パトロールも、猫圧も、遊ぶのも
きっと
きっと、これが最後なんだ
そう思った。
そう、感じてしまった。
でも寂しさよりも
「みられてよかった」
「できてよかった」
その喜びの感情の方がはるか上を言っていた。
終活というこの期間を設けた僕たちは最も幸せな道を歩んでいる。
そう思う。
しかし、そんな感情と同時に
無駄に現実的かつ、非情な感覚が僕の身体中を巡っていた
多分ポーチーとはあと1日も過ごせない

わからない。
尻尾がどうだからとか、鳴き声がとか、寝方が、呼吸が、
わからない。
だって、もうそんなの、とうの昔に、全部に予兆があった。
でも、強いポーチーは、ザコい僕のために、まだまだそばにいてくれてる。
そう、思ってしまっていたのかもしれない
でも、この半日を過ぎたあと、明らかに、でも、何かはわからないけど、
でも
明らかに
「ポーチーとは、もう、あと1日も過ごせない」
そう感じた。
身体中の細胞や血液、神経、全身の全機能に直接そう訴えかけられえているかのように、まごうことなく、そう感じた。
これが正しい感覚なのかはわからない。
ポーチーに特段変化があったわけでもない。
でも、僕にはわかる気がした。
ふざけ半分で猫マスターとか名乗ってて、実際はそんな大したものではないのだが
少なくとも僕は「我が家の猫マスター」である。
我が家の猫のことは誰よりもわかる。
きっと。ポーチーは、僕のお家から少し遠いところに旅立つ準備を、終えたのかもしれない、と。
見た目には何も変わらない

見た目はね、なーんにも、変わらない。節穴だって言われたっていい。綺麗事って言われてもいい。
僕の目に映るポーチーは、出会ったその日から、毎日可愛いを更新して、今日もまた、今もまた、そして1秒後もまた、可愛いを更新する。
歩けなくなって、ちゃんと鳴けなくなって、でも、ポーチーは世界一可愛いんだ。
おにごっこの達人で。
でも僕はさ、負けたくなくて、マンション買って、それでも勝てないから
家まで建てて。
今この記事見返すと、本当にこの時全力で動いてよかったなって、思えるんだ。
でもさ、それでも勝てないから、老後に平家を建ててジジイ同士の激烈バトルだぜ!と思ってたのに
闘病という名のおにごっこでも、僕はポーチーに追いつけなかったんだ。
でも終活の期間を経て、やっと少し、近づけた気がしたよ。
おにとして笑。
でもさ、結局捕まえさせてくれないんだよね。きっと。
だってポーチーはおにごっこの達人だもん。
体育万年成績1の僕じゃ、天地がひっくり返っても、追いつくことなんてできないのかな。
この瞬間だけ、今だけ、ウサインボルトの足ほし〜、と思いながら、この文を打っている。
ポーチー
逃げないでくれよ〜。今だけは

強いの、よくわかってるから
僕如きじゃ勝てないの、わかってるから
こんな時まで逃げの強さを見せつけなくていいから
諦めて、僕に捕まってくれよ〜。
闘病という名の鬼ごっこだけは、僕に、勝たせてくれないかな。
なんで、そんなに強いんだろうね、ポーチーは。
強すぎるのも、また酷なんだぞ〜
たまにはハンデしてくれよ〜。
ああ、もっと、おにごっこしてたいよ
僕らの一生おにごっこが終わりへ向かっている
こんなこと、文字にしたくないけど
きっと、僕らが出会ってから、今まで10年間続けてきた超壮大スペクタルアルティメットハイパーファイヤーおにごっこが、間も無く終わろうとしてるんだ
逃げ切ってしまうんだよね。きっと。ポーチーが。
捕まえさせて、くれないよね
永遠の覇者ポーチーが爆誕しちゃうんだよね。
ガシッと捕まえて、あと100年間、離さないでおきたいよ
ポーチー以外の猫、みんなおにごっこクソ雑魚なんだぜ?全員速攻捕まえられちゃうんだよ?
ポーチーも、捕まってくれよ
みんなで、遊ぼうよ、もっと、もっと
そう、思ってしまった。
こういう感情には浸らないでおこうと、そう思ったのに。
そんな感情がぐわんぐわんしている横で、寝ているポーチーの顔は
とても優しく、何かを感じ、何かを思い出して、何かを思っている
そう、見えた。
きっと最後の夜を迎えた

