いよいよお家公開まで残すところあと1記事となりました。
ドキがムネムネします。
しかし、あくまで注文住宅編がひと段落するというだけで本番はむしろその後!ここからさらに幸せ丸出しブログと化すのです!
「ええ・・・猫マスターのお家だっさ」とかなったら嫌だなあとか色々思うところはあるのですが、公開しないと日々の猫圧投稿とかもできなくなっちゃうのでもちろん公開しますからね・・・。
なんとこの記事に至るまでのお家シリーズ総合PV数は100万を超えました。
いや自分のお家がそんなにみられてると思うと改めてすげえなと。これは書籍化待ったなしですね。映画化もしたいし漫画化もしたいな。村田雄介先生に書いて欲しいな。(どんな贅沢)
いうてしまえばただの他人のお家が建つだけの話をここまで読んでくださっていることに感謝いたします。
そんなこんなで大枠の物語はこのお話で一区切り?とはいえ、Vol.41からは猫たちの反応や新居での過ごし方、住んでから発動した問題など書くことは盛り沢山でまだまだ半分くらいかなという感じ。
ということで、Vol.39始まります!
来る引き渡し
お家の代金を支払い、登記手続き等を丸っと済ませ、引き渡しの日を迎えることに。
人生で動かしたことのないレベルのお金を早朝に支払い、住友不動産に入金確認をしてもらい、その足で現場へ。
この入金をしくじったり、遅れたりするの引き渡し日が伸びてしまうので、地味に緊張しました。
ちなみに銀行窓口で支払いを行ったのだが、金額が大きすぎて
「これ・・・なんのお金ですか?」
家です。注文住宅。
「本当ですか?」
はい。本当ですよ。
「本当に本当ですか?値段おかしいですけど」
あ、家ちょっと大きいんで
「ちょっと大きいからってこの価格になりますか?本当に家ですか?」
え、家ですよ。注文住宅。住友不動産。猫と追いかけっこするんです(ニコニコ
「上のもの呼んできます」
えっ
と、何かしらのやばい詐欺団体のやつみたいな扱いをされて危うく警察呼ばれそうになりました。
しかしそうなることは想定していたので契約書や請求書を用意していたのでことなきを得ました。がなんか偉い人いっぱい出てきて怖かったです。
無事支払いを終えたものの、ただお金を支払っただけなので実感が湧いていない。ただ口座から大金がなくなっただけである。悲しい。
日々現場に足を運んでいても、どこか
「本当にここに住むんかな」
という疑念のようなものが取り巻いていた。
というのも契約日にコロナ禍にぶち当たり、着工直前に緊急事態宣言。思うようにことが運ばないなか、結構大きめの地震があったり台風が来たり、
「何かしらの何かが起きてこのまま行為中止になったりしちゃうのかな?」とか色々不安もあった。
だからこそこうして引き渡しの日を迎えられたのはすごく嬉しいのだが、なんとも現実感がない。
そもそも本当にこんなでかい家にワシが住むんか?というそもそも論すぎる疑念もあった。
そんなまだ「他人の家」のような感覚の玄関を開けた。
これが・・・本物の・・・・新築
当たり前だがこれまではずっと工事が行われていたため資材の破片や木材をカットした際の木屑が舞っていたり、作業音を含めて常に色々な音が鳴り響いていた現場。(コーブの歌とかな)
しかし引き渡しの日になればそれらが嘘のように、あたかも元々その場にこの家があったかのような綺麗さで佇んでいる。
作業でついてしまった汚れや傷などもすべてクリーニングされ、今のいままではがされる事のなかった床材をカバーする養生が剥がされ、とんでも無く綺麗な鏡面の床が露わになっている。
家具入りの全体公開は明日!お楽しみに!
そこにあるのは紛れもなくTHE新築だ。
感無量。こういう時に使う言葉なんやろな。と鑑賞に浸りながらリビングへ向かうと・・・・そこには・・・・
そこで待ち受けていたのは・・・
前担当!!!
途中で辞めてしまい、そのせいで色々情報伝達がうまくいかず、たくさんの問題を起こすきっかけになった男!!!
よくも顔出せたなこのやろう!とかちょっとだけ思いつつも、この人がいなかったらこの家は建たなかったというのも事実。感謝している。
と思考を巡らせていると、現場監督さんが前担当を僕の前に連れてくるや否やスッと腰につけた工具を差し出し
引くくらいの笑顔で
「さぁ、好きなだけこいつをぶん殴ってください!(ニコニコ)」
いや、怖いな!サイコパスかよ!!!
