何とびっくり、かれこれ1ヶ月毎日更新しているようです。お家記事。すっかり長期連載に。
というか毎日こんなに文字書いてるの凄くない?丸っと書籍化出来るやんけ。
あ、あと映画化ね。タイトルは
「野良猫から注文住宅へのニャンデレラストーリー〜あ、あと響介もすごいよねえらいえらい。ところでそろそろご飯出してもらえます?〜」
で、僕役は佐藤健くんでお願いします。ソラ役は浜辺美波ちゃんがいいです。(えっどんな映画?)
とか絶望展開の中ふざけましたが、現場監督まさかの大号泣で締めた前回の記事。
SNSでも「泣いた」「悔しい」「そんなことってあるの?」「イケメン現場監督・・・さてはお前ブサイクだな!?」「住友不動産は、クソですよ」と色んな声が。(半分くらい僕のせい)
そんな「どうぞ、ブログのネタです」と言わんばかりの波乱万丈な展開・・・いや、そんなん求めてない求めてない〜!大金かけてネタつくってどうすんねん・・・
僕の感情丸出しメッセージを読んだ現場監督さんが号泣
今の僕がどんな心境なのか、どんな思いで家を建てているかを伝えるために送ったメッセージ。
それを読んだ現場監督さんから23時近い時間にもかかわらず、電話がきた。
「も、もじもじ・・・・きょうずけさんでゅえすか・・・」
電話の向こう側で大号泣している現場監督さん。
感情むき出しメッセージを送ってしまい怒られるんか?と思った僕がとっさに
「な、何ですか?」
と尋ねると
「メッセージ・・・読ませて頂きました。大変申し訳ありませんでした。本当に申し訳ありませんでした。対応が間違っていました。現場監督としてできる最善を尽くそうともせず、工期や契約を優先し、響介さんの気持ちを考えていませんでした。
メッセージを読まさせて頂いて、胸が痛くなりました。苦しくなりました。
響介さんのおっしゃるとおり、僕も今現在進行形で自分の家を建築している最中です。だからこそ、この気持ちが痛いほどわかります。もし、今自分の家で同じことが起きたら僕も悔しくて眠れなくなってしまうと思います。
それなのにあのような非情な対応をしてしまい申し訳ありませんでした!!!
あのメッセージを読んで、改めて現場監督としての責務を感じました。
まだ会社にも話は通していませんし、100%ご期待に添えるかはまだわかりませんが、現場監督として、できる最善を尽くし、出来る限り違和感のないよう、完成で満足していただけるように、頑張らさせてください!」
と。
おい・・・イケメン現場監督・・・お前まさか・・・イケメン・・・なのか・・・?
「カンドグズワァッン・・!ブヒィ!」
大号泣する僕(30)大号泣するイケメン(35くらい)
大の大人、しかも男二人が受話器越しに大号泣し合う謎の時間爆誕である。長年連れ添った二人の別れくらい泣いてる・・・。
僕がグズグズ泣いていると現場監督さんは
「こんな素敵なお家、滅多にありません。絶対満足していただけるように、全力で頑張ります。
引き渡しの日に前担当が挨拶にくると言っていたので、その時は二人で思いっきりぶん殴りましょう!笑」
この後に及んで冗談を言う余力があるだと・・・?
僕はもう気付いているんだ・・・こいつ・・・イケメンだよ・・・
猫マスター僕の人運の良さ
以前僕が出版した書籍「猫を飼うのをすすめない11の理由」という本にも書いたが、僕は人運がいい。ピンチに陥った時必ず助けてくれる人が現れる。そして人生の分岐点ごとに自分をいい方向に導く最高の人間に出会うのだ。
今回の現場監督さんは、きっとまさにそれである。
普通の現場監督さんだったらきっと
「何やこいつキモ。長文メッセージ送ってくんなや。早く家建てて終わりにしたいわ、サインしたやろヴォケシネカス」と言う対応だっただろう。(流石にそこまで酷いわけはない)
こんなに感情移入してくれて、こんなに親身になってくれてこんなに我が家のことを考えてくれてしかもイケメン
・・・あれ、完璧すぎんななんかムカついてきt・・・
やはり僕は人運がいい。だってこんな大手でたくさんの現場監督さんがいる中こんないい人にあたる確率たるや。自分の運と現場監督さんに感謝だ。
強い意志を纏った無双モードの現場監督さんはこう続けた
「まず、僕の方でどんな対応までが可能か考えます。正直すでにキッチンフードがついてしまっていたり、工事自体はかなり進んでしまっているので、直すとなるとかなり大掛かりな工事になってしまいます。
工期に影響もないようにしながら進められるにはどうしても限界があるかもしれません。
ですが戻せるところまで戻して、どう言った対応までなら可能かを大工さんと相談して、明日までに出します。そこで響介さん的に満足のいく形かどうか、ジャッジを頂いて最大限満足のいく形まで持って行けたらと思っています。まだ上司にも言ってないんですけどねwとにかく僕はやる気です!やらせてください!」
おいおい・・・完璧な対応じゃねえか・・・。
出会えてよかった、そして僕の家を担当してくれて本当によかった。
立場的には「印鑑もらってるんで。無理です」キッパリ
と突き離してもいい立場。状況。にもかかわらずこの男気。
いやね、正直僕はもうこの時点で満足だよ。現場監督さん。あんたに出会えたと言う事実が、僕を満足させてしまったぜ・・・
最悪、いろいろな事情で満足いく形にならなかったとしても、もう文句は言うまい。現場監督さんのこの頑張りで報われたよ。
そう思えるほどにこの対応が嬉しかったし、気持ちが楽になった。
「明日朝イチで上司(「住友不動産はクソですよ」でお馴染みの例の激ヤバ担当)に確認を取ってすぐ動きます!」
現場監督さん・・・あんた・・・・最高だよ・・・
現場監督さん”は”、ね・・・
次回
「もうやめて・・・猫マスターのライフはゼロよ・・・」
乞うご期待
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墜ちる展開なので景気付けに新居猫画像コーナー!
夕方のソラ姫と背後にうっすら写る明らかにおかしい体勢のリュック
完成まで秒読み・・・しかし立て続く問題・・・・猫マスター理想のおうちの行方やいかに・・・