すっかり不動産ブログ、注文住宅、不動産ブログ化してしまったこのブログですが、あくまで猫のためのお家を作るための記事です!
「猫と作曲家の暮らす理想のおうち」シリーズ、いよいよ5話。
前回の記事でHMをついに「住友不動産」に決定したことを書きましたが、本格的な打ち合わせがいよいよ開始します。
兎にも角にも図面がないことには始まりません。会社や担当さんによって進め方が違ったりするのかもしれませんが、僕は理想が強めだったのもあり手書きの図面を最初に書いていきそれを元に改変していくスタイルとなりました。
「私のお家はこんな順番で打ち合わせしたよ!」なんてのがあったら是非教えてください。
来る、図面打ち合わせ
ついにきました…1番のメイン。
図面での打ち合わせ。
もちろん僕自身初めての注文住宅。どうやって打ち合わせが進んでいくのか検討もつきませんでした。
普通はほとんどの人が最初で最後になる注文住宅。
木材一個一個選んだりするのか?センチ単位ミリ単位での指定もできるのか?見えない配線、配管から何から全部指示を出すのか?既製品はどこまで選べるのか?
何もわからないままスタートした打ち合わせ。
最初に営業さんから言われたのは
「自由に好きな間取りで、やりたいように手書きで構いませんので書いてきてみてください。それを元にこちらで図面に起こして細かいところを直していきながら理想に近づけていきましょう!」
というもの。
ほう…自由に…だと…?
それ、猫マスターにいっちゃいけないセリフNo.1な。
本当に全くもって自由に書いていき、建築的にダメなこと、予算的に厳しいことは直していきながら妥協と理想の狭間を狙っていく感じになるようだ。
ということで・・・・
僕の書いた図面
自由にと言われたので、とにかく理想を書き上げました。
床の材や、絶対に作りたい間取り、階段、音楽室の仕様などは先に伝えてあったのでとにかく間取りを表現するために描いた図面がこちら。
一階
うーん。我ながら…
字が汚い(多分問題はそこじゃない)
建築上必要な柱や間取りは無視して坪単価で概ね計算した予算から最大にデカくできる空間に、LDK、しきり一切なしの広々空間を書いてみた。
一般的なLDKの二倍近くはある、すごい広い空間のはずなのに画力のせいでクソ小さく見える・・・。
一階の個人的こだわりポイントは猫スペースをテレビ裏に作り、その部分にmyzooを設置、更には猫たちが隠れたり走ったりできるようにすること。
他にもでかい窓、スケルトン階段。ふむ。抑えるところは抑えてるな。あとは作るだけかな?
よし、9割完成だな(0.1割もいってない)
続いて2階へ
2階
うん。汚すぎて今自分で見てもよくわからない。
「すごい!」とか書いてるやん。すごいなこいつ
何畳かすらわからないゴミ仕様。
猫のポイント以外のざっくり感すごすぎない。もうちょいドアとか棚とか収納くらいしっかり書けよと思う。(これがのちに大変痛い目見ることになるのであった)
2階にスタジオやお風呂を設置することに。しかしこれものちに問題を巻き起こすことになる。
そして猫たちのための三階!
3階
あーはいはい。アレね、馬鹿ね。
恥ずかしくないの?こんなの送りつけて。
「マジ走るところ」
て、低学歴露呈しまくりやん。通信簿オール2だなこの子。
10m×9mを全て猫にプレゼントて実現したら頭おかしいからね。ほぼ50畳やん。
なのにしっかり建築基準の1400mm守ろうとしてるの可愛い僕。知ってる知識を見せつけたいのかな?
こんなゴミみたいな図面を渡したところ
営業担当さんは
「オゥフッ…オッツ、ホァイ、りょうかいどぅす」(震えながら)
とのこと。
・・・・・・・・・・・
うん多分この注文住宅失敗するな。
すまん・・・みんな・・・・俺・・・やっちまったぜ・・・・
次回
「注文住宅の打ち合わせでこのクソみたいな手書きの図面を渡したら凄いことになって返ってきた」
乞うご期待!
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