色々あったけどそこまで恨んではねえよ!
「やってくれましたね〜笑!でも感謝してます。ありがとうございます。」
とだけ伝えた僕に、前担当はこう言った。
「住友不動産で担当した最後のお家がこんなにいい家になってすごく嬉しいです」
と。なんやかんや、この人も有能で、僕の理想を叶えるために頑張ってくれていた。
コロナ禍での出会いでなければこんなことにはなっていなかったかもしれない。
仕方ないことは仕方ないのだ。こうして無事家が建った(住友内部ではめちゃ迷惑被ってると思うが笑)それで満足なのだ。
無論殴るようなことはなく笑、笑顔で共に家を見て回った。
家の確認をしている際の前担当とのやりとり
前担当「ええ汗!?ここ図面間違ってましたか汗!!?」
僕「ああ、そこはなんか違うと思って変えたんですよ。」
前担当「えっ」
前担当「ええ汗!?ここも!窓ありましたよね汗!?図面間違ってましたか汗!!?」
僕「ああ、そこもね、変えたんですよ。取った。」
前担当「えっ」
前担当「うわあ!汗!?こ、ここも、床が汗!違いませんか汗!?図面間違ってましたか汗!!?」
僕「ああ、そこはね、直前で変えたんですよ」
前担当「えっ」
前担当「うわあ!汗!?こ、ここも図面間違ってましたか汗!!?」
僕「ああ、そこはね、直前で変え」」
前担当「ちょっと待って下さい、これ僕の知ってる家じゃないです」
もはやコントみたいなノリだったが、こんな明るく愉快で、でも有能な人達のおかげで、このヤバい家が建ったのだ。
色々もらった猫マスター
キッチンやらスケルトン階段やらも明日公開!
入った瞬間のリビング中央には僕が突然変更した床材や、誤発注された窓やテレビボードの破片など、余った部材が大量に置かれていた。
「あれ?これ破棄しないんですか?」
と聞くと
現場監督さんがこう言った
「いや、響介さんなら使う!欲しい!とか言いかねないので、捨てるなら置いていこうかなと思いまして笑。リフォームとかにも使えるので。会社に持って帰っても捨てることになるだけなので・・・。」
いや、流石に半年くらい付き合ってきただけありますね!よくわかっとるね!!!
イエス!もらう!欲しい!!キャットウォークとか色々作れそうな板もあるし、なんかきっと使い道あると思う!(ない気がものすごいする)
そんなこんなで引き渡し
補償や、色々な説明、契約のお話をして、ついに最後の印鑑を押した。
この瞬間、この家が正式に僕の家になったのだ。
ついに。ついにやったよ。みんな。みんなの家だよ。僕、少しは頑張ったかな。
ワンルームから始まって、マンション買ったけど、もっと外見せたく庭部屋作ったり色んなことしたね。そこから縦移動を増やしたい、もっと広くしたい大きな窓で自由に日向ぼっこさせたい。いろんな想いからついに実現したよ。有言実行の猫マスターだよ。
みんなには幸せにしてもらいまくりました。いや、現在進行形で幸せにしてもらってる。だから、ここからさらに恩返しさせてもらう。もっと頑張るから、ずっと元気でいてね。この家で毎日鬼ごっこしようね。
大好きだぜ、みんな。
次回
ついに、家具の入った新居を大公開!皆様、毎日更新応援ありがとうございます!
しかし!そのまた次の記事からは、お待ちかね!猫たちと新居記事がスタートします!!!
引越しの際に気をつけることやその際の様子など細かく毎日更新していきます。
今後の流れとしては、明日家具入りの全貌を公開、その後猫たちの様子を公開しつつ、お問い合わせの多い家具関連、猫グッズ関連をどんどん公開していきます。
この家を建てたことで我が家の猫はもちろん、世界の猫と暮らす人々が触発されて少しでも猫たちのために何かしてあげたくなってみんなが幸せに包まれることを祈っております!
そんなお話を僕の本でもしているので、是非買って下さい。
現場監督さんたちとの付き合いはここで終わらず、建った後、住んだ後も手厚いサポートがたくさんあるのです。
その辺で起きた問題や温かいお話なんかもたくさん書いていきますのでブログをブックマークしてもらって、是非毎日読んでください。
振り返りたい方、是非最初から読んで感動の準備をお願いします!
それでは、明日を!お楽しみに・・・・!
感動の家の引き渡し記事はこちら
感動の瞬間を見逃すな・・・!
41話からは猫達の様子も見れます!