前回の記事の通り、猫達にとっては2階と1階は別空間という感覚になってしまっているようで、2階の寝室からなかなか降りてこない・・・。
なぜか鉄骨階段2段目までは降りてくるのだが・・・
しかし、僕は猫達を無理矢理抱っこしたり場所を移動させたりするのが大嫌いなのであくまで自発的に動いてくれるよう、「環境づくり」を徹底するようにしている。僕たち人間にできる最善はとにかくそれに尽きるのだ。
とはいえ最後は猫の気分次第・・・なかなかどうしてうまくスムーズにいかない猫とのお引っ越し。
でも何があろうと僕はただ頑張るのみ!
無理強いはせず、距離を詰めすぎることもなく、かと言って丸々放置とかもしない!!
その絶妙なバランスを制すもの
それが!猫マスターなんだぜ!!(多分)
トイレに行って戻ると・・・衝撃が走った・・・
そんなこんなでいくら待っても鉄骨階段2段目までしか降りてこられないので、じっと待ってても仕方ないし・・・
みんなのトイレにばっかり意識が行ってて僕トイレ行ってないや・・・すぐ降りてくる感じでもないし、気長に待つことになるのは目に見えてる。まあとりあえずトイレ行っときますか・・・
と、トイレに行き部屋に戻ると・・・衝撃的な光景が僕の目に飛び込んできた・・・・

えっ

おっさn・・・・リュック・・・・?

リュック「オレの・・・家・・・・」
え?なんて・・・・?

リュック「これ、オレの家・・・」
いや、あってる!あってるんだけど!
なんか思ってたんと違う!!!(主に態度)

リュックさん「お、そこにいるのはトイレおじさんじゃないですか。毎日うん○こを拾い、うんこ○を一階に運ぶ趣味があるなんて、とんだど変態ですね。ブスのくせに」
いや、君らのためを思ってやってたんだが・・・
というか君はなぜそこに・・・・?

リュック「ウホォ〜カメラのレンズのキャップみっけ〜〜」チョイチョイ
ちょっと待ってちょっと待って・・・思考が追いつかない・・・トイレ行ってる間に何があったの?時空歪んだの?僕タイムリープとかしてる?
え?なんで急にソファにリュック・・・・えっ?僕は・・・トイレに行ってて・・・さっきまで誰もいなくて・・・誰も1階には降りてこられないはず・・・ん?でも・・・リュック・・・はいる・・・・
えっ?

リュック「おっ、俺のスペシャル腹筋見る?」
ちょっと待って、今色々やらないで・・・情報量多いよ・・・・
なんか知らんけどリュックだけきた
いや、流石にこれは猫マスターでも予測つかんて・・・・今、この時、INGで、突然慣れることある?
トイレ行って戻ってきたらこれよ?2分とかよ?
さっきまで降りても来れなかったのに?
は?どゆこと?
と文句を言いつつ記念すべき瞬間を写真に収めまくる僕。
思ってた記念の瞬間とは程遠い写真だけどな

リュック「やっぱりソファは、レザーですね」
なんやねんこいつ!
最高かよ!
気になる他のみんなは・・・
他のみんなは愛も変わらず降りてこれない・・・
しかし鉄骨階段の2段目から
「あいつ・・・やべえよ・・・敵の縄張りであの態度・・・・ただもんじゃねえ・・・」
みたいな顔でこっちをみています。
こんなアホ丸出しのリュックを見て、「平気なんだ!」って気づいて早く降りてきて欲しいな〜。みんなでこんな感じで転がろうぜ〜〜。
何はともあれ、一歩どころかリュックだけ7000歩くらい前進した感じ。
このリュックの行動が、みんなに影響を与えてくれる。
思い返せばいつだってそう。いつもそうやって乗り越えてきたんだ。
あれ?
もしかして僕なんの役にも立ってませんか?
このままじゃ本当にうんこ○おじさんになっちゃうので頑張るしか・・・
しかし・・・”突如”家に慣れたが故に・・・事件を起こすことになるとは・・・この時はまだリュックも僕も・・・誰も知る由もなかったのだ・・・・
次回
慣れすぎたと思われたリュックを悲劇が襲う・・・ついに猫マスター涙・・・そのわけとは・・・?
乞うご期待