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ベルトに流れてくる猫をひたすらに撫でるだけの単純作業です。

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皆様はバイトはしたことはありますか?

僕は学生時代、「固定のバイト先で働く」というのが苦手すぎてずっと派遣のお仕事ばかりやっていました。

ライブ会場の設営、チケットもぎり、会場の場内案内、掃除係、駐車場のニンジン振り、工場の仕分けや、荷運び、配送関連、、などなど、音楽で稼げるようになるまで力仕事ばかりやっていました。100kgみたいな柵とかめっちゃ運んでました。マッスル響介でした。今はぽよぽよ響介です。

どれも刺激的で記憶には残っているのですが、個人的に性に合っているなと思ったのは「工場でのベルト作業」でした。

ベルトコンベアに流れてくる商品に〇〇を入れる、〇〇を貼る、といったスーパー単純作業。他にも長テーブルにチラシが10枚グルっと置いてあって、机を回りながらそれを折り込む、という作業を15時間やったり・・・

僕はやったことはありませんが、ベルトコンベアに永遠流れてくるペットボトルの中で数百本に一本倒れてるものや、不良があるものがあって、それらを退ける、みたいなタイプのもあるみたいです。

これは自分でやっていてなんですが、なかなか精神力が鍛えられます。

なぜか僕の働いていた工場内では永遠長渕剛さんの「友よ」が流れていて、もともと長渕剛さん大好きな僕は全然嫌な気はしないのですが、10時間くらい働くので単純計算で100回以上聴かされる事になるので、普段長渕剛さん聴かない人はなかなか大変なんじゃないかなと思いました。

とにかく「無」しかし、「無」すぎると仕事に支障が出るので「「半無」である必要があるため、全然時間が過ぎません。当時の上司が言っていました

「この仕事は、働いてるんじゃなくて、時間をお金に変えてるだけだから笑」

という言葉を今でも鮮明に覚えています。その気持ちで曲を書くと、いい仕事ができるんです。

音楽は時間芸術。自分の音楽を人に聴かせるということは人々の時間を奪うということなのです。

だからこそその時間が有意義な、価値のある時間になるように僕ら作曲家は頑張らねばならないのです。

・・とかっこいいこと言いましたが、本職は猫マスターです。

めちゃくちゃ前置きが長くなりましたが、本日はそんなベルト作業のお話です。

猫を撫でるベルト作業

こうして一箇所に集まった猫たちを、ベルト(という名のソファの背もたれ)に誘導し、流します

そして、ムラなく撫でます。流れてきた順にしっかりと。

これは完全に違法行為のリュックですが、ベルトの流れを止めることなく撫でます。こう言ったイレギュラーにも対応できるスキルが求められます。

ボコたんのようにお淑やかな子の時は男子チームのようにガシガシ触ってはいけません。その辺もそれぞれの子達に合わせて撫でる必要があります。

そしてニックは超撫でてほしいのにタイミングが悪いのでボコたんの尻尾と絡まったりします。タイミングを読めるようにしてください。

ソラは最後に撫でられることで一番長く撫でてもらえるということを知っているので、頭脳派です。しかし、あくまで平等にです

撫で終わったら、2週目に入りますが2週目は大体ベルトが故障し、バラバラな状態になります。順番も向きもクソもないので、適当に撫でます

最終的にはベルトが大破し猫圧が襲ってきます。

これに巻き込まれると仕事が手につかなくなる、動く気力がなくなる、などといった症状が現れ、日常生活に支障をきたします。気をつけてください。

しかし、猫圧こそスルーすると一生追いかけてくるのでこれもう争うことはできませんので、ベルトが大破し、猫圧の被害に遭われた方は諦めて大人しく全員を愛でるようにしてください。

以上が業務内容になります。

ちなみに現在は僕一人の勤務で完全にうまく回せているので、新規バイトは募集しておりません。

残念でした・・・

ベルト作業の様子は是非動画でご覧ください!

毎日、幸せ疲れがひどいぜ・・・?

本当に工場時代の気持ちになった響介と逆に僕がロボに見えてるみんな