前回の記事では驚異の基礎をご覧頂き、いかに我が家が見た目だけではなく安全にも考慮した家かが伝わったかなと思います。
普通の家の3倍くらい鉄筋使ってるんですからそりゃ頑丈じゃないと困りますよね。
そんな安心感と共に帰宅し
「後は上棟は待つだけか・・・なんかやることだらけだったから一気に気が抜けて、待ってる間暇そうだな〜」
とか思いながらとこについたのですが・・・・
注文住宅初体験の僕はまだ知る由もなかったのです・・・・上棟の事実を・・・・
上棟とは
棟上げともいうらしいのですが、多分同じ意味です。(勘)
棟上げ(むねあげ)、建前(たてまえ)、建舞(たてまい)、とか色々言い方あるらしいのですが、
「じょうとう」が一番なんか喧嘩強そうなので好きです。
いわゆる、近所で家が建ち出す時に建物全体に足場と布がかかり出す直前のアレ。
他人の家の時は「へ〜。あそこ家建つんだ」くらいのもんですが、いざ自分のことになると
「ウッホホウホ!ブブフォ!」
と語彙力がゼロになります。
そして他人の家の時は全く気づかないもんなのですが、この棟上げ・・・
実は・・・
1日で終わります。
ファッ!!!?
そう、あの柱だらけの骨組み状態になるまでの期間はなんと1日、長くてもたった数日で終わるのです。
2ヶ月とかかるのかと思ってました・・・・。
注文住宅経験ない方は100%びびると思います。
ある日、現場監督に呼び出された僕
現場監督さん「響介さん、〇〇月〇〇日、現場にいらしてください!17時くらいがいいと思います!」
と連絡があったので
「お、大工さんに挨拶したいしちょうどいいや、朝一に一回行こうかな」
と差し入れを大量に持っていき朝9時前に現場に到着。
先日基礎の現場確認で現地に訪れた状態から、コンクリが流し込まれ、更に足場が!
足場がつくと家のサイズ感が想像できるので興奮気味でした。
いよいよここから柱が建っていき、上に伸びていくのです。デカさが・・・感じられるぜ・・・
と興奮しながら「猫のおうち・・・あ、僕のおうちをお願いします!」と大工さん達に差し入れを入れて、仕事して帰りにまた顔出させてもらって、途中経過写真もバッチリ撮らせてもらおーっと!
・・・とか思いながら仕事してたらすごい早く終わっちゃってかなり早めの15時くらいに到着。
「さすがに早すぎたかな・・・?まだ柱一本とかしか建ってねえんじゃ・・・wそしたらいいブログのネタ写真になるな〜w。」
思いながら現地に着くと・・・
そこには、「家」が・・・・
くだらないことを妄想しながら現場に着くと、
「あれ?道間違えました?」
ってくらいに見違える・・・僕の・・・土地に・・・!
家が出来上がってて引きました。
「こ、こいつら・・・人間か・・・?」
と逆に軽蔑しかけました。失礼しましたごめんなさい
衝撃ですよ。ものの数時間で更地にほぼ家が建つなんて。
プロからしたら当たり前なのかもですが、本当に神業。すごすぎます。
逆にでもよく考えりゃ全体の柱のバランスで支えて建てるんですから、全部を同時に完成させないとダメなんですよね。
めっちゃ面白かったのが他の現場に顔を出して戻ってきた現場監督さんが
「お世話になってま・・・って!えっ!!!もうこんなにできてる!!??」
って僕より驚いてたことです。どうやら大工さんたちが
「この家はなんかやべえからテンポ上げてやってかねえとぜ」
的なノリだったらしく現場監督さんが想像していた早さよりもさらに早かったらしいです。
皆様に感謝です。
このまま住もうと思ったら住めるんじゃ・・・レベルまで完成
・・・とは言ってもまあ、もちろん骨組みだけなのでまだ見た目はスカスカ。
壁の一部とかは後日になるようですが、とにかくはやい。
家感は出てきていますが、スカスカの状態。野ざらしになってしまっている以上雨とか大丈夫なのかな?
と思いましたが、おそらくよく聞かれるのでしょうか笑、現場監督さんが自ら
「木材等は腐ったりしないようになっているのでもちろん大丈夫です!」
と材木や仕様のお話をたくさんしてくださりました。こういうところも安心。
ほんといい現場監督さんでよかった・・・。
そして大変な時期に一生懸命頑張ってくれている大工さん達には感謝でしかないです。
いざ家の形状になってくるといきなり襲ってくる謎の不安
数日で全体に壁も床も屋根も全て出来上がり、ここまでくると一気に
「わて!家建ててるぜ!!!」って感じになってきます。
それと同時に
「あれ・・・?あそこの棚・・・本当にいるかな・・・・?」
「待てよ・・・部屋のサイズ感・・・大丈夫なんか・・・?」
「猫との追いかけっこ・・・負けたりしないよな・・・?」
とか全体的に不安になってきます。
しかしそこはしっかり打ち合わせしたんだから大丈夫さ!と気を落ち着けるしかありません。
やはり高いお金が絡んでると心配性になっていきますね。
完全に家のサイズ感がわかるようになったので、手で猫のサイズ感を作って家の中にいるイメージしてみたり
家の中にいると仮定して真横の道路を全力疾走してみたりしながら(猫との鬼ごっこのリハーサル)上棟会の日程まで待ちます。
おそらく近隣の人から
「最近夜な夜な家の周りを全力疾走してる変人がいる」と噂になっていたと思います。
そうです。あれは僕です。ごめんなさい。
しかし僕は追いかけっこに負けたくないので世間の目はまあ知りません。
上棟して、壁が全てついてしまうともう中は見えなくなるので上棟会までは基本立ち入らず挨拶をしたら外から大工さんのトントンカンカンを聞いたりして帰ります。
上棟してから、上棟会までが少し長め。
ここからは外観の変化がないので、ドキドキです。
しかし、ここでただ待ってるだけではないのが注文住宅。
実はカーテンが!家具が!まだ決まっていません!!!
何せ色々わがまま言いすぎたせいで内装だけで手一杯!
家具類は全く決まっていません!実は照明も全ては確定していないという事実。
ソファも!
ラグも!!!
テーブルも!!!!
ベッドも!!!!
スタジオのレコーディングブースの色味も!!!
何も決まっていない!
早めに決めて引き渡しまでに家具が納品されれば、そのまま家の完成時に一緒に入れておいてもらえるので、速攻生活ができるのです。
ついに待ちに待った・・・オホン!もとい、信頼出来る美人インテリアコーディネーターさんと一緒に家具の選定をしまくる日々に突入。
猫のために素材など死ぬほど選んだので一応記事にしようかなと思っております。家の公開後かな〜。悩ましい。
やっと家の中に入っていきます!一気に進みます!
次回、美人インテリアコーディネーターさんとのやり取りで驚愕の事実が判明。僕は醜態を晒す羽目に・・・。
乞うご期待。
次の記事はこちら
本日の新居写真は〜!
すっかり慣れて猫列車製作所を開業した猫たち〜!ポポロンは・・・・次回!