当時の思い出
きっと世界中の誰もわからない世界最大ミステリーの一つに追加されるレベルの
「借金1000万くらいあるのにマンション一括で買う」マン
の爆誕である。
なんと驚異の100平米超えのマンション。田舎好きなこともあり、景色のいいいいマンションだった。なんと言っても広い!
中古でしたが、床や水回りはフルリフォームして、内装はそこそこ新築みたいな感じになりました。
あとはお得意のDIYで・・・・
ちなみにこの時の僕の脳みそはこうだ
「最悪なんかあったらこのマンション売って半分のサイズのマンションに引っ越せば借金は消せるし、家も失わない。そもそも猫のために死ぬ気で頑張ると決めた僕が後退するようなことはあり得ないので、絶対大丈夫。そんでここから借金返して30歳までに猫のための一軒家を建てる。それだけだ。(マンション購入時当時26歳)」
基本そんなマインドなのだが、変なところ計算高くて、普通に考えたら金額的にも死にそう感丸出しなのだが、資産含めた収支が意外とちゃんと(ちゃんとはしてない)死なない程度に、無意識に、計算している。
この頃には作家としてただけでなく裏の顔でアーティストのプロデュースなどを始めていて、そちらもかなりしっかりとした収益が望めるようになっており、意識的にもかなりムキムキだった。
スタートは小さいお部屋から
猫はいきなり違う場所に連れて行かれると強いストレスを感じてしまう。
ただでさえ、極狭のアパートに住み、
「この世はこんな小さい世界」
と思い込んでいた我が家の猫たちが、突然100平米超えのマンションに解き放たれたら
「いったいどこまで世界が続いているんだああ!?!?!」
とパニックになってしまう。(本当にそうらしい)
そこで、新居でも最もアパートの間取り的に近い、小さい部屋に今まで使っていた猫グッズや、僕の匂いのする布団や毛布、洋服を詰め込み、そこから徐々に生活圏を広げていこうという計画を立てました。
前のお家でしたうんちを大切に袋に詰め(趣味ではない)新居に置いたトイレに置き直す。
こうすることで、自分たちの居場所なんだ!と理解ができる。
とはいえ、子猫の時以来初の空間移動。病院と家以外の空間を知らない猫たちにとって、おそらく恐怖でしかないだろう。多分。
部屋数も5倍6倍となるので、猫たちからしたら怖いくらいの広がり方である。
みんなにはしばらく申し訳ないが、小部屋で生活をしつつ、一部屋ずつ開放していき、少しずつ、慣れていってもらおう。
そう思い、みんなを部屋に残し、荷解き、みんなの様子を見て、荷解き、、
と繰り返していると・・・
部屋から
「何してるの〜〜!!!!外は危険なのよ〜〜〜!」
と言わんばかりの声で、鳴いてきてくれる。
デュフデュフ言いながらその声聞いていると・・・
あいつが・・・・やってくれました・・・
次回
たったこれだけのことでも、世界一の感動を味わえた
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