アホ丸出し感を装いみんなをリラックスさせるリュック、演説まで開いてみんなに安心感を与えようとしてくれたポポロン。ただ家にいるだけの僕。
というスーパーメンズトリオの頑張りの成果なのか、最近女子たちがスケルトン階段にいることが増えた気がする。
これは、もうすぐ降りて来られるようになる布石なのでは・・・?
いや、きっとそうだ!しかしここで焦らないのが猫マスター!じっくり耐えて、待って待って、降りてきたその時最高の幸せを提供する!それだけだぜ!!!
10日を迎えるその日・・・ついに彼女が動いた
最近のスケルトン階段出現率を鑑みても間もなくみんなで一階で過ごせる日も近いんじゃないか・・・?と淡い期待を胸に一階でゴロゴロしていると・・・・
「ニャイーンニャイーン」
何やら声が聞こえる・・・

ソラ「・・・ます・・・・」
え?

ソラ「わたし!いきます!!!!」
ニック「ソラ姫、行きます!」
いや、お前は来ないんかい・・・・

ソラ姫「まだ見ぬ!一階へ!わたしは!2階以外の世界も知りたいの!」
なんかラプンツェルみたいになってる!!!素敵!!!

ズン・・・!
おお〜〜!!!いつもより!一段降りてきた!!!!やばいやばい!この瞬間写真撮れてるとかも相当やばい!
すごい!すごいぞ!!!がんばれソラ姫!!!
ディズニー映画化希望!!

スン・・・
ソラ姫「ここが・・・一階・・・・」
いや、そこはスケルトン階段の7段目ですぅ

ピーボ「はぁ!!?!?!!」
いや、びっくりしすぎだろどうした

魔女ピーボ「あんた!!何やってるの!!!戻ってきなさい!!!下の世界は危険なのよ!!!あなたの命を狙う変態の響介とかたくさんいるのよ!!!戻りなさい!!!」
さすがリスクヘッジの鬼、ボコたん・・・。ラプンツェルの魔女さながらの登場になってますが・・・。ちなみに僕は一人しかいないし変態でもないです・・・

ソラ姫「ということで、今日はこの辺にしておくわ。一階、とても楽しかったわ。ありがとう変態さん」
うん、だからそこは一階じゃなくてスケルトン階段の7段目だし僕は変態さんじゃねえ・・・
ピーボ「早く!早く二階に戻るのよ・・・!」
しつこいな・・・でも心配してあげてるんだよね。危険な場所かもしれないもんね。
2階でもこうやって支え合ってるんだろうなあ。
進歩は進歩である
たった一段、でもこの一段はとても大きい。だってこの一段すら、一週間以降降りて来られなかったのだから。
だからこそこの大きな一歩、いや、一段を大事に!日々過ごしやすい環境を守ることに命をかける!
明日でも明後日でも、来週でもいいから、さらに一段降りてきてね。ボコたん寝てる時とか・・・
さ、今日は大きな一歩の日だ!モグリッチパーティだね!!!
次回
乞うご期待