COPで扱う抗がん剤を全て一度ずつ打ち、全て血液検査もオールクリア!
なんなら成績よすぎ〜!ということになったポポロン。
まあ強い子だからわかってたんだけどね。
一週目二週目が副作用は出やすく、それ以降は1,2週より強く副作用が出ることは稀らしい!
一週目では食欲がおちたり元気がちょっとない、とかはあったが、2週目も同じ感じなら乗り越えられそうだ。
2週目も同じように、しれっと乗り切ろう!
希望に満ちてスタートした2回目のビンクリスチンだったが・・・
どうみても調子が少し悪そう。
食欲がグッと落ちてしまい、食べても一口二口。(カリカリ2〜4粒程度)
人間で言ったらご飯お箸1回分くらいだろうか。
最初の週でも食欲がガツンと落ちる日はあったので、不安になりつつも、自分とにかく平常心!
今食べなくても、夜食べればいい。もし1日食べなくても次の日食べればいい。
焦りすぎてはいけない。
とにかく現状で言えば、食べてるだけまだいい!
全く食べられなくなったらその時にそれ相応の対応をすればいい!
ケージから出して一緒に家中をお散歩。楽しい
日向ぼっこや毛繕いの余裕はあるみたい。
猫は毛繕いでストレス値が測れる。
一部分しか舐めなかったり一部分だけ舐め忘れたり、過剰に舐めすぎていたり、毛繕いが雑になる時は体に異常があるか、ストレスを抱えている時だ。
人間も心が疲れていると部屋が散らかったり、風呂に入るのが億劫になったりする。まさにあれだ。
毛繕いしてるなら、大丈夫。
安易な考えだが、あながち間違いではない。
検査も毎週行い、数値も見ている。健康猫がご飯を食べなくなるのとは全然話が違うんだ。
抗がん剤を打っている。ならば、食欲は落ちる。
理由がある程度明白なら、焦るだけ損!!!
調子の悪い猫の最大の特徴
猫は調子が悪いと
- 毛繕いをしなくなる
- 食欲が落ちる
- じっとしている
- トイレに失敗する
と言った王道な異常の他に
「暗いところに行きたがる」
という性質がある。
これは俗に
「猫は死期を悟ると人間の前から姿を消す」
という猫界に伝わる有名な噂話につながってくるのだ。
猫が死期を悟ると人間の前から姿を消すという科学的、動物学的な明確なデータなどは特にないらしい。
それなのにも関わらずなぜそんな噂が生まれてしまったのか。
それは、この「猫は死期を悟ると人間の前から姿を消す」という行動が関連している、と僕は考えています。
体調が悪いから、他の猫や人間と離れていたい。ベッドの下や、階段下、収納の下、いろんなところに逃げます。
食欲もないから、ご飯の匂いも嫌だ、とどんどん暗いところ、人間や他の猫の手が届かないところに逃げようとします。
そして、食べずに、遊ばずに、じっと寝て過ごし、眠るように亡くなっていく。それが結果として
「猫は死期を悟ると人間の前から姿を消す」
に繋がっているのだと。
つまり、あんなに日向ぼっこが好きなはずの猫が明るいところに出てこようとせず、暗がりで過ごすようになる、というのは相当体調が悪い証拠なのだ。
こんなに日向ぼっこが好きなポーチー。
抗がん剤が始まってから、副作用の強く出る日はやはり暗がりで「放っておいて・・」というムード満載で寝ている。
しかし、死期云々という話とは違くて!
あくまで抗がん剤の副作用で、体がだるい時には、そうなる、という話。
副作用が落ち着いてくれば一緒に歩いたり、膝に乗ったり、暗いところにいたがる!なんてことは、ない!
ご自宅の猫ちゃんが暗がりから出てこない、そんな時は何かしらの体調不良の可能性があるので、一度病院に連れて行ったりするのをお勧めします。
「最近いつものところであんまり寝ないなあ?」とかの次元ではありません。
全く、出てこなくなります。
とにかく今の僕にできることは・・・
当たり前にできるだけ近い日常を送る
お腹を気にして舐めまくるのもなくなってきたので、基本的にはドーナツエリザベスは常に外すことに。
こうしてみると、本当にただの健康猫。
ただただ可愛いし、ただただ愛おしい。
見た目に何かあるわけではないので、気持ちよさそうに膝で寝ているポポロンを見ていると、ついつい闘病中ということを忘れてしまう。
でもこの
「ついつい闘病中ということを忘れてしまう」
ことこそ、QOLを保てている証なのだと、そう思った。
ポポロン自身も、「響介の膝って気持ちいんだよね〜」と、ただそれだけを思っていて欲しい。「苦しい」とか「痛い辛い」とか、そんな感情は一切なしで、ただただ幸せな感情で満たされていてほしい。
今日はまだ4粒くらいだけど、夜2000粒食うかな?
それがダメだったとしても、明日は58655145粒食べるかな?
不安はあれど、今膝の上にいるポポロンが幸せなら、それは着実に一歩。
大好きだよポーチー!!また明日も会おう!まず!食え!
次回
おねがい
何か力になりたい!そう思ってくださっている方へ
「どうにかポポロンくん、響介さんの力になりたい!」
その一心から僕が関連している企業様や出版社様へ、お守りや物資をお送りしようと思ってくださっている方が多く感謝の気持ちでいっぱいです。
・・・が、出版社は僕の所属事務所!とかではないため、大量に物資が届いてしまうとお仕事のご迷惑になってしまったり、大変なことになってしまいます。
そこでそれらの対策として、大変心苦しくはあるのですが、処分に困るものや、消費が大変なものがたくさん届いてしまうのを避けるため、フォロワーさんからのアドバイスも受け、お気持ちは「投げ銭」形式で行って頂ければ幸いです。
下記リンクからApple Pay、クレジットカードなどで500円〜お支払いが可能です。
投げ銭後に表示されるページに、少し未来のポーチーのお話を少しだけ書いています。
こちらも記事の進み具合に合わせて、未来の僕の気持ちとして自己満?発散?も兼ねて定期的に更新されていくようにしています。
再三お伝えしますが、これは「治療費を分けてくれ〜!」という旨のクラファンのようなものでは断じてございません。
治療費は自分で出します。出せます。投げ銭0でも問題ありません。
あくまで、皆様の善意を受け取る場がご用意できないか「結局何もらうよりもお金が一番応援になるよ!なんでもするよ!」というたくさんのご意見をフォロワー様方から頂けたので現状善意を受け取れる最善方法だと思っております。
気持ち的には「ブログためになったよ〜」的な、読了的な感覚でいて頂けるとなんとなく気が楽です笑。
毎日の様子を投稿できるよう頑張ってまいります。
毎日、読んでね。
このブログは僕自身の精神を守るため笑、取り乱して文脈や情報がごちゃごちゃにならないようその日その日、当日に書き綴ったものを後日修正し、時系列をずらして書いております。
闘病の当日に書いた日記や想いをもとに少しでも読みやすくなるよう丁寧に書き直し、一人でも多くの方に伝わるように努めています。
日記を見返しながら書く作業、闘病や辛い想いを2度経験しているようで辛い日もありますが、どんなに辛い日々だとしてもポーチーとの大事な毎日です。
遅筆になり不思議なところで日を跨ぐこともあるかもしれませんが、どうかご容赦いただければ幸いです。
この闘病の経緯を知りたい方は、こちらから読めます。