嘘だ。
寝たいなんて、思ってない。
ねれるなんて、思ってない。
寝れるわけがない。
でも、僕は決めたんだ
“当たり前”を過ごすんだって。
だから、お決まりの時間に布団に入って、そして一緒に布団で眠るんだ。
それが僕たちの”当たり前”だったから。
僕が寝れば、みんなも眠る。
それが我が家のルール。
ポーチー
疲れたよね。
僕や、兄弟たちが、もっともっと一緒にいたいって、うるさかったよね笑。
やり残したことはもうない?なんて、野暮なことは聞かないよ
だって、あるに決まってる。
まだまだたくさんあったと思う
でも、僕らができる最大限の”当たり前”は、きっと贈れたと思う。
だから
無理するな。
僕は、ここにいる
家族もみんな、ここにいる。
ポーチーがいるところに、僕らはいる
僕らのいるところにポーチーはいる
僕らは、みんなで、家族だよ
そんでね、必ず、また会える。
僕らは家族で、ずーっと、繋がってるんだよ。
だから、不安なことなんてないからね。
愛してる
世界一可愛い寝顔を、また、更新してくれよな!
これからもずーーっと!我が家の猫が同率世界一!異論は認めない!
ポーチー!おやすみ!!!
おやすみ!!!!!!!!!!!!
次回
最後のおやすみ
「愛猫が余命20日と宣告されました」書籍化が決まりました。

獣医師の服部幸先生監修の元、この闘病記録が書籍化されることになりました。
抗がん剤や、闘病の過ごし方など素人である僕の知見だけでは心許ないですが、一流の獣医師様監修で、闘病についても安心してお読みいただけると思います。
そしてなんと・・・表紙のイラストは、なんとあの「はせがわゆうじ」先生。
メンツが豪華すぎる書籍
その主人公はポーチー。
僕たちが過ごしてきた、闘ってきた日々が誰かの救いになることを願って、書籍化しました。
この闘病記録、僕の考え方をブログやSNSで日々発信していく中でたくさんの方が「心が救われた」と伝えてくださりました。
この本が動物病院等へ置かれ、僕と同じ境遇になってしまった方へ少しでも多く届られればと思い、印税の一部を寄贈のために使うことを決めました。
僕と愛猫ポポロンの闘病の日々が、たくさんの猫ちゃん、そして飼い主様の心を救う手助けに、少しでもなれば幸いです。
書籍を院内や施設内に置いてもいいよ!という方は、書籍をお送りさせていただきますので、下記フォームからご連絡いただけますと幸いです。
是非「猫飼おうと思ってるんだよね!」と言ってる知人友人様にも、動物と暮らすことの忘れてはならない大切なこととして、この本をお勧めしてみてください。現実を知ることの大事さ、忘れてはならない事実があるんです。
きっと、僕と同じように闘病や、ペットロスで、苦しんでいて、でも、僕とは違って、ずっとずっと暗闇にいるような感覚のままの人もいると思います。
僕を真似しろ!とは言いません。
でも、愛猫との別れを経験したとしても、僕のように受け止めて僕のように過ごして僕のように落ち着いて過ごすことは、誰でもできるんです。
この本にその正解が書いてあるわけじゃない。
でも「考え方」の参考くらいには、なるかもしれない。
そんな気持ちで、作った本です。
過去にたくさん書籍出版していますが、今回ほど思いを込めて書いたものは、当たり前ですが、ありません。
この本が売れたらリンパ腫がなかったことになるとか、そんなわけでもないです。
でも、この本のおかげで、どこかの誰かが、愛猫との最期の瞬間や、闘病の過ごし方を、1mmでも有意義で、幸せな時間にしてもらうことができたなら僕とポーチーの闘いに、意味があったのだと、そう思える気がします。
僕らの大切な記録が誰かの役に立ちますように。
世界の猫が、世界の猫と暮らす人々が、もっと幸せでありますように。
何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ

「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。
投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとな嬉しいです。note的なね・・・。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。














