなんだな、と。

ウザくてごめん。あれ僕いなかったらもっと食べてましたか?ごめん

数日間本当に一口も食べてくれなかったんです。ご飯を出しても、ちゅーるを出しても、おやつを出しても、匂いを嗅ぐのも嫌そうな顔で、どこかに行ってしまうのです。

あの手この手でご飯をあげようとしましたが、何をしてもダメでした。

でも、ようやく、数口だけ、食べてくれました。ほんの少しでも食べてくれれば、一口も食べないよりも、遥かにいい。

起きた奇跡は、長くは続かなかった

しかしそんな幸せもつかの間、翌日にはまたリュックはご飯食べなかった…

「肥満細胞腫」との戦いのつもりで書き始めた、連日の闘病日記だが、

すっかりVSウイルスに…。

マジでこの世から根絶する勢いでぶっ潰してやるぜ…我が家の猫と猫マスターfeat.先生ナメンナヨ…

…そして、なぜ、我が家にばかり、こんなことが。

と言う事態が、また一つ。起きていました。

当時の僕はこの辺りではっきりと心が折れ、生きる活力すら失いかけていました。泣き疲れて涙も枯れ、病院に通う元気すらなくなりそうでした。

今まで皆様に言っていなかった(隠していたわけではないですよ)大事なお話も一つだけ、させて頂きます。

次回に続きます。

絶望のどん底から光を見た響介と割と元気な女子と、ちょっと不調だけど、絶対負けない男子達