前回までの記事で散々カリシウイルスの怖さについて書いてきました。
最初はリュックの「肥満細胞種」から始まりまさかの手術・・・
初の全身麻酔での検査、そして手術、そして初の入院。
全てが恐怖で、不安で、それだけでも心が張り裂けそうだったのにやっと帰宅したリュックはご飯を食べず・・・
心配していたらまさかの全員が同時に嘔吐。吐血。
全ての原因は
「カリシウイルス」でした。
我が家の猫の誰かが、カリシウイルスキャリアだったようで、(おそらくリュックなのかな・・・?)免疫力が落ちるのと同時に大爆発!一気に全員が症状を出すと言う恐怖体験。
前回までの記事ではなんと数日間ご飯を口にすることも無くなってしまい、心配で心配で辛くて辛くて・・・と言う状況を書いてきましたが、今回の記事・・・
皆様にお伝えしなければならないことがあります
手術、そしてウイルス感染、そして全員に蔓延…
看病、と言うか精神的にズタズタになっていたがために、実は僕までもが体調を崩し…
なかなか稀に見る地獄絵図が続いておりました
そんな我が家の猫たち…
約2週間の時を経て
全快!!
致しました!!
当時僕が乗り越えられたのは皆様の温かいお言葉があったからこそ。
何度も死にそうになりましたが、リプを見て、メッセージを見て励まされました。
何人かの方はサンマーク出版様の方に応援物資やお手紙などお送り頂いていて、順次無事僕の方で受け取っております。すごく心がぐっと強くなった気がして、嬉しかったです。
猫好きはこんなに温かいのだなあと実感しつつ、心を保ち猫たちを守ることが出来ました。
本当にありがとうございます。
こんなこと2度と起きないように徹底するのはもちろんですが、この経験を生かし、万が一次があった時もうろたえず対処出来るようになりたいと思います。
完治したら完治したで翌日から早速猫圧で最高すぎました
とはいえ今回のは外部からの菌ではなく、我が家の猫にカリシキャリア(可能性)の子がいたから起きた問題でした。
もしかしたらリュックが入院した際に病院からもらってきた可能性などもありますが、全ての可能性を考えつつ、今後出来ることなども考えていきたいなと思います。
今回みんなには本当に命の大切さ、そしてみんなへの愛を再確認することができました。
どんなもんが来ても全員叩き潰してやる覚悟ていますが、
出来れば二度とこないでね。菌たち。
愛する猫たちと、平穏で当たり前で幸せで、恐怖は猫圧でだけ感じる、そんな毎日がずっと続くように、頑張ります。
あとリュックの抜糸がありますが、手術したことさえも忘れるくらい大変な2週間でした。
みんな、マジで愛してるわ
治ったよくじの早朝から
と言わんばかりの勢いで猫圧が止まらず、幸せな悲鳴をあげています。完治直後から叩き起こされ涙を流しながらご飯をあげていました。
みんな食べる食べる。
食べれなかった分取り戻すかのように食べる食べる
食え食え食えー!!!
これで僕も食える!!
リュックもちゃんと自分のご飯を選んでたべれるようになりました。(リュックは体質によりご飯が違うのです。)
ちなみにこの時からご飯が大幅に変わりました。
医療食、そして歯磨きもできちゃうごはん、メインのご飯をご紹介してます。最強のご飯たち。
そしてなんやかんや最終的に1番心配かけよったポポロン
秒速1万個のスピードで食べてます。
ポリっポリっじゃないです。「ゴワシャアゴワシャア」ですよ。
たった二週間だったのに永遠のような数日
「ああ、我が家だ」
思わずそんな声が出ました。
そんなわけわからんことを繰り返しブツブツ呟いている僕。
でも、これが我が家だ
この毎日を守るために、もっと頑張ろうと、改めてそう誓いました。
この記事を連載として読んでくださっている方もいると思いますし、カリシウイルスだったり、肥満細胞種の記事を探してたどり着いた方とかもいると思います。
心配で心配でならないと思います。
でも安心してください。
冷静に対処すれば必ず元気になります。飼い主の心が弱っていると、猫たちは心配かけまいと無理をしてしまいます。
そしてその不安な気持ちは必ず本人たちに伝わってしまいます。
ズタズタだった僕が言えたことではありませんが、とにかく心を強く。
そして何かあったらすぐに相談できる動物病院を必ず見つけておいてください。
我々はかかりつけの最強の獣医さんのおかげで、乗り越えられました。
深夜にも関わらず「きていいよ!」と言ってくださって、その翌日の朝一にまた伺って、そんな毎日を送っていました。
GW全日程先生と会っていたくらいですから、もうラブラブですよ
本当に先生がいてくれたおかげで僕たちは今も健康に過ごせてるんです。
動物は話せないからこそ、最もその動物のことがわかるのは飼い主ではなく、信頼できるプロ、つまり獣医さんなんです。
僕らがいくらよく見ていても、異変には気がつけたとしても、原因まではわかりません。
過去記事にもしたことがありますが、
「病院に連れて行くか迷ってるから、似た症状で大丈夫だった人の記事を見つけよう」と言う精神で記事を読み漁るのはやめましょう。
記事を書いている僕が言うのもアレですが、とにかく獣医さんに見せる!!!
そしてそこでもし何かしらの診断をされたら、他のご家庭の猫ちゃんが治療中何を食べたとか何をしてたとか、何が良かったとか、そう言うのは参考にしましょう
でも病気自体を素人判断だけはやめましょう。
何かあったら必ずプロに相談です。
この時から僕の教訓になっています。
そのおかげで、何があっても最速で行動できるようになりました。
命を預かっている身として、お金を出し渋ったり、時間を優先せず、とにかく猫ファーストで、生きていきましょう!!!
ご飯を食べない時に役立った、グッズを最後にご紹介し今回の記事を終わりますね!
意外と知られていないちゅーる
栄養が普通のより多いらしい。普段上げてしまうと、ご飯プラスで太ってしまいそうですが、あんまり食べてくれない時とかは、少量で栄養が取れるのでよいです。
それに加えて
こういったスープ系のご飯などを
こう言ったタイプのシリンジに入れて、少しずつ食べさせてあげていました。
猫の鼻に軽く塗ってあげたりすると、少しかわいそうではありますが、反射で舌で舐めるのでほんの少しずつ食べさせることもできます(獣医さんからご教示いただけました)
あとはゲボ対策として
こちらを使用しまくりました。殺菌しつつ消臭。お掃除に最適です。普段のトイレ掃除でも使用。シュッとすると本当匂いも無くなりますし、猫が舐めても大丈夫なので安心して使えます。
他にも細かく色々書いているのがあるので、そちらも是非参考までに。
健康でいてくれるだけで、僕は幸せなんです。
みんな、元気でいてくれよな。おじさん頑張るからよ
今回の一連の地獄を最初から読みたい方はこちらから
実は食べてない猫たちよりも1番痩せた響介と即日元に戻った愛する猫達
次回
病気のみんなを看病してた時に取っていた猫マスターのメモが病的すぎて怖い
乞うご期待