前回お伝えしたように、やっとこさ上棟会まで辿り着くことができました。
みなさま
「なげえよ、早く家見せろよ」
と思っているかと思いますが、僕自身ここまで構想からは4年。打ち合わせが始まってから上棟会まで約一年ほど待っているのです!!!そしてここから家の完成まではさらに4ヶ月待ちます・・・。
実際はもうそりゃ死ぬほど長かったわけですから、毎日更新してガツガツ進んでいるところを褒めてください笑!
そんなこんなで前回は上棟会の写真を一部公開しましたが今回は上棟会で行う内容、そしてまさかの事態が起きたのでそれらをまとめて見ちゃおうかなと思います。
上棟会が始まりました。
ついでにキッチンからの眺めを公開!壁の奥までが遠い〜〜〜!!!!
水道屋さん、そしてガスやさん、現場監督営業さんコーディネーターさん、そしてスタジオの防音施工の業者さんが揃い、みんなで一つ一つ丁寧に詳細を確認していきます。
ガス屋さんの確認はガス栓の位置や、ガス管の設置位置の再確認、数分で終わりました。
水道屋さんもほぼ同じ。トイレの仕様やキッチンの仕様を確認し、どこに水道管が通り、水道マスがくるか、などまあいうたら素人に言われても困りますぜ。。的な内容。
物の数分で終わり、「お?これまさか結構スピーディーに終わるんでねえか?」
と思っていたのですが・・・
電気屋さんとの打ち合わせ
電気屋さんの登場。これがまあ、、、、大変。
僕は映画も大好き本職も音楽なので、プレイヤーやらスピーカーやら、そして電源の位置などに異様なまでのこだわりがあり、それらをmm単位で高さ、位置を調整。
色も部屋ごとに違ったり種類も違ったり・・・ましてや間接照明の位置まで細かく指定。
一つ一つ丁寧に壁にメモを入れて行ってくれます。
こんな感じで何を通すとか、設置の高さとか、柱にダイレクトに書くんですね〜。知らんかった。
これ僕がこっそりFL2400mmみたいなめちゃくちゃやばい数字を書いたら天井ギリギリにコンセント設置されちゃったりするのかなあ笑。とか思いながら、一つ一つ丁寧に位置決め。
通すケーブルに合わせてCD管という管のサイズを決めてくれたりして大変だけどとても楽しい!
音楽室にはこんな感じのお高いコンセントを10箇所以上に設置。無駄遣いである。
コンセントが終わると次は隠蔽配管用の打ち合わせ。
天井に埋め込みスピーカーを設置するため、そのケーブルの長さを測ったり、天井からどうやって壁の裏を通してプレイヤーまで伸ばすか、など細かく打ち合わせ。
ここまででも数時間かかってしまいそれでもなお、丁寧に進めてくださる業者さんには頭が下がります・・・。
ちなみに天井埋め込みスピーカーはこちらを選定。
とても音がいいのでお勧め。白いカバーがつけられて見た目もきれいです。
電気のスイッチ決めで・・・事件は起きた・・・・
ここで電気のスイッチの位置決めが始まるのですが、ここで大問題?が発生しました。
電気スイッチの位置で大の大人が大喧嘩
なんと
電気スイッチの位置で
美人コーディネーターさんVS現場監督VS電気屋さんVS僕
で意見の相違で言い合いがが始まってしまいました。
それぞれの意思をまとめるとこうだ。
美人コーディネーターさん→僕の意思を継いでくださり、生活している位置からはできるだけスイッチ類の生活感のある物が見えないように
現場監督→住みやすいように、暗がりを歩くのが一番少なくなるよう、動線に綺麗に配置
電気屋さん→配線の都合上一番きれいに収まる位置。その上で動線を意識した配線
猫マスター→それを尻目に猫たちとの鬼ごっこのリハを入念に行いリビングを走り回る
このような対立図が生まれてしまい、見事なまでの大揉め。言い合いが始まりました。
美人コーディネーターさん「こっちにしないとスイッチが生活空間から見えちゃいます!」
現場監督「いや、別にここからは見えません。そこに設置したら暗い中歩く距離が増えて危険です。多少見えてもこっちの方がいいです」
電気屋さん「電気的にはこっちにつけるのが一番普通ですね〜。一番きれいに見えると思いますよ」
猫マスター「ドタドタドタ・・・・・ドドドドド(走り回る)」
美人コーディネーターさん「響介さんは打ち合わせの段階からスイッチ類を隠すために色々考えてきてて、デザインにもかなりこだわりがあるんです!見えたらダメです!」
現場監督「いや、見えませんよ!ここなら!ちょっとくらい見えるのは仕方ないです!住みやすやも考えないとダメです!」
美人コーディネーターさん「そのちょっとにすら響介さんは拘ってるんです!」
電気屋さん「電気的には正直こっちの壁よりはあっちの方が本来はいいんですけどね〜。」
猫マスター「ドタドタドタ・・・・・ドドドドド・・・・・ズルッ(滑る音)」
美人コーディネーターさん「ここまで拘られてるのに、ここで適当になっていいんですか!?」
現場監督「住んでみて何かあったら嫌なんでこっちじゃダメですか?」
電気屋さん「電気配線とかにも詳しいみたいなんで、僕の言いたいことは分かりますよね?」
猫マスター「ドタドタドタ・・・・・ドドドドド・・・・・ゴッ(ぶつかる音)」
美人コーディネーターさん&現場監督&電気屋さん「いい加減走ってないで決めてもらえますか!?」
猫マスター「はい・・・すみません・・・」
半分くらい実話
皆さんピリピリしてて怒られてしまいましたが(多分僕が猫との鬼ごっこのリハしてたせい)僕はフロアランプなど据え置きの照明は遠隔操作のプラグで接続し音声アシストなどで電気をつけるので、日常で家が真っ暗になることはないので、コーディネーターさんの言うとおり、できるだけ生活空間から見えない場所に設置することになりました。
ちなみに音声操作、遠隔操作可能なコンセント、とても便利ですし、動物と暮らすかたは外から電気ストーブ等電源入れられたりするので、色々と安心感あっておすすめです。
しかし、みんなが本気で僕の家のことを考えてくれているからこその言い争い。
それぞれがそれぞれの意識で本気で家のこと、そして僕のことを考えてくれているからこそのぶつかり合い。
すごく嬉しくなりました。
適当な人たちが集まってたら適当な位置に決められて、住んでみてから不満が出て、もう遅い、、、なんてことになるのです。
よく聞く注文住宅での失敗にコンセントの位置やスイッチの位置を失敗したと言うのをよく耳にしますしね。
しかしここまで皆さんで全ての可能性を意識して話し合いをしてくれてれば、最大限被害が少なくすみます。
最高の大人たちの最高のぶつかり合いが見れました。(僕は物理的に壁にぶつかってましたが・・・。)
僕「本当に住友不動産を選んで、よかった・・・・」
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次回
まさかすぎる事態に、猫マスターバチギレ
乞うご期待
次の記事はこちら
本日の新居チラッと公開は〜
実はあんまり仲良くなかった2匹が新居に来てからやたら仲が良くて幸せ
ちなみにこれは僕の昼寝を見てドン引きしているところ。なんでだよ。寝るよ僕だって・・
早く公開したくてうずうずしているのは僕も同じです・・・