もはや意地でもソファに座らせてくれない猫たち

みなさまに僕の気持ちが分かりますか？

分からないでしょう。

こんな…こんな仕打ちを受けてる僕の気持ちが…

分かりますか…！？！

みんなも味わってみればいいんだ！この感じを！

この！絶対に座れないソファを、ただただ立って見つめるしかない僕の気持ちが！！分かりますか！

せめてリュックがもう少し横なら…どうにかなりそうなのに…

ポポロン「あ、今この背もたれ倒れそうなんで逆に危ないから、やめたほうがいいよ。逆に」

なんだよ！逆にって！それこそソファ座るのが僕と猫逆じゃ！

ソラ「いつも文句ばかり言ってるわねあなた…大人なんだから我慢しなさい…」

い、一生立ってろと…？

くそう！こうなったら！この微妙に空いてるスペースに座ってやる！

ニック「あ、ちょうど開いてるからあたちすーわろ」

…………

ポポロン…助けてくれませんか…もう…足が限界なんです…

ポポロン「あ、今背もたれ抑えてるので今度にしてもらえますか？」

うううんん！！！

幸せ！！

もはやソファにいないほうが幸せ感じるように調教された響介と人間のものにしか座らなくなってきてる猫